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17,肥薩おれんじ鉄道:HSOR-100形:2021/12/13【2021/12九州】

投稿日:2022年1月13日

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2021年12月13日月曜日。この日は、肥薩おれんじ鉄道を八代から川内まで乗り通した後、鹿児島を15時半過ぎに出る飛行機で東京へ戻ることにしていた。

肥薩おれんじ鉄道は、八代と川内の116.9kmを結ぶ路線を運営する第三セクターの鉄道会社である。八代~川内間が開業したのは1927年で、もともとJR鹿児島本線の一部であったが、2004年に九州新幹線の新八代~鹿児島中央間が開業したことに伴い、肥薩おれんじ鉄道に経営が移管された。

八代から川内まで全線通しで乗車すると、普通運賃は2,670円である。ただ、2021年7月17日から2022年3月31日までの期間限定で、「期間限定1dayのれる切符」という全線乗車可能な1日乗車券が1,500円で販売されている。今回はこれを利用することにした。

 

2021/12/13:JR鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道線:普通:新八代→出水

新八代駅。

 

本日は、まず、新八代を8時46分に出る肥薩おれんじ鉄道線直通の出水行きに乗車する。肥薩おれんじ鉄道の始発駅は八代であるが、一部の列車は鹿児島本線に乗り入れて新八代まで来る。

新八代から八代まではJR線なので、その分の乗車券は別途必要である。

 

8時46分発の出水行きは2両編成のワンマン運転であった。

車両HSOR-100形気動車である。肥薩おれんじ鉄道線は、JR貨物の貨物列車が多く走ることもあり、全線に渡って電化されているが、定期旅客列車の車両は全て気動車である。

先頭車は座席が緑色であった。

後方車両は、座席の色が青色であった。

ドア近くはロングシートになっている。

 

ドア付近。

ゴミ箱が置かれている。

 

トイレは車いす対応の大型のものである。

 

2両目の車両は、2018年11月公開の映画「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」の撮影に使われたらしい。

 

運転手から「期間限定1dayのれる切符」を購入した。1,500円である。

車内でも「期間限定1dayのれる切符」の案内広告があった。

 

列車は、新八代を定刻8時46分に出発した。乗客は3名であった。

次駅案内のチャイム、最近どこかで聞いたメロディだと思う。西東京バスの通勤ライナーのチャイムの短縮版であろう。

マンションやビルが車窓に見えてくると、8時51分、八代に到着した。ここで4分停車し、8名乗車した。

八代にて。

 

八代の次は、肥後高田に停車する。ここで8名降りていく。

日奈久温泉を出ると、右手には八代海が広がり、海の向こう側には天草地方が見える。

 

9時16分に到着した上田浦で、八代行きの列車と交換した。くまもん塗装の車両であった。

 

上田浦駅を出発する。

 

津奈木駅。一軒家のような雰囲気の駅舎であった。商工会館が入っているらしい。

 

新水俣には9時51分に到着した。新幹線との接続駅であるが、水俣の中心部からは少し距離があるようである。

 

水俣には9時56分に到着した。こちらが水俣の中心地のようで、ビルやホテルも見られた。ただ、降りていく人は1人、乗ってくる客はいなかった。

 

車窓から。

 

列車は、終点の出水に10時15分に到着した。肥薩おれんじ鉄道の車両基地があり、動物のラッピングがなされた車両が停車していた。

 

出水駅ホーム。

冬になると出水市には鶴が飛来するという。

 

2021/12/13:肥薩おれんじ鉄道線:普通:出水→川内

出水では、すぐ隣に停車している10時19分発の川内行きに乗り換える。1両編成のワンマンカーであった。

乗客は数名である。自転車を持って乗車する客もいた。9時から15時頃の対象列車では、川内駅を除くすべての駅で自転車を持っての乗降が可能であるという。

 

出水から折口の間は内陸部を走る。

 

野田郷で回送列車と交換した。

 

折口を出ると東シナ海に近づく。

 

阿久根には10時46分に到着した。

 

阿久根付近では一旦内陸に入るが、再び東シナ海が近づき、牛ノ浜に到着した。

 

行き違いをする八代行きの列車が遅れたため、3分遅れで発車した。

八代行きの列車は、「台鉄DC自強号気動車」塗装であった。肥薩おれんじ鉄道は、台湾鉄路局の屏東線(高雄~枋寮)および南廻線(枋寮~台東)と姉妹路線を結んでいる。

【→ラッピングの元となった台鉄DR3100型の乗車記録はこちら

 

薩摩高城の付近まで、東シナ海に沿って走る。

 

川内には11時24分に到着した。

 

「川内」と書いて「せんだい」と読む。ちなみに、宮城県の仙台市にも「川内」という地名があり、こちらは「かわうち」である。仙台市交通局東西線に川内駅がある。

 

肥薩おれんじ鉄道川内駅。

 

2021/12/13:JR鹿児島本線:普通:川内→鹿児島中央

川内からはJR鹿児島本線に乗り換えて鹿児島方面へ向かう。モバイルSuicaをタッチして列車へ向かった。

JR鹿児島本線川内駅駅名標。

 

11時27分発の普通鹿児島中央行きに乗車して、鹿児島中央へ向かった。

 

川内出発時点では空席もあったものの、鹿児島中央に近づくにつれ乗客が多くなった。鹿児島中央には12時16分に到着した。

 

2021/12/13:JR鹿児島本線:普通:鹿児島中央→鹿児島

鹿児島空港行きのバスまで時間があるので、鹿児島駅まで行って、少しだけ鹿児島市電に乗車することにした。12時25分発の普通国分行きに乗り、鹿児島へ向かった。

鹿児島には12時29分に到着した。川内から鹿児島までは950円であった。

 

【2021/12九州】(目次

16,新八代:東横INN新八代駅前:シングル:2021/12/12【2021/12九州】

17,肥薩おれんじ鉄道:HSOR-100形:2021/12/13【2021/12九州】【←本記事】

18,鹿児島駅から鹿児島中央駅へ:鹿児島市電:2系統:1000形「ユートラム」:2021/12/13【2021/12九州】

 

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