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5,ジャカルタからブミアユへ:ファジャール・ウタマ・ジョグジャ(Fajar Utama Yogya)118列車:2019/2/2【2019/2インドネシア】

投稿日:2019年10月2日

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2019年2月2日土曜日。この日は、プルプック(Prupuk)からテガール(Tegal)への路線に乗る。そのために、まずは、6時15分にパサール・スネン(Pasar Senen)を出るジョグジャカルタ行きの列車でブミアユ(Bumiayu)へ向かう。

5時過ぎに起床し、準備を済ませ、5時40分にチェックアウトをする。ロカサリの前から、たまたま通りかかったエクスプレスタクシーに乗り、パサール・スネン駅へ向かう。エクスプレスタクシーの運転手、Rp50,000でいいかと言ってきたので、メーターで行くよう言うと、Rp40,000に値下げした。それでも高いような気はするが、時間もあるわけではないので、承諾する。エクスプレスタクシー、かつてはメーターで行ってくれる会社だったのだが、今回がたまたまだろうか。6時にパサール・スネン駅前に到着する。駅前は、鉄道利用者を乗せたタクシーで渋滞している。駅の入り口が見えたところで、中に入る必要はないと告げ、お金を払い車を降りる。

 

2019/2/1:Fajar Utama Yogya:118:Pasar Senen → Bumiayu

パサール・スネン駅は、ジャカルタ発着の中長距離列車の第2の始発駅で、主に2等Bisnis、3等Ekonomi主体の列車の始発駅となっている。この駅を利用するのは初めてで勝手が分からず、出発まで15分しかないので、やや焦る。

人混みの中、急ぎ足でチェックインを済ませ、改札口へ向かう。外の通路は狭く、荷物を多く持った客で混雑している。もっとも、ホームに着いた時点で出発までまだ7,8分の余裕があった。

乗車券。

ジョグジャカルタ行きのファジャール・ウタマ・ジョグジャ(Fajar Utama Yogya)は、改札を出てすぐのホームに停車していた。この列車は2等ビスニス(Bisnis)車のみで構成されている。Bisnis車が9両で、3号車と4号車の間に食堂車が挟まれていた。ブミアユに到着時に確認したところ、車両はいずれも古く、1980年代に製造された車両が中心で、一部には70年代に製造されたものもあった。現在の国鉄はこのBisnis車を新造する気はなく、むしろ3等Ekonomiの質を向上させる方針でいるらしい。これまでBisnis車にはたびたび乗車してきたが、乗ることができるのも残りあとわずかのようである。

車内は座席の背もたれの向きを進行方向に合わせて倒すタイプの転換クロスシートであり、乗客全員が進行方向を向くことができる。また、4人で前後の席をとった場合には、背もたれの向きを変えてボックスにすることもできる。

 

6時17分、2分遅れでパサール・スネンを出発した。tiket.comで満席表示が出ていたことから予想はできていたが、やはり車内は満席であった。

クッションを持った係員が廻ってくる。有料での貸し出しらしい。その後に、弁当を積んだワゴンを押した車内販売員が来る。朝食を食べていなかったので、ナシゴレン弁当を注文する。Rp35,000也。一緒に頼んだ水はRp6,000であった。ナシゴレン弁当の箱には、"Nasigoreng Parahyangan"と書かれている。メインのナシゴレンの他、骨付き鶏肉と目玉焼きが入っている。ナシゴレンは辛めの味付けで美味しかった。

領収書。

 

パサール・スネンを出ると1時間半以上ノンストップで走り、8時08分、最初の停車駅であるHaurgeulisに到着する。次いで、8時45分、ジャティバラン(Jatibarang)に停車する。

チルボン(Cirebon)には9時15分に到着した。チルボンで北本線と南本線とが分岐する。この列車は南本線をクロヤの方へ向かう。

車内ではほとんど寝て過ごす。朝早い列車だからか、周りも大半の客が寝ている。子供連れも多いが、その割には静かである。

 

時刻表によれば、降車駅であるブミアユには10時34分に到着する。寝過ごさぬよう思いながら睡眠をとる。Bisnisの座席は,普通に座っている分には結構快適なのだが、寝るのにはあまり向いていない。特に、隣に客がいると、あまりもぞもぞ動くわけにはいかず、しかしなかなか姿勢が決まらない。寝たり起きたりをくり返す。10時25分に眼を覚まし、その後は寝ない。ブミアユには、6分遅れの10時40分に到着した。

ブミアユは山の中の小駅といった雰囲気であった。降者客は多くない。

 

ホームから見たブミアユ駅駅舎。

 

ブミアユを出発するファジャール・ウタマ・ジョグジャ。

 

ここから駅の外に出る。

ブミアユ駅駅舎。

ブミアユ駅前。田舎の雰囲気である。

 

【2019/2インドネシア】(目次

4,ジャカルタ:スパークスライフジャカルタ(Hotel Sparkslife Jakarta):Superior:2019/2/1【2019/2インドネシア】

5,ジャカルタからブミアユへ:ファジャール・ウタマ・ジョグジャ(Fajar Utama Yogya)118列車:2019/2/2【2019/2インドネシア】【←本記事】

6,ブミアユからスマランへ:Joglosemarkerto 7079列車:2019/2/2【2019/2インドネシア】

 

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【2等ビスニス(Bisnis)車の過去の乗車記録】

10,キサランからランタウ・プラパットへ:スリビラ(Sribilah):2017/8/13【2017/8インドネシア】

15,ジャカルタからテガールへ:チルボンエクスプレス(Cirebon Ekspres):2014/2/21【2014/2インドネシア】

21,ジャカルタからチラチャップへ:プルウォジャヤ(Purwojaya)72列車 (1):2013/11/3【2013/10インドネシア】

 

【ジャワ島のその他の中長距離列車の乗車記録】

15,バンドンからジャカルタへ:アルゴ・パラヒャンガン(Argo Parahyangan):プライオリティ(Priority):2018/8/16【2018/8インドネシア】

9,ジャカルタからソロへ:アルゴ・ラウ(Argo Lawu):2018/2/3【2018/2インドネシア】

11,ソロからスマランへ:ブランタス(Brantas):2016/9/17【2016/9インドネシア】

10,クディリからソロへ:マリオボロエクスプレス(Malioboro Ekspres):2016/9/17【2016/9インドネシア】

14,スラバヤからスマランへ:ジャヤバヤ(Jayabaya)(1):2015/2/24【2015/2インドネシア】

22,スラバヤからデンパサールへ(1):ムティアラ・ティムール(Mutiara Timur)85列車:2013/3/23【2013/3インドネシア】

36,バンドンからスラバヤへ:アルゴ・ウィリス(Argo Wilis)6列車(1):2011/9/20【2011/9インドネシア】

30,ジャカルタからバンドンへ:アルゴ・パラヒャンガン(Argo Parahyangan):2011/9/18【2011/9インドネシア】

 

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