1,序【2023/10四国】

投稿日：2023年11月13日

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JR四国では「バースデイきっぷ」という企画乗車券を発売している。この乗車券は、誕生月に限り、JR四国全線、土佐くろしお鉄道全線、JR四国バス（路線バス）に連続する3日間乗り降り自由というきっぷで、自由席用とグリーン車用がある。自由席用は特急列車の自由席に乗車可能、グリーン車用は特急列車のグリーン車・指定席に乗車可能というもので、自由席用は12,000円、グリーン車用は15,000円である。

私は、これまで四国の鉄道にほとんど乗っていない。本四連絡の快速マリンライナーのみである。そこで、今回は、この乗車券を使って、四国の乗りつぶしをすることにした。

まずは、自由席用にするかグリーン車用にするかであるが、JR四国でグリーン車が連結されている定期特急列車は多くない。岡山と松山を結ぶ特急しおかぜ、岡山と高知を結ぶ特急南風、高松と松山を結ぶ特急いしづちの一部、高知と中村を結ぶ特急あしずりの一部、新居浜と松山を結ぶモーニングEXP松山、伊予西条と高松を結ぶモーニングEXP高松のみである。旅程を立てながら、グリーン車が連結されている列車に乗車する機会がほとんど無いことに気づき、今回は自由席用を購入することにした。

「バースデイきっぷ」は、JR四国の駅のみどりの窓口、みどりの券売機プラス、ワープ支店及び四国内の主な旅行会社で販売されているほか、JR四国ツアーズのウェブページからも購入可能である。東京に住んでいるので、今回はJR四国ツアーズのウェブページから購入した。乗車券の開始日を10月20日金曜日として申し込む。乗車券12,000円に送料450円が加えられ、12,450円をクレジットカードで決済する。決済の後、指定されたメールアドレスに、生年月日が記された公的書類の写真を送る。数時間で確認できた旨の返信があり、3日後に郵便書留で乗車券が届いた。

今回の旅程であるが、まずは10月19日木曜日の晩に徳島行きの夜行バスに乗車する。海部観光の「マイ・フローラ号」を予約した。「マイ・フローラ号」は、一般的な大型の観光バスタイプの車両であるものの車内の座席数はわずか12席で、各座席が個室のようになっていることで有名なバスである。

20日金曜日は、徳島から高松、松山、宇和島と移動した後、宇和島から宿毛までバスに乗り、宿毛から高知まで再び列車で移動する。21日土曜日は、高知から奈半利、室戸を経由して徳島まで向かう。この「バースデイきっぷ」の対象外ではあるが、数年前に、阿佐海岸鉄道が「DMV」という乗り物の運行を開始したので、これにも乗車する。22日日曜日は、徳島から阿波池田、琴平と移動し、「バースデイきっぷ」の対象外であるが、高松琴平電気鉄道（ことでん）にも全線乗車する。その後、岡山に出て、岡山空港からANAの最終便で東京に戻る。

2023年10月19日木曜日（夜行バス泊）

2,東京から徳島・阿南へ：海部観光「マイ・フローラ」：2023/10/19【2023/10四国】

2023年10月20日金曜日（高知泊）

3,阿波橘から徳島へ：JR牟岐線：特急むろと2号：キハ185系：2023/10/20【2023/10四国】

4,徳島から児島へ：JR高徳線ほか：特急うずしお6号：2700系：2023/10/20【2023/10四国】

5,児島から松山へ：JR予讃線：特急しおかぜ7号：8600系：2023/10/20【2023/10四国】

6,伊予鉄道・市内電車：6号線（本町線）：2023/10/20【2023/10四国】

7,松山から宇和島へ：JR予讃線・内子線：特急宇和海19号：N2000系：2023/10/20【2023/10四国】

8,宇和島から宿毛へ：宇和島自動車：2023/10/20【2023/10四国】

9,宿毛から高知へ：土佐くろしお鉄道・JR土讃線：特急あしずり18号：2700系：2023/10/20【2023/10四国】

10,高知：ホテル港屋：シングルルーム：2023/10/20【2023/10四国】

2023年10月21日土曜日（徳島泊）