鉄道 記録 ロシアの鉄道 2012/3中国・ロシア

30,ハバロフスクの路面電車(1):2012/4/2【2012/3中国・ロシア】

投稿日:2019年7月28日

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レーニン広場手前のシェロノフ通りにはトラムが走っている。特に予定がないので乗ることにする。

最初に来た9系統のトラムに乗車する。レーニン広場の駅にはホームがなく、歩道から車を避けて乗ることになる。車も、トラム停車中は動いてはいけないというルールがあるようで、客の邪魔にならないよう、トラムの後方で停車している。

車両は何れも1両編成で、どの車両も年季が入っている。車内はバスと同じような前向きのクロスシートが基本であったが、一部に反対向きの座席もあった。進行方向前側にしか運転台がない。つまり、終点ではループ線を使って方向を変えることになる。また、乗降ドアも進行方向右側にしかついていない。

どの列車にも車掌が乗っていて、車掌が切符を売る。切符の代金は15ルーブルである。客の中には50ルーブルや100ルーブルを渡している人もいるが、お釣りもきちんともらうことができる。最初は料金が分からずに50ルーブル札を渡したのだが、25ルーブル返ってきた。よって料金は25ルーブルと認識していたのだが、次に乗った列車で25ルピア出すと、10ルーブル返される。たしかに、切符にも15という数字が書いてある。どうやら、最初の車掌がお釣りを間違えたようであった。

車内では次駅案内などはなく、また、トラムの停留所にも停留所名は書かれていない。なので、自分がどこにいるのかが分からない。大雑把なマップは持っていたが、それだけではよく分からない。地図と路線図が合わさった物を欲しかったのだが、少なくともネットの日本語検索では手に入らなかった。

乗り心地はお世辞にも良いとは言えない。終始がたがた振動がするし、特にカーブではそれがひどい。線路と車両の両方に問題がありそうである。

9系統の終点まで乗車する。

 

1系統のトラムはさらにその先まで行くようなので、1系統を待つ。

1系統は非常に頻繁に走っている。すぐに来たので乗車する。

車窓から。

車庫だろうか。

昼下がり、ついついうつらうつらする。居眠りから目が覚めたら停車中で、客の大半が列車から降りていたので、慌てて降りる。どうやら終点ではなかったようだが、終点近くであったことは間違いないだろう。

 

停留所周辺。

停留所の掲示板には色々と紙が貼られていた。

 

そこから、逆向きの駅行きの1系統に乗る。先ほどと同じ車両が来たので、1本待ってみる。

上の車両と同型の車両。この車両に限らず、乗降ドアは進行方向右側のみの設置である。

別の車両。いずれの車両も、運転台は片方にしか付いていない。終点ではループ線を使って方向転換をすることになる。

比較的新しそうな車両。

 

次の1系統に乗車した。運転手は女性が多く、車掌は私が乗った列車については全員が女性であった。トラムの運行は女性の仕事と思われているのかもしれない。年齢層は幅広く、この列車の運転手・車掌はまだ若かった。

車内。前向きのシートが並んでいる。

ハバロフスク駅までは約1時間であった。中心部に入るにつれどんどん混雑していった。終点間際で乗る人も多い。その大半は定期券利用者のようで、カードを車掌に見せていた。

ハバロフスク駅に到着した。

ハバロフスク駅。

 

【2012/3中国・ロシア】(目次

29,ハバロフスク:ムラヴィヨフ・アムールスキー通り:2012/4/2【2012/3中国・ロシア】

30,ハバロフスクの路面電車(1):2012/4/2【2012/3中国・ロシア】【←本記事】

31,ハバロフスクの路面電車(2):2012/4/2【2012/3中国・ロシア】

 

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【日本の路面電車の乗車記録】

14,岡山電気軌道東山本線:2009/10/5【2009/10西日本】

12,福井鉄道:2009/9/6【2009/9西日本】

5,富山ライトレール富山港線:2009/9/5【2009/9西日本】

【諸外国の路面電車の乗車記録】

42,バーゼルの路面電車:2012/3/2【2012/2ドイツ】

33,ベルリン:トラムM2系統・M10系統:2012/2/29【2012/2ドイツ】

24,ベルリン:トラムM2系統:2012/2/27【2012/2ドイツ】

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9,シアトル:リンクライトレール(Link light rail):2011/8/13【2011/8アメリカ合衆国】

 

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