東京湾フェリーは、神奈川県横須賀市に本社を置き、神奈川県の久里浜と千葉県の金谷を結ぶフェリーを運航する会社である。久里浜と金谷の間は11.5kmであり、フェリーはこの区間を40分で結んでいる。次はこれに乗船する。
鋸山ロープウェーの山麓駅から浜金谷駅の方へ戻り、さらにその先へと進むと、東京湾フェリーの金谷港に着いた。山麓駅からは歩いて15分弱であった。
2020/10/3:東京湾フェリー:かなや丸:金谷→久里浜
金谷港に着いたときには、12時20分を過ぎていた。次の久里浜行きは12時25分である。間に合わないかと思い、その次の便に乗るつもりでターミナルに歩いていると、フェリーの係員が「乗りますか」と声をかけてきた。急げば乗れるらしい。
ターミナルの券売機で、久里浜までの乗船券を購入する。800円である。そのまま乗船口に行き、久里浜行きに乗船した。出航時間のぎりぎりまで乗船できるようである。
乗船したフェリーは「かなや丸」であった。総トン数3580トン、全長79m、旅客定員680名とのことである。
まず屋上デッキに上がる。
屋上デッキには椅子と丸テーブルが並んでいた。
屋上デッキの一角にはグリーン室がある。1室3000円で20名まで利用できるという。特に注意書きはないので、1人で貸し切ることも可能なのだろう。
出港したので、客室に入った。客室は2層構造である。
下の階は半分が車両甲板となっており、客室は小さめであった。
自動販売機とトイレはこちらの階にある。
上の階は広めで、座席のほかに売店もある。船内は空いていた。
売店では、お弁当やお菓子、お土産品が売られていた。
「フェリーにのったひと」というスナック菓子を購入した。
東京湾を進む。
次第に久里浜が近くなっていく。
久里浜港には13時05分に到着した。金谷港を出発して40分後であった。
下船する。
船を下りて通路を進んだところで、乗船券の回収があった。
早速、折り返し金谷行きの乗船準備が始まっていた。
久里浜港。
2020/10/3:京急バス:久7:東京湾フェリー→京急久里浜駅
久里浜港から京急久里浜駅までは若干距離があるが、京急バスがバスを運行している。フェリーと接続するようなダイヤになっているのだろう、次のバスは、フェリー到着5分後の13時10分発であった。
13時10分発の久7系統京急久里浜駅行きは、東京湾フェリーを出ると、何カ所かのバス停に停車した。フェリーからの乗り継ぎ客よりも、途中からの乗客が多かった。京急久里浜駅には13時20分過ぎに到着した。
【2020/10千葉・神奈川】(目次)
3,鋸山ロープウェー:2020/10/3【2020/10千葉・神奈川】
4,金谷から久里浜へ:東京湾フェリー「かなや丸」:2020/10/3【2020/10千葉・神奈川】【←本記事】
5,久里浜から品川へ:京急線:快特:ウィング・シート:2020/10/3【2020/10千葉・神奈川】
【フェリーの乗船記録】
(日本)
25,宇野から高松へ:四国フェリー「第一しょうどしま丸」:2009/9/9【2009/9西日本】
10,苫小牧から八戸へ:シルバーフェリー「フェリーはちのへ」:2007/3/14【2007/3北海道】
23,苫小牧から八戸へ:シルバーフェリー「べが」:2006/8/2【2006/7北海道】
(インドネシア)
10,メラクからバカウニへ:スンダ海峡フェリー:2017/3/10【2017/3インドネシア】
23,スラバヤからデンパサールへ(2):バリ海峡フェリー・バス:2013/3/23【2013/3インドネシア】
(アメリカ合衆国)
31,ワシントン州フェリー(Washington State Ferries):2011/8/17【2011/8アメリカ合衆国】
(台湾)
(ドイツ・デンマーク)
35,ハンブルクからコペンハーゲンへ:ICE33(渡り鳥コース):2012/3/1【2012/2ドイツ】