高知を10時16分に出た土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線のオープンデッキ付き観光列車「しんたろう2号」は、終点の奈半利に12時04分に到着した。ここから室戸、阿波海南を経て徳島まで向かう。
奈半利から室戸までは、高知東部交通が1時間に1本の間隔でバスを運行しており、次のバスは12時21分発である。
2023/10/21:高知東部交通:安芸・室戸線:奈半利駅→室戸営業所
奈半利駅の1階には観光物産館「無花果」があり、地元のお土産物や軽食が売られていた。
この観光物産館の前に奈半利駅の停留所がある。
12時21分発の室戸行きのバスは、始発が安芸駅で、定刻を少し遅れて奈半利駅に到着した。車両は日野のポンチョである。
Suica等の交通系ICカードには対応しておらず、整理券をとる。
座席数が少ない小型バスであるが、立ち客は数名で、座ろうと思えば全員座れる感じの人数であった。乗客は、旅行客と地元の高齢者といった感じであった。
バスは国道55号を南下する。海沿いを走りつつ、時折集落に入る。
羽根岬を通過する。
吉良川町を通過する。
道の駅キラメッセ室戸を通過する。ここには鯨の博物館がある。
行当岬を通過して進む。
バスは、国道55号から外れて集落に入り、室戸営業所には13時09分に到着した。ここまで奈半利駅から約40分であった。運賃は1,100円也。
室戸岬はここからさらにバスで10分ほどかかり、旅行客の大半はそのまま乗り続ける。このバスの終点は、室戸岬の先にある室戸世界ジオパークセンターである。
ただ、次に乗る阿佐海岸鉄道の「DMV」の始発地「海の駅とろむ」は室戸営業所の近くであるため、私はここで降りた。ここで降りたのは私のほかにもう1名おり、同じくDMVに始発から乗る客であった。
高知東部交通室戸営業所。
室戸営業所付近。国道55号から1本山側の集落にあり、細い通りである。
【2023/10四国】(目次)
11,高知から奈半利へ:土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線:しんたろう2号:2023/10/21【2023/10四国】
12,奈半利から室戸へ:高知東部交通:安芸・室戸線:2023/10/21【2023/10四国】【←本記事】
13,室戸から阿波海南へ:阿佐海岸鉄道:DMV:2023/10/21【2023/10四国】