西武鉄道、東京メトロ、東急電鉄、横浜高速鉄道では、有料の座席指定制列車「S-TRAIN」(Sトレイン)を運行している。平日と土曜・休日で運行形態は異なり、平日は西武池袋線沿線から東京メトロ有楽町線方面への通勤需要に特化しており、上りは朝に所沢発豊洲行きが2本、下りは17時台から21時台まで1時間に1本の間隔で豊洲発小手指行きが運行されている。一方、土曜・休日は、横浜・都心・秩父方面の行楽需要を想定しているようで、朝には、上りで飯能発元町・中華街行き、下りで元町・中華街発西武秩父行きがそれぞれ1本、夕方以降に上りで西武秩父発元町・中華街行き、下りで元町・中華街発飯能行き、元町・中華街発所沢行きがそれぞれ1本ずつ設定されている。
使用車両は西武40000系10両編成である。この車両は、ロングシート・クロスシートの転換が可能であり、S-TRAINに使用される際はクロスシートでの運行となる。また、元町・中華街から西武秩父まで乗り通すと2時間以上になるためか、4号車にはトイレが設置されている。
2026/9/23:横浜高速鉄道みなとみらい線、東急東横線、東京メトロ副都心線、西武有楽町線・池袋線・秩父線:S-TRAIN1号:元町・中華街→西武秩父
2026年9月23日火曜日。敬老の日で祝日である。朝7時46分に元町・中華街を出るS-TRAIN1号で西武秩父まで向かう。

指定席券は、西武鉄道の予約サイト「Smooth」から購入した。元町・中華街から西武秩父までの指定席料金は1,060円である。

元町・中華街駅のホームは地下にある。


7時46分発の西武秩父行きは1番線からの出発である。


座席指定制のS-TRAINは、1両1つのドアしか開かないので、乗車位置には案内がある。


7時40分発の急行和光市行きが出発した後、7時43分に回送列車として入線した。

1両1箇所のドアのみを開ける。


案内表示器。


車内は前向きのクロスシートである。

デュアルシートの車両に共通することではあるが、窓の外の風景が見づらい、いわゆる「ハズレ席」が多い。ドア間に3列の座席があるが、1列目は横がほとんど壁で、2列目は窓があり、3列目は斜め前に窓がある。今回は、2列目の窓側を押さえていた。

近時はデュアルシートでもリクライニング機構を備えた座席が登場しているが、この車両はその装備が誕生する前の車両であり、リクライニングはできない。


前の座席裏にカップホルダーがある。

コンセントは壁際に設置されている。

【→車内についてはこちらも参照】
定刻7時46分に元町・中華街を出発した。ここからの客は少なく、私の乗車した5号車は私だけであった。

みなとみらい線内は、みなとみらい、横浜の順に停車する。

みなとみらいには7時49分に到着した。

横浜には7時52分に到着した。この列車は、みなとみらい線内相互の利用はできないため、みなとみらい駅と横浜駅では、「乗車専用駅です。お降りになれません。」という案内が表示される。横浜では5号車に3名乗車した。

横浜からは東急東横線に入り、自由が丘、渋谷の順に停車する。

地上に上がり、東白楽を通過する。


8時00分、菊名に停車する。時刻表上の停車駅ではないから、ドアは開かない。駅の案内表示器も「通過」と書かれている。前の列車との運転間隔が詰まったのだろうか、2分ほど停車した後、発車する。

鶴見川を渡る。

東急新横浜線と合流し、線路が増えると、まもなく日吉である。

元住吉を通過する。

タワーマンション群が近づくと、武蔵小杉である。


8時10分、武蔵小杉でも停車した。横須賀線、南武線との接続駅であり、東横線内でも乗降客数が上位の駅であるが、ここも時刻表上の停車駅ではないので、ドアは開かない。1分弱で発車する。


多摩川を今にも止まりそうな速度で渡る。この辺りは、東急目黒線方面の線路と並び、複々線になっている。

多摩川駅を通過する。

田園調布を通過すると、目黒線が離れていく。

自由が丘には8時17分に到着した。ここで5号車に5名ほど乗車した。

日比谷線の車両が現れると、まもなく中目黒である。


8時23分、中目黒に停車した。時刻表上の停車駅ではないため、ドアは開かない。1分足らずで発車する。

渋谷には8時26分に到着した。

渋谷からは東京メトロ副都心線に直通する。副都心線内の停車駅は新宿三丁目と池袋である。
新宿三丁目には8時33分に到着した。新宿三丁目駅は新宿駅にも近く、地下道でつながっている。バスタ新宿に行く際にも便利な駅である。ここで降りていく客もいる。

次の池袋には8時41分に到着した。池袋駅は降車のみ可能な駅で、ここから乗車はできない。西武池袋線内各駅へは、西武池袋線ホームから発車する列車に乗ればよいので、この取扱いは自然である。駅の案内表示器にも「降車専用」と表示されていた。

池袋を出ると、時刻表上の次の停車駅は西武池袋線の石神井公園であるが、まずは、8時45分、東京メトロと西武鉄道の境界駅である小竹向原に停車した。ここで2分停車し、乗務員交代がある。

8時47分に小竹向原を出ると、東京メトロ有楽町線・副都心線の小竹向原駅と西武池袋線の練馬駅を短絡する西武有楽町線に入る。わずか2.6kmの短い路線で、途中駅も新桜台の1駅のみである。
地上に上がるとまもなく練馬である。

練馬には8時50分に到着した。ドアは開かないが、ここでも停車する。

練馬から西武池袋線に入る。池袋線内は、石神井公園、所沢、入間市、飯能の順に停車する。特急ラビューの停車駅に石神井公園が加わった形である。

練馬から石神井公園までは複々線である。


8時55分、石神井公園に到着した。ここで10名程度のまとまった乗車がある。

石神井公園からは複線になる。

大泉学園を過ぎると高架から地上に降りる。

保谷電留線の脇を通る。


所沢には9時06分に到着した。ここから乗ってくる客は意外と多く、車内の座席はほとんど埋まった。

小手指車両基地の脇を通過する。


航空自衛隊入間基地の中を通り、稲荷山公園を通過すると、入間市に到着する。


入間市には9時18分に到着した。ここでの乗降は多くはない。

入間市を出発する。

八高線の高架をくぐると、まもなく飯能である。

秩父方面からの線路と合流する。

飯能には9時25分に到着した。

飯能では進行方向が変わる。この車両の座席は向きを回転させることができ、その案内もあるが、この車両では向きを変える客はいない。
9時28分に飯能を出発する。飯能の次は終点の西武秩父である。
飯能から先は単線である。9時36分、高麗で飯能行きの普通列車と行き違いをする。

9時46分、吾野に到着した。西武池袋線と秩父線の境界駅である。ここも時刻表上の停車駅ではないが、池袋行きのラビューと行き違いをする。

山の中を進む。

横瀬を通過する。8両編成の特急ラビューは横瀬駅に停車するが、こちらの車両は10両編成で、ホームの有効長が足りないらしい。車両基地を見ながら進む。

横から秩父鉄道の線路が現れると、まもなく終点の西武秩父である。


西武秩父駅には2分遅れの10時05分に到着した。

西武秩父駅にて。



西武秩父駅。

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