ホテルの1階には自由に利用できるパソコンがあり、このパソコンで翌日の自強号の乗車券を予約する。次いで高雄駅に行き、乗車券を発券してもらう。高雄駅の切符受取窓口は、日本の銀行や郵便局のように整理券をとって順番を待つというスタイルであった。その整理券の発券機は横のインフォメーションカウンターにおいてあり、最初どこにあるか分からず戸惑った。
切符を受け取った後、中山路のCD店を2軒ほど回る。どちらにも日本の歌手のCDが多く置かれている。店内のBGMもどこかで聞いたことのあるJ-POPである。お気に入りの台湾の歌手のCDがないかと探したのだが、見つからなかったので退散する。店員に聞けば見つかったのかもしれないが、歌手の名前を漢字でどう書くかを忘れていたので、筆談ができなかった。
2010/3/11:248路:六合夜市→鼓山輪渡站
渡し船に乗って旗津に行こうと思う。六合夜市のバス停から、248路の鼓山輪渡站行きのバスに乗り、終点まで行く。このバスも2、30分に1本しかないが、幸いすぐに来た。
道中、現在は旅客列車が来ない台鐵の高雄港駅の脇を通る。
20分ほどで鼓山輪渡站に到着する。
2010/3/11:鼓山輪渡站→旗津輪渡站
鼓山輪渡站から旗津に渡し船で渡る。鼓山輪渡站の建物には、日本語で「鼓山フェリーポート」とも書かれている。建物の外には、バイクや自転車を持った人が列をなしてフェリーを待っている。一方で、徒歩客は建物の中でフェリーを待つ。
フェリーが来たので、ICカードを端末にタッチして乗船する。
船は2階建てで、1階部分が自転車やバイクの乗り場、2階が客室であった。夕方の通勤・通学時間帯であるからか、ジャージ姿の中高生、通勤客などで混雑している。
しばらくすると出港する。外のデッキで景色を見て過ごす。夕日が綺麗な時間帯であった。
約10分で旗津輪渡站に到着する。
釣りをしている人もいる。
ここから真っ直ぐ歩くと海辺の遊歩道に出る。
その途中、喉が渇いたので、ジューススタンドでタピオカ入りミルクティを購入し、飲みながら歩く。
天后宮。
道沿いには、食堂を兼ねた魚屋が多い。何人かで旅行をしているのであれば、このようなところで食べたいところである。
屋台も出ており、中には串に刺して烏賊を焼いている店もある。一本買うことにする。烏賊にたれをつけて焼き込み、それを食べやすいように切ってビニール袋に入れてくれる。このたれがいかにも台湾的な味付けで美味しい。
海岸沿いのベンチでしばしくつろぐ。
日もだんだんと落ちてきたので、旗津輪渡站に戻る。フェリーに乗る前に、観光案内所に行き、西子湾にある前清打狗英国領事館への行き方を聞く。観光案内所は英語が通じるので、英語でフェリーで鼓山輪渡站まで渡ったあと、橘1路のバスで西子湾まで行くように教えてくれる。日本語の観光パンフレットももらった。
2010/3/11:旗津輪渡站→鼓山輪渡站
フェリーで鼓山輪渡站へ戻る。帰りの船も、1階、2階ともに混雑していた。
【2010/3台湾】(目次)
32,高雄:客家文物館:2010/3/11【2010/3台湾】
33,高雄:国立科学工芸博物館:2010/3/11【2010/3台湾】
34,高雄:旗津:2010/3/11【2010/3台湾】【←本記事】
36,高雄:高雄市立歴史博物館:2010/3/12【2010/3台湾】