浅草から太田へ：東武伊勢崎線：特急りょうもう37号：2023/4/29

投稿日：2023年5月26日

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2023年4月29日土曜日。東武鉄道の「特急りょうもう」を利用した。

特急りょうもうは、浅草から東武伊勢崎線を走行し、太田から桐生線に入り赤城まで行く運用が大半であるが、伊勢崎線を走破して伊勢崎まで行く便、館林から佐野線に入り葛生まで行く便が1日1便ずつ設定されているほか、太田止まりの区間便もある。

現在、特急りょうもうは2つの車両で運行されている。1つは、従来からの200系による運行で、「りょうもう」として運行されている。もう1つは500系「リバティ」による運行で、こちらは「リバティりょうもう」として運行されている。乗車区間にもよるが、「リバティりょうもう」の方が、「りょうもう」より特急料金が100円～200円高く設定されている。

2023/4/29：東武伊勢崎線：特急りょうもう37号：浅草→太田

今回は、浅草を19時09分に出発する特急りょうもう37号赤城行きで太田まで向かう。本日の最終目的地は伊勢崎であり、30分後の特急リバティりょうもう39号に乗れば乗り換え無しで行くことができるが、赤城行きに乗っても太田で伊勢崎行き普通列車に接続する。

今回、特急券は、東武鉄道の公式ウェブページの予約サイトから購入した。浅草から太田までは1,130円で、クレジットカード決済である。会員登録の必要なく購入できるので、時間がかからない。特急券はチケットレスである。乗車券は、金券ショップにて800円で購入した株主優待券を利用した。

りょうもう37号は200系による運行であった。200系は、台車などの主要機器の一部を、廃車となった東武1720系「デラックスロマンスカー」から流用したうえで、1991年に「急行りょうもう」として運行を開始した。200系は10編成製造されたが、前述の500系「リバティりょうもう」の投入に伴い、既に4編成が廃車となっている。

りょうもう38号として浅草駅に18時55分に到着した列車が、折返し37号赤城行きになる。浅草に到着すると、すぐに車内清掃が開始された。

車体にはロゴが入っている。

行先表示は幕式である。

200系・250系は、4号車に乗降ドアが設置されていない。4号車は1両丸ごと客室で、4号車に乗車する場合は3号車か5号車から乗車することになる。

浅草駅は、北千住寄りが急カーブの中にあり、電車とホームの間に大きな空間がある。

そのため、電車とホームの間に渡り板が設置される。

今回は2号車に乗車した。

座席。

背面テーブルには車内の案内を記したシールが貼られていた。これを見ても、4号車に乗車口がないことが分かる。

背面テーブル。

座関を向かい合わせにしたときに使うことができるテーブルもある。

1号車の2号車寄りにはトイレが設置されている。

和式である。

その向かい側にはくず物入れがある。上下2段式で、下は缶やペットボトルのようである。すぐ横に自動販売機があるが、こちらは営業休止中であった。

特急りょうもう37号は、浅草を定刻19時09分に出発した。ゆっくりと隅田川を渡り、まず、とうきょうスカイツリーに停車する。次いで、曳舟に停車する。曳舟は亀戸線、半蔵門線からの直通列車との接続駅であり、以前は特急の停車駅ではなかったが、2020年から夕方以降の特急列車が停車するようになった。いずれの駅でも一定数の乗車があった。

北千住では特急列車専用ホームに停車する。北千住では半数程度の座席が埋まっただろうか。出発1時間ほど前にウェブページで購入した段階では、座席表には空席が多かったが、直前で購入する人が多いようである。