ジャワ島の鉄道 インドネシアの鉄道 駅弁・車内販売ほか 記録 2019/7インドネシア 夜行列車

20,スラバヤからジャカルタへ:アルゴ・ブロモ・アングレック(Argo Bromo Anggrek)3列車:ラグジュアリークラス(Kelas Luxury):2019/8/4【2019/7インドネシア】

投稿日:2019年11月23日

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スラバヤからジャカルタへは、スラバヤのパサール・トゥリ駅を20時に出発するアルゴ・ブロモアングレック(Argo Bromoanggrek)で向かう。アルゴ・ブロモ・アングレックは、ジャカルタのガンビル駅とスラバヤのパサール・トゥリ駅とを、ジャワ島の北本線経由で結ぶインドネシアの看板特急列車である。昼と夜に1便ずつ運行されており、今回は夜の便に乗車することとしていた。

ジャカルタ首都圏では、この日大規模な停電があった。18時過ぎにトゥンジュンガンホテルのロビーでインターネットをしていた際にそのことを知った。まだ復旧していないらしい。今から向かって大丈夫なのか、やや不安であったが、悩んで解決する問題ではないので、このまま向かうことにする。

18時半にホテルで荷物を引き取り、タクシーでパサール・トゥリ駅へ向かう。渋滞はあったが、19時にはパサール・トゥリ駅に到着した。

 

2019/8/4:Argo Bromo Anggrek:3:Surabaya Pasarturi → Gambir

自動チェックイン機で乗車券を発券する。今回は、アルゴ・ブロモ・アングレックで2018年から連結されているラグジュアリークラス(Kelas Luxury)に乗車することにしていた。料金はRp1,357,500(10,750円)であった。1等Eksektifの2倍以上の値段だったかと思う。

1等Eksektifよりも上級のクラスといえば、2018年8月にバンドンとジャカルタを結ぶアルゴ・パラヒャンガン(Argo Parahyangan)でプライオリティ(Priority)クラスに乗車したことがあるが、ラグジュアリーはそれを越えるクラスという位置づけのようである。

【→プライオリティクラスの乗車記録はこちら

ラグジュアリークラスは、現在ではアルゴ・ブロモ・アングレックのみに連結されているらしい。編成に1両のみの連結で、計18席である。tiket.comを見る限り、満席で予約できない日もあった。今回も、tiket.comから事前に予約をしておいた。駅のチェックインカウンターに予約番号を打ち込み、乗車券を発券した。

 

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改札を受けてホームに入る。

ホームには祈祷室があった。

 

20時00分発のアルゴ・ブロモ・アングレック(Argo Bromo Anggrek)3列車、ジャカルタ・ガンビル行きは、既に改札口に一番近いホームに停車していた。

サボ(ガンビルにて撮影)。

先頭はディーゼル機関車で、すぐ後ろに荷物車、その次にラグジュアリークラスが連結されていた。その後ろに1等Eksektifの車両が連なっている。

 

車内に入る。この写真から分かるとおり、車内に入ると、正面にトイレがある。ラグジュアリークラスの車両は、ドアが客車の両端に左右対称にあるのではない。進行方向前寄りのデッキには左右共にドアがあるが、後寄りのデッキには進行方向左側のみにドアがあり、右側はトイレが設置されている。車両の作りからして変わっている。

車内では客室乗務員が出迎えてくれた。まだ乗客は少ない。座席に荷物を置き、先に写真を撮っておくことにした。

車内は、1列+1列の座席配置である。座席は転換できず、車内の左右いずれかは進行方向に対して後ろ向きの座席となる。これは座席の配置の都合上やむを得なかったのであろう。

私の座席は後ろ向きの座席であった。後ろ向きに座ると酔うことがあるので苦手なのだが、この列車では、大半の時間を寝て過ごすことになるから問題はないだろう。

また、座席は、通路側から窓側に向けて斜めに設置されている。この配置によって、座席をフラットにしたときにも足下のスペースを確保することができるというわけである。飛行機のビジネスクラスの座席に似ている。

座席上には予め毛布が置かれていた。

座席のリクライニングの操作は電動である。パネルを使って操作する。

リクライニングを最大にまで倒してみる。フルフラットにはならないが、寝るには十分の角度である。後で調べたところ、リクライニングの最大角度は170度とのことであった。私の身長が165cmと小柄であることもあるのかもしれないが、足も伸ばすことができた。

電源とUSBポートがある。

鍵付きの小物入れも設置されている。小物入れの中にもUSBポートがある。気の利いた作りである。

窓と反対側の肘置き下には物入れがある。とりあえず毛布をそこに入れておいた。

各座席にゴミ箱が設置されている。客室乗務員が時々回収に来た。

 

座席には個人用モニターが設置されている。映画を見たり音楽を聴いたりすることができるようであった。イヤホンは座席にはなかったが、借りることができるのかもしれない。

日本語メニューもあったが、日本語の番組があるわけではなかった。

食料と飲料の案内のページでは、なぜか日本の写真のフォルダがあった。

地図を出しておいた。

 

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出発10分前の19時50分からホーム上ではウェストミンスターの鐘が鳴り始める。

定刻20時00分にパサール・トゥリ駅を出発した。乗客は少なく、車内は5人程度だったかと記憶している。

出発してしばらくすると、まず客室乗務員がアイマスクを持ってくる。

次いで、食事のサービスが始まった。メインの弁当の前に、ペットボトルの水2本、グァバジュース、プディング、ローストナッツ、温かい飲み物が手渡される。温かい飲み物は、コーヒーとお茶から選択でき、お茶をもらう。ジャスミン茶であった。いずれも好物であり、嬉しいサービスである。

20時30分に弁当が配られる。

中には、揚げ物、野菜炒め、ご飯とクルプック(えびせん)が入っていた。インドネシアらしい弁当である。美味しく頂く。ボリュームはあり、しっかりとお腹が膨れた。

もっとも、このように見ると、食事のサービスはそこまで豪華というわけではない。プディングやローストナッツはコンビニで安価で買えるようなものであり、弁当の食材も名産品が詰め込まれているわけではない。そういった意味では、同じ優等クラスでも日本の新幹線のグランクラスとは方向性が異なるようである。

21時15分、弁当箱やお菓子のゴミが回収される。ちょうどボジョネゴロ付近を走行中であった。

トイレに行くついでに車内をもう一度見てみる。以前、バンドンからジャカルタまでアルゴ・パラヒャンガンに連結されているプライオリティ(Priority)に乗車した際には、車端部にお茶のセルフサービスコーナーがあったが、この車両ではそれは省略されたようである。あるいは、客室乗務員に告げれば無料で準備してくれるのだろうか。ここらへんはよく分からない。

トイレは、デッキに洋式が1つ設置されている。18人の車内であるから、1つで十分なのだろう。

21時45分、車内が減灯される。座面をほぼフラットになるまで倒す。車内は冷房が効いており、毛布はあるものの寒い。長袖の上着を着て眠りにつく。

23時44分、スマラン・タワン(Semarang Tawang)に到着する。24分遅れである。徐行する感覚で目が覚めた。スマランでラグジュアリークラスは満席になった。

 

2019年8月5日月曜日。

2時30分、チルボン(Cirebon)に停車していた。走行時はよく寝られるが、逆に停車すると目が覚める。隣のホームには、ジョグジャカルタとジャカルタを結ぶタクサカ(Taksaka)が停車していた。

再び寝入る。5時過ぎに目を覚ます。定刻であればジャカルタに到着している時間であるが、列車はまだ走っている。車内の灯りもまだ暗いままである。

5時05分、車内の灯りが付く。

5時11分、ジャティネガラ(Jatinegara)に到着する。定刻が4時42分であるから、30分の遅れである。駅の電気もついているし、電車も通常通り運行している雰囲気である。停電は回復したのだろう。安心する。

ジャティネガラを出ると、おしぼりのサービスがある。ありがたいサービスである。

マンガライから高架線に入り、終点のガンビルには5時30分に到着した。ちょうど30分遅れでの到着であった。

たった一回乗っただけであり、そもそもインドネシア国鉄がどのような客を想定してこのクラスを設定したのかを私は知らないので適切な評価はできないが、面白い車両を作ったなと思う。やや高めの値段設定ではあるが、宿泊費と交通費と食費を合算したと考えれば、あまり気にはならない。快適な一晩を過ごすことができた。私個人としては大満足であった。

 

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