1,序【2021/12九州】

投稿日：2021年12月24日

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2021年10月26日、JR九州が、「みんなの九州きっぷ」という企画乗車券の販売を開始した。この乗車券は、特急列車や九州新幹線も含めて乗り放題、土日連続2日間有効のフリー乗車券で、全九州版と北部九州版の2種類が販売された。全九州版の方は15,000円、北部九州版は8,000円であった。JR九州のインターネット予約サイトでのみ購入可能で、3日前までの予約決済が必要であるが、受け取りは乗車当日で問題ないという。

2021年12月11日（土）と12日（日）にこの企画乗車券を利用することとして、まずは往復の航空券を確保した。ANAのウェブページで検索し、往路は12月10日金曜日の20時30分に羽田空港を出るANA3889便北九州行きを、復路は12月13日月曜日の15時45分に鹿児島空港を出るANA2478便羽田行きを、いずれも格安運賃の「スーパーバリュー55」で購入した。往復で17,380円であった。なお、いずれも運行はANAではなく、往路はスターフライヤー、復路はソラシドエアである。

旅程であるが、12月10日は小倉まで行き、そこで一泊する。翌11日は、小倉駅で「みんなの九州きっぷ」を発券した後、大分へ向かい、久大本線と豊肥本線に乗車する。豊富本線で大分まで向かった後は、宮崎へ抜けようかと思ったが、この日の宮崎のホテルが軒並み満室であったので、大分県の津久見で一泊することにした。12日は、津久見から宮崎を経て都城まで向かい、吉都線・肥薩線に乗車する。その後、八代まで向かい、八代で一泊する。最終日の13日は、肥薩おれんじ鉄道に乗り通すことにした。ちょうど、肥薩おれんじ鉄道も、1日乗り放題の乗車券「期間限定 1day のれる切符」を1,500円という破格の値段で販売していた。

「みんなの九州きっぷ」全九州版。12月11日土曜日の朝、小倉駅の券売機で受け取った。なお、赤い★マークは指定券発行回数を示すものである。撮影時には2枚購入していた。