30,ジャカルタからバンドンへ：アルゴ・パラヒャンガン（Argo Parahyangan）：2011/9/18【2011/9インドネシア】

投稿日：2019年7月15日

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2011年9月18日日曜日。この日は11時30分の列車でジャカルタからバンドンへ移動する。

うだうだとベッドで過ごし、9時頃に起きる。昨晩の食事のせいだろうか、胃にはもはや何も残っていないと思われるのだが、いまだ吐き気がひどい。ただ、食べないともっと具合が悪くなるような気がしないでもない。近くのコンビニに行き、クランベリーのジャムが入ったウエハースを買い、それを食べる。胃薬も飲む。その後もベッドに入る。

10時30分にチェックアウトをする。吐き気が止まらない。一瞬、ここでもう2泊くらいしようかなと思うが、今回は、あまり予定を変更したくない。

バンドン行きの列車はガンビル駅始発なので、まずガンビル駅に向かう。元気だったらマンガブサールから"Commuter Line"で向かうのだが、この体調であるからやむを得ない。ホテル近くでブルーバードタクシーを捕まえて、ガンビル駅へ行く。タクシー代Rp20,100に、駅構内の駐車場代金Rp2,000が加算される。

2011/9/18：Argo Parahyangan：No.24A：Gambir→Bandung

乗車する列車は、11時30分発のアルゴ・パラヒャンガン（KA Argo Parahyangan）である。アルゴ・パラヒャンガンは、ジャカルタとバンドンを結ぶ中距離優等列車で、1日に6往復運行されている。編成は1等車に当たる"Eksekutif"と2等車に当たる"Bisnis"から構成されており、3等車に当たる"Ekonomi"は連結されていない。

私が乗る列車は11時30分の列車である。切符を見せて改札を通り、2階の待合室へ行く。

売店でポカリスエットを購入して飲む。外は暑いので、脱水症状にならないようにしなければならない。

11時10分に構内放送が入る。インドネシア語に続いて英語の放送も入るが、バンドン行きの列車が到着したという。客が続々と3階のホームに向かう。

列車は4番線に停車していた。

私は"Eksektif"の乗車券を持っている。乗車券には2号車の5Dと書かれているので、入口の係員に乗車券を見せて、2号車に乗車する。指定されたのは窓側の座席で、通路側には既に客がいた。この列車も結構混雑している。

"Eksektif"の座席は転換リクライニングシートであった。シートピッチは広い。フットレストもある。日本で言えば、指定席以上グリーン車以下といった感じの座席である。座り心地も悪くない。普通の車内である。車内の前と後ろの壁にはテレビがあり、出発前から番組を放映している。

列車は11時30分にガンビルを出発する。定刻である。

マンガライで高架から地上に降り、ジャティネガラには11時40分に到着する。3分ほど停車し、客を乗せる。

続けて、11時56分、ブカシに停車する。ここまでは通勤列車も数多く走っている。12時に出発する。

ブカシを出ると、車内販売が回ってくる。日本のようにカートで持ってくるのではなく、まずお盆に飲み物をのせて車内を巡回し、次にご飯物をのせて車内を巡回し、といった感じである。昼食時だからか、買っている客もぽつぽつといるが、大半は持参の弁当を食べている。体調は良くなってきたが、食欲はないので、何も買わない。

検札も来る。車掌が切符を確認してサインをして、後ろに付き人がいて、その人が座席表に記入している。

12時10分頃、パナソニックの大きな工場の横を通過する。

車窓からは田園風景が見られる。時折墓地が見えたりもする。

所々に駅があるものの、この列車は止まらない。ホームには人が多くいるので、"Ekonomi"主体の列車が走っているのだろう。また、駅の近くにはスラムが形成されている場合が多い。トタン屋根が時折見える。