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6,岡山から出雲市へ:JR伯備線:特急やくも17号:381系:グリーン車:2023/6/23【2023/6西日本】

投稿日:2023年7月17日

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「特急やくも」は、岡山と出雲市をJR伯備線経由で結ぶ陰陽連絡特急であり、現在、381系という振り子式車両が充当されている。381系は、国鉄時代の1973年から1982年にかけて製造された車両で、かつては大阪と紀伊半島を結ぶ「特急くろしお」、名古屋と長野を結ぶ「特急しなの」でも使われていたが、徐々に活躍の場を減らし、現在は「特急やくも」でのみの運行である。ただ、「特急やくも」にも2024年に新車273系が導入され、381系が置き換えられることが既に報道されている。そこで、今回乗車しておくことにした。

さて、「特急やくも」には出雲市方の先頭車にグリーン車が連結されているが、一部の編成は前面展望が可能なパノラマ車両となっている。乗車するのであれば、そのパノラマ車両の一番前の席を狙って乗車したい。JR西日本のウェブサイトによれば、毎日運行の列車でパノラマグリーン車が連結されているのは1日3往復、岡山発だと3号、5号、21号であるが、そのほか金・土・休日のみ運行の列車でも一部パノラマグリーン車を連結した編成もあるらしい。インターネット上で運用を紹介してくださっている方がおり、それも参考に列車を選ぶ。

パノラマグリーン車の一番前の席はやはり人気のようで、JR西日本の予約サイトe5489で1ヶ月前の予約開始日に調べても、特に土・日曜日はその部分だけが既に埋まっているということも多いように見受けられた。今回は、乗車9日前に、6月23日金曜日の岡山15時05分発「特急やくも17号」の1C席が予約できたので、これに乗ることにした。やくも17号は金・土・休日のみ運行の列車で、ネット上でパノラマグリーン車による運行との情報があった。

 

2023/6/23:JR山陽本線・伯備線・山陰本線:特急やくも:岡山→出雲市

今回、岡山から出雲市までの特急券・グリーン券は計6,610円であった。e5489で、乗車9日前に予約した。

 

特急やくも17号は、岡山駅では2番線から出発する。

ホームの頭上には乗車口案内がある。

 

特急やくも17号は、出発10分ほど前に岡山駅2番線に入線した。先頭車両はパノラマグリーン車である。この車両に乗りたかったのであった。

 

グリーン車は1号車のパノラマ車両である。

 

グリーン車は1+2の3列シートである。

前から見てみる。

 

2人掛け。

1人掛け。

 

肘掛けにインアームテーブルが設置されている。

 

フットレストは一番前の席にも設置されている。

 

入口付近の網棚にはブランケットが置かれていた。

 

デッキ。車内はリニューアルされているが、このあたりは昔ながらの雰囲気もある。木目調で高級感が出ている。

ドア。

 

トイレは洋式であった。

 

洗面所。

 

洗面所にはエチケット袋が用意されている。381系は振子式車両であり、曲線区間でも車体を傾斜させることで速度を大きく落とすことなく通過できる仕組みを備えているのであるが、381系の採用するシステムは「自然振り子式」という初期のもので、列車が曲線に進入した後に一気に車体が傾き、曲線を出ると一気に車体が水平方向に戻るという方式である。この揺れによって乗り物酔いを催す客が続出したため、エチケット袋が用意されるようになったのだという。

 

【→やくも号普通車の乗車記録はこちら

 

やくも17号は、接続列車の遅れのため2分遅れて15時07分に岡山を出発した。グリーン車の客は数名であったが、1A、1Bには客がいた。

 

同じく岡山を少し遅れて出発した特急南風15号高知行きと、少しの間併走した。

 

山陽本線を倉敷まで向かう。

 

岡山駅のセブンイレブンで、おやつに「蒜山ジャージー牛乳使用 もももこ」というものを購入していた。岡山県にセブンイレブンが進出してから30年とのことで、そのオリジナル商品らしい。もちっとした皮の中にたっぷりと桃味のクリームが入っている商品である。美味しくいただいた。

 

倉敷には15時18分に到着した。

 

倉敷から伯備線に入る。伯備線は、倉敷から伯耆大山までの138.4kmを結ぶ路線である。

 

特急やくも18号とすれ違う。

次いで普通列車ともすれ違う。

総社駅を通過する。

 

総社を過ぎるとカーブが多くなる。381系も本領を発揮し始める。

伯備線内の最初の停車駅である備中高梁には15時40分に到着した。倉敷から備中高梁までは複線であるが、ここから先は単線となる。

 

方谷でやくも20号と行き違いをする。

 

自然が豊かな地域を走る。

 

幸いにも乗り物酔いは大丈夫そうである。ものすごく揺れるなどと見聞きしていたが、それほどでもない気がする。ただ、これは、目の前の車窓から、車両が次にどのような動きをするのかを予め知ることができたことによるのかもしれない。後ろの方の席に座り、前の様子が分からずにただ揺さぶられていたら、どうだったかは分からない。

 

新見には16時09分に到着した。姫新線、芸備線との接続駅で、伯備線の普通列車でも新見を始発・終着とする列車が多い。

 

布原を通過する。伯備線の駅であるが、伯備線の列車は全列車が通過し、芸備線に直通する列車のみが停車する。

備中神代を通過する。芸備線の分岐駅である。

 

車窓から。

 

16時20分過ぎ、足立に停車した。「足立」と書いて、ここは「あしだち」と読む。この駅ではドアは開かない。ここで特急やくも22号と行き違いをする。

 

車窓から。

 

新郷を通過すると、16時33分に谷田トンネルに入る。トンネルに入る前に車内放送があり、この峠が高梁川水系と日野川水系の分水嶺であること、トンネル内に岡山県と鳥取県の県境があること、トンネルを出たところにある上石見駅は伯備線の中で最も標高が高い駅であることが案内された。

上石見駅を通過する。

 

車窓から。

 

生山を通過する。

 

車窓から。

 

16時55分、根雨に停車した。ここもドアは開かず、行き違いの停車である。やくも24号と行き違いを行う。

 

車窓から。

 

伯耆溝口駅では普通列車と行き違いをした。

 

山陰本線の線路が右側から近づくと、伯耆大山である。17時17分、伯耆大山に到着した。

 

伯耆大山からは山陰本線を走る。

米子には17時22分に到着した。3分ほど停車し、運転士が交代する。

 

鳥取県から島根県に入り、安来には17時32分に到着した。

 

進行方向右手に中海が見える。

 

高架に上がると、まもなく松江である。やくも28号とすれ違う。

 

松江には17時48分に到着した。

 

松江を出ると、進行方向右側に宍道湖が広がる。

 

玉造温泉には17時55分、宍道には18時09分に到着した。

 

高架に上がり、終点の出雲市には18時20分に到着した。グリーン車の座席はゆったりしており、また、列車の揺れも身構えていたほどには大きくなく、快適な3時間であった。

 

乗車列車。

ドア部分。

車体下部がすぼまっているのも、左右に車体が振れる振子式車両故だろう。

2007年以降、車内をリニューアルして「ゆったりやくも」として運行されている。

反対側はパノラマではない。既に回送表示となっていた。

 

出雲市駅の1階に「出雲の國 麺家」という食堂があった。

ここで出雲そばをいただいた。930円也。

まずは一番上の器のそばに、そばつゆと薬味をかけて食べる。それを食べ終わった後に、残ったそばつゆを、その下の器のそばにかけて、薬味を追加して食べる。一番下の器のそばも、同じようにしていただく。

 

JR出雲市駅。出雲大社をイメージした作りとなっている。

出雲市駅前では、19時発の中国JRバス「スサノオ号」東京行きが改札を行っていた。

 

【2023/6西日本】(目次

5,山陽電鉄本線・網干線:2023/6/23【2023/6西日本】

6,岡山から出雲市へ:JR伯備線:特急やくも17号:381系:グリーン車:2023/6/23【2023/6西日本】【←本記事】

7,出雲市から松江へ:一畑電車北松江線:7000系:2023/6/23【2023/6西日本】

 

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