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10,鳥取から益田へ:JR山陰本線:特急スーパーおき3号:2021/12/25【2021/12西日本】

投稿日:2022年2月6日

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2021年12月25日土曜日。この日は、まず、鳥取を9時29分に出発する山陰本線の特急スーパーおき3号で益田へ向かい、普通列車に乗り換えて長門市まで向かう。

長門市から先、本来の計画では、美祢線で厚狭まで行き、山陰本線で新山口に向かった後、山口線に乗車して益田を経て、出雲市で宿泊する予定であった。ただ、JR西日本のウェブページで、12月25日の夜以降、寒波による大雪の影響で列車の運休・遅れが生じる予想との案内があり、山陰本線や伯備線もその対象となっていた。出雲市に宿泊すると、翌日26日に身動きがとれなくなる可能性がある。そのため、計画を変更し、この日はひとまず山陰本線を乗り通し、その後、山陽本線沿線のどこかで宿泊することとした。

 

2021/12/25:山陰本線:特急スーパーおき3号:鳥取→益田

9時過ぎにホテルをチェックアウトして、鳥取駅へ向かった。直前まで雨が降っていたようであるが、私が外に出たときには止んでいた。

9時29分に出発する山陰本線特急スーパーおき3号新山口行きに乗車する。

 

「特急スーパーおき」は1日3往復の運行で、うち2往復が鳥取~新山口を、1往復が米子~新山口を、山陰本線、山口線経由で走行する特急列車である。鳥取から新山口間までの距離は378.1kmで、全線乗り通すと所要約5時間半である。現在、日本の昼行特急列車で最長距離を運行するのは、博多と宮崎空港の413.1kmを結ぶ特急にちりんシーガイアで、次いで札幌と稚内の396.2kmを結ぶ特急宗谷、3位が特急スーパーおきである。

今回は、この列車に益田まで乗車する。鳥取から益田までは284.2km、鳥取発は9時29分、益田着は13時04分である。3時間半程度の乗車時間であるため、予め指定席を予約しておいた。

 

車両はJR西日本のキハ187系気動車である。2000年から2003年にかけて製造され、最高速度は時速120km、振子装置を備えた車両である。

 

キハ187系は全車両に運転台が設置されており、通常は2両編成で運行となるが、この日は休日だからか3両編成での運行であり、自由席が1号車、指定席が2号車と3号車であった。

この連結部分を車内から見る。

 

車内。

座席は、先日乗車した特急こうのとりのそれと同じように見えた。

 

車端部には電光表示器がある。

 

その横には、新型コロナウイルス感染症の流行の後に貼られたのだろうか、「自動換気」「ウイルス抗菌処置済」と書かれたシールが貼られていた。

 

キハ187系は、2002年にローレル賞を受賞している

 

乗降ドアには押しボタンが設置されている。もっとも、この列車では使われてはいなかった。

 

デッキにはフリースペースがあり、観光案内のパンフレットが置かれていた。

 

車内には車いす対応の大型トイレがある。ドアは押しボタン式ではなく、手動である。

独立した洗面所がないからか、トイレ内の洗面台は少し大きめである。

 

特急スーパーおき3号新山口行きは、定刻9時29分に鳥取を出発した。

鳥取を出ると、右手に車両基地が見える。

 

最初の停車駅である鳥取大学前には9時34分に到着した。駅名にもなっている鳥取大学のほか、鳥取空港の最寄り駅でもある。駅付近には住宅街もあるらしい。ホームにはスーツケースを持った客が何名かいたが、この列車には乗ってこなかった。

倉吉には9時58分に到着した。京都からの特急スーパーはくと号は、この駅が終点である。

10時10分、浦安駅に停車した。浦安というと、私としては東京メトロ東西線の駅が真っ先に思い浮かぶが、ここにも浦安という地名があったのかと思う。対向の特急まつかぜ6号と行き違いのための停車であり、ドアは開かない。

 

街が見えてくると、まもなく米子である。米子には10時36分に到着した。

 

米子から出雲市の間は、岡山発の「特急スーパーやくも」も走る区間である。

安来には10時45分に到着した。

 

松江には10時59分に到着した。定刻である。

松江を出ると、進行方向右側に宍道湖が広がる。

 

玉造温泉には11時05分に到着した。

 

うっすらと虹が見えた。

 

出雲市には11時23分に到着した。

出雲市より先、浜田までは以前に乗車したことがあるが、そのときは夜であったため、明るい時間にこの区間を乗車するのは初めてである。小田駅を過ぎたあたりから、所々、日本海が見える。天気は悪く、雨が強く降っていた。

 

太田市を経て、江津には12時16分に到着した。3分遅れである。

2018年までは、江津から三次まで三江線が走っていた。三江線には2009年に乗車したことがあるが、朝早い列車に乗車したこともあり、半分以上を寝て過ごした。そのため、乗客がほとんどいなかったことは覚えているが、沿線の記憶はほとんどない。

 

12時23分に波子に停車した後、浜田には12時31分に到着した。

 

浜田を過ぎると、雨がやんだ。所々、日本海の近くを走る。天気が悪いからか、波が高く、水しぶきが上がっている。

 

三保三隅には12時46分に到着した。

この頃になって、雲の合間から青空が広がってきた。

 

益田には13時05分に到着した。この列車は、引き続き山口線に直通して新山口まで向かうが、今回はここで降りた。

益田では、降りる客もここから乗る客も一定数いた。

 

【2021/12西日本】(目次

9,鳥取:東横INN鳥取駅南口:シングル:2021/12/24【2021/12西日本】

10,鳥取から益田へ:JR山陰本線:特急スーパーおき3号:2021/12/25【2021/12西日本】【←本記事】

11,益田から長門市へ:JR山陰本線:キハ40形:2021/12/25【2021/12西日本】

 

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