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12,江北から長崎へ:JR長崎本線:キハ47形:2022/12/25【2022/12九州】

投稿日:2023年2月4日

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2022年12月25日日曜日。この日は、江北から長崎本線で長崎へ向かい、長崎の路面電車に乗った後、島原鉄道に乗車し、島原から熊本まで船で移動し、新幹線で福岡へ向かう。

最初に乗車するのは長崎本線である。長崎本線は、かつては全線電化で、博多と長崎を結ぶ「特急かもめ」が1日22往復運行する幹線路線であった。ただ、西九州新幹線の開業と共に、肥前浜~諫早間は普通列車のみの運行となり、コスト削減のため肥前浜より先の電化設備が撤去された。もっとも、同区間の普通列車に関して言えば、西九州新幹線開業前から本数は少なかった。現在、佐賀・長崎県境を跨ぐ肥前大浦~小長井間の普通列車は1日8往復である。

 

2022/12/25:JR長崎本線:普通:江北→諫早

この日は、江北を7時27分に出る長崎行きの普通列車に乗車した。この列車を逃すと、長崎本線経由で諫早まで行く列車は13時過ぎまでない。

江北駅南口。

江北駅の改札口前には既に門松が立っていた。クリスマスが終わればもうお正月である。

 

列車はキハ47形2両編成であった。外装は青を基調としており、JR九州のプレスリリースによると、これは有明海をイメージしているという。また、車体側面のラインは、「朝日を浴びて光り輝く黄色の波と、夕日が波間に沈むイメージでオレンジ色の波を表現」しているとのことである。車体側面の上部には、この車両が運行する地名がローマ字で表記されている。

 

車内は、従来のキハ47形とほぼ同じである。

 

車端部。

 

運転台付近。

脇にはゴミ箱が置かれている。

 

トイレは、和式から洋式に変更されていた。ここだけ新車のような内装であった。

 

ボックス席は空いていたが、進行方向左側の有明海側は全て埋まっていた。右側のボックスに座った。

列車は定刻7時27分に江北を出発した。すぐに佐世保線と分かれる。

 

肥前鹿島で高校生がまとめて降りていき、2両目の客は4名だけになった。左側のボックスに移動した。この駅までは、博多から直通の「特急かささぎ」が1日7本設定されている。

 

車窓から。

 

肥前浜駅。電化区間はここまでであり、肥前浜から先は長崎まで非電化区間である。

 

肥前七浦駅。駅舎は木造で、1934年に建てられたものとのことである。

 

肥前七浦を出ると、進行方向左側に有明海が見える。

 

肥前飯田で江北行きと行き違いをした。佐世保観光名誉大使であるEXILEのTAKAHIRO氏がデザインした「Choo Choo 西九州 TRAIN」という車両であった。車体には魚やら鬼やら色々描かれているが、長崎、佐賀の名品、伝統、文化を散りばめたとのことである。

 

多良駅。太良町大字多良に位置する。「太良」も「多良」も「たら」と読む。

 

有明海沿いを進む。

 

小長井駅で肥前浜行きと行き違いをした。

 

諫早駅の一つ手前の東諌早駅は、盛土の上にある。

東諌早を出ると、諫早の市街地に入る。

 

諫早には8時50分に到着した。この列車は、諫早で14分停車した後、長崎本線の新線を経由して長崎へ向かう。ただ、この経路は、昨日、長崎から佐世保に行く際の区間快速シーサイドライナーで乗車済みである。そこで、長崎本線の旧線を通る列車に乗るべく、この列車を諫早で降りた。

 

諫早駅のホームには、自由席特急券の販売機がまだ残されていた。もちろん、「使用停止」となっている。いずれ撤去されるのだろう。

 

2022/12/25:JR長崎本線(旧線):普通:諫早→浦上

諫早からは、長崎本線の旧線で長崎へ向かう。諫早の2つ先の喜々津と、長崎の1つ手前の浦上との間には、旧線と新線の2本の経路がある。旧線は、大村湾沿いを走り、長与駅を経由する。駅の案内では「(長与経由)」と案内されている。一方の新線は、1972年に開通し、旧線に比べて6.7km短縮され、高速運転に適した線形となっている。かつての「特急かもめ」も新線経由であった。

次の旧線経由の列車は、8時58分発の長崎行きである。今回は浦上まで乗車するが、この列車の浦上到着時刻は9時44分である。先ほど江北から乗車した列車は9時04分に諫早を出て、新線経由で長崎へ向かうが、こちらの列車は浦上に9時34分に到着する。旧線経由の方が、距離が長い分、所要時間も長いのである。

 

8時58分発の長与経由長崎行きは、YC1系2両編成であった。

【→YC1系の乗車記録はこちら

 

喜々津を出ると旧線に入る。喜々津から大草にかけて、大村湾が車窓から望める。

 

車窓から。

 

長与まで来るとマンションが目立つようになった。列車の方も、長与までは空いていたが、長与、高田で多くの乗車があり、立ち客も多くなった。

 

新線と合流して、浦上には9時44分に到着した。長崎の1つ手前の駅で、長崎電気軌道との接続駅である。今回はここで降りた。

 

浦上駅。まだ真新しい高架駅であるが、長崎~浦上間の連続立体交差事業に伴い、2020年3月に高架化されたとのことである。

 

【2022/12九州】(目次

11,江北:HOTEL R9 The Yard 江北:ダブルルーム:2022/12/24【2022/12九州】

12,江北から長崎へ:JR長崎本線:キハ47形:2022/12/25【2022/12九州】【←本記事】

13,長崎電気軌道:2022/12/25【2022/12九州】

 

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