高松琴平電鉄長尾線は、高松市の瓦町を起点にさぬき市の長尾まで14.6kmを結ぶ路線で、開業は1912年とかなり歴史のある路線である。現在、ほとんど全ての列車が、高松側では琴平線に乗り入れて高松築港を起点としており、昼間は24分間隔で運行している。
2023/10/21:高松琴平電気鉄道長尾線:普通:高松築港→長尾
琴平から琴平線に乗車して高松築港まで来た後、近くのうどん店で軽く食事をして、再び高松築港駅に戻ってきた。
次の長尾線直通列車は、10時32分発である。
今回の列車も1200形2両編成であった。元京急700形である。緑色は長尾線のラインカラーである。
三木町のヘッドマークが掲げられていた。長尾線は、高松市から三木町を経てさぬき市の長尾へ向かう路線である。
車内。
18m車であるが4ドアである。そのため、ドア間が短い。
運転台後ろにも席がある。ここが空いていれば、座りながらの前面展望が可能である。
ドア。
一部のドアの上には路線図が入れられている。
乗車した車両は、1971年(昭和46年)に川崎重工で製造され、京急700形として運用に就いた後、2003年に京急ファインテックで改造のうえ高松琴平電鉄に譲渡された。
列車は定刻10時32分に高松築港を出発した。瓦町を出ると琴平線と分岐して長尾線に入る。瓦町で車掌が降りて、長尾線内はワンマン運転である。
しばらくは市内中心部の路地裏といった感じのところを走行する。
水田に近づくと高架を走る。
高架駅の水田には10時52分に到着した。ここで降りる客が多く、一気に車内が空いた。水田で高松築港行きの列車と行き違いをした。
水田を出ると、車窓風景も長閑になってきた。
10時58分に高田に到着した。
11時04分に平木に到着した。平木駅には車輌留置用の側線がある。平日には平木駅を始発・終着とする列車もラッシュ時間帯に設定されている。
平木駅で高松築港行きと行き違いをした。向こうは1300形であった。元京急1000形で、顔つきはこちらと似ているが、3ドアである。
車窓から。
終点の長尾には11時13分に到着した。長尾駅は有人駅で、駅員が監視をしている。
長尾駅は終点駅で、ホームの中で線路が途切れている。
長尾駅。
駅舎内には自動券売機と窓口がある。
長尾駅前。
2023/10/21:高松琴平電気鉄道長尾線:普通:長尾→瓦町
長尾からは、折返し11時19分発の高松築港行きに乗車した。
途中、高架駅の水田でまとまった乗車があったが、立ち客が出ることはなかった。
瓦町には11時55分に到着した。志度線に乗り換えるために、瓦町で降りた。
【2023/10四国】(目次)
18,高松琴平電鉄琴平線:1200形:2023/10/22【2023/10四国】
19,高松琴平電鉄長尾線:1200形:2023/10/22【2023/10四国】【←本記事】
20,高松琴平電鉄志度線:(1)瓦町から八栗へ:600形:2023/10/22【2023/10四国】
21,八栗ケーブル(八栗鋼索鉄道線):2023/10/22【2023/10四国】
22,高松琴平電鉄志度線:(2)八栗から琴電志度へ:700形:2023/10/22【2023/10四国】