鹿児島には路面電車が走っているので、少し乗ることにした。この路面電車は鹿児島市交通局が運行しており、路線は、第一期線(鹿児島駅前~高見馬場~武之橋)、第二期線(高見馬場~鹿児島中央駅前)、谷山線(武之橋~郡元~谷山)、唐湊線(鹿児島中央駅前~郡元)の4路線に分かれているが、実際の運行は、第一期線・谷山線を直通して鹿児島駅前と谷山を結ぶ1系統と、第一期線・第二期線・唐湊線を直通して鹿児島駅前と郡元を結ぶ2系統の2つとなっている。
2021/12/13:鹿児島市電:2系統:鹿児島駅前→鹿児島中央駅前
今回はそこまで時間がないので、鹿児島駅前から2系統に乗車して鹿児島中央駅前まで向かうことにした。
JR鹿児島駅を出ると、鹿児島駅前停留所がある。
鹿児島駅前停留所。鹿児島市電のターミナル駅である。
先発の1系統谷山行き。
次の2系統中央駅前経由郡元行きは、1番ホームからの出発であった。
車両は1000形「ユートラム」である。
平成13年(2001年)アルナ工機製である。
一見、全体で1つの車体に見えるが、客室と運転席とが分かれて、3車体構造となっている。
運転席部分の車体の下に台車があるようで、運転台は高い位置にあるが、一方で客室部分は低床であり、さらに客室内には段差がない。客室の床高は地上33cmだという。
運転台付近。
後方の運賃箱も、両替機は使用可能である。
鹿児島駅前から乗車した客は私だけであったが、市役所前停留所付近からは次々と客が乗ってきた。天文館通付近が、鹿児島市の繁華街らしく、車内の座席が埋まった。
高見馬場で1系統と分かれ、鹿児島中央駅方向に進路を向ける。
鹿児島中央駅には12時55分頃に到着した。鹿児島駅前から20分ほどであった。
運賃は1回の乗車で170円である。降車時に支払う。ICカードの端末はあったが、鹿児島市交通局・南国交通・JR九州バス3社が発行するRapica専用とのことで、Suicaなどは使用できない。現金で支払った。
500形。1955年に登場した車両で、鹿児島市電の現役車両の中では最古参である。ちょうど見ることができた。
鹿児島中央駅。
駅ビルアミュプラザの上には観覧車がある。
【2021/12九州】(目次)
17,肥薩おれんじ鉄道:HSOR-100形:2021/12/13【2021/12九州】
18,鹿児島駅から鹿児島中央駅へ:鹿児島市電:2系統:1000形「ユートラム」:2021/12/13【2021/12九州】【←本記事】
19,鹿児島中央駅から鹿児島空港へ:鹿児島交通「鹿児島空港連絡バス 鹿児島市内線」:2021/12/13【2021/12九州】
【日本の路面電車の乗車記録】
14,豊橋鉄道東田本線:2020/1/11【2020/1東海】
14,岡山電気軌道東山本線:2009/10/5【2009/10西日本】
5,富山ライトレール富山港線:2009/9/5【2009/9西日本】
【諸外国の路面電車の乗車記録】
18,アデレード・メトロ:グレネルグ・トラム(Glenelg tram line):2013/2/21【2013/2オーストラリア】
30,ハバロフスクの路面電車(1):2012/4/2【2012/3中国・ロシア】
42,バーゼルの路面電車:2012/3/2【2012/2ドイツ】
24,ベルリン:トラムM2系統:2012/2/27【2012/2ドイツ】
17,ベルリン:トラムM10系統:2012/2/27【2012/2ドイツ】
37,ロサンゼルス:メトロ・ブルーライン:2011/8/19【2011/8アメリカ合衆国】
11,シアトル:サウスレイクユニオンストリートカー(South Lake Union Streetcar):2011/8/13【2011/8アメリカ合衆国】
9,シアトル:リンクライトレール(Link light rail):2011/8/13【2011/8アメリカ合衆国】