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27,ウィーンからデュッセルドルフへ:ナイトジェット:NJ40490:2020/3/3【2020/2ヨーロッパ】

投稿日:2020年4月8日

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オーストリア連邦列道(ÖBB)は、「ナイトジェット(ÖBB Nightjet)」というブランド名の夜行列車をオーストリアおよびその近隣国で運行している。歴史は新しく、運行を開始したのは2016年であるという。路線は多く、ウィーンからはイタリアのミラノ、ベニス、ローマ、ドイツのハンブルク、デュッセルドルフ、スイスのチューリッヒなど多方面へ便を出している。

今回は、ウィーンからドイツのデュッセルドルフへ向かう列車に乗車することにしていた。座席車であればユーレイルパスで追加料金なく乗ることもできるらしい。寝台を予約する場合は別途料金を支払わなければならないが、割引料金で乗車できるという。

 

予約は、ナイトジェットの公式WEBページから行った。このサイトは、途中からはオーストリア連邦鉄道のサイトに繋がる。

ユーレイルパスの割引を適用する方法は若干分かりづらかった。

日付、出発地、到着地を選択した後、予約画面の赤丸の部分の"CHANGE"をクリックする。(なお、行き先は今回の旅程とは関係ない)

"ADD DISCOUNT"をクリック。

割引の一覧の下の方から、"Interrail/Eurail - Globalpass"を探し、選択し、"CONFIRM"、さらに画面上の"NEXT"を押すと、割引が適用される。

 

ウィーンからデュッセルドルフへ行くナイトジェットの寝台を検索すると、6人用コンパートメント、4人用コンパートメント、3人用個室、2人用個室、1人用個室から選ぶことができるようになっていた。3人用、2人用、1人用の個室では、シャワーとトイレがある部屋を選ぶこともできる。今回は、1人用個室でシャワー・トイレ付きの部屋を予約した。一番高額な部屋である。レイルパスの割引を利用して164ユーロであった。

乗車券はPDFでも発券可能であったが、このときは現地の窓口受け取りにしていた。前日の晩に、ウィーン中央駅のオーストリア連邦鉄道窓口で予約番号を伝え、座席指定券を発券した。

 

2020/3/3-4:ÖBB Nightjet:NJ40490:Wien Hbf → Düsseldorf Hbf

ナイトジェットNJ40490列車デュッセルドルフ行きは、20時30分、ウィーン中央駅に12両編成で到着した。前寄り4両がデュッセルドルフ行き、後寄り8両がハンブルク行きであった。デュッセルドルフ行きは、先頭1両が寝台車、その後2両がクシェット(Couchette:簡易寝台車)、その次の1両がコンパートメントの座席車であった。ハンブルク行きは、寝台車1両、クシェット2両、座席車2両と自動車運搬車両3両で構成されていた。

 

先頭はシーメンス製の電気機関車であった。

乗車券に書かれている250号車は、電気機関車のすぐ後ろの客車であった。入口には係員が立っており、挨拶と乗車券の確認がある。

通路(翌朝撮影)。

車内の見取り図。この車両は全室個室であった。

座席指定券のベッド番号の欄には32と書かれている。個室は3人用であった。3人用個室のシングルユースという扱いらしい。

出発時点では寝台は展開されておらず、まだ座席であった。部屋はそこまで広くはない。1人で使うなら快適であり、2人でもまだ快適かもしれないが、3人で使うと窮屈であろう。

スピーカー。

電灯のボタン。

ドア上には棚があり、枕が置かれていた。

 

部屋に入って右側のドアを開けると、トイレとシャワーがある。コンパクトにまとまっている。

すぐ横がシャワーである。カーテンで仕切ることができる。

洗面台は動かすことができる。シャワーを使うときはトイレ側に、トイレを使うときはシャワー側に動かす。なお、シャワーがある代わりに水やお湯の蛇口はない。

電源と温度調節つまみがある。

バスタオルが掛けられている。

ボディジェルと固形石鹸が置かれていた。

 

客室のテーブルには紙のテーブルクロスが敷かれ、その上にワインの小瓶とミネラルウォーター、マフィンが置かれていた。

ワインはイタリアのもののようである。飲めないので、手をつけずに車内に置いてきた。

ミネラルウォーターにはナイトジェットのロゴが入っていた。さらに、その下に小さく"serviced by newrest wagons-lits"とある。車内サービスはワゴン・リ社が行っているようである。

マフィンの袋にも"newrest wagons-lits"の文字がある。

 

テーブルには紙袋もあった。

紙袋の中には、スリッパ、耳栓、タオル、お手ふき、ボールペン、菓子、ミネラルウォーターが入っていた。

スリッパにはナイトジェットのロゴがある。

 

食事のメニュー。左は朝食、右はその他の有料の食事のメニューであった。

朝食のメニュー。欲しいものにチェックをして、後ほど係員に渡す。6つまでは料金に含まれており、それ以上注文するとその分は有料となる。

 

20時38分、定刻にウィーン中央駅を出発する。すぐ前の電気機関車から、妙な音階が聞こえた。いわゆるドレミファインバーターである。

20時47分、ウィーン・マイドリング(Wien Meidling)に停車した。

ウィーン・マイドリングを出ると、車掌が来た。丁寧な挨拶に加えて、ベットメイキング、朝食の時間、車内設備などを案内してくれる。また、23時30分に警察が来るかもしれないからそれまでは起きているように、とのことであった。

座席指定券とレイルパスはいったん回収され、それと引き替えに部屋の鍵が渡された。

 

21時18分、ザンクト・ペルテン中央駅(St. Pölten Hbf.)に停車した。

 

21時25分、車掌がベッドメイキングに来た。車掌は、まずテーブルを折りたたみ、通路に出す。次に、座席を折りたたみ、壁に固定されていたマットを手前に引き出す。これでベッドが完成した。あっという間であった。

 

シャワーを浴びる。赤く光っているボタンを押すと、お湯が流れる。水圧が強くなり弱くなり、というのを3回くり返すとお湯が止まる。お湯の温度、水圧ともに、身体を洗うには十分であった。シャワーの時間制限はないようである。

 

22時10分、リンツ中央駅(Linz Hbf)に到着した。

22時31分、ヴェルス中央駅(Wels Hbf)に到着した。

 

小腹が空いたので、紙袋に入っていたお菓子を食べる。パンと言うべきか、クッキーと言うべきか。あまり食べ慣れない食感のものであったが、美味しかった。

 

列車は国境を越え、オーストリアからドイツに入る。23時20分、パッサウ中央駅(Passau Hbf)に到着した。警察官が来ることなく、23時45分に出発した。

 

2020年3月4日水曜日。

起きると6時45分であった。深夜にレーゲンスブルク中央駅、ニュルンベルク中央駅、フランクフルト南駅、フランクフルト空港近距離駅、マインツ中央駅に停車していたはずであるが、全く気がつかなかった。

せっかくシャワーがあるので、シャワーを浴びて着替えをする。その間に、列車はコブレンツ中央駅(Koblenz Hbf)に停車した

7時20分、車掌が来る。車掌がベッドを椅子に戻し、机を設置する。次いで、朝食を持ってきた。昨晩注文していたとおり、パン、ハム2種、チーズ、ヨーグルト、コーヒーである。美味しくいただいた。

食後に座席指定券とレイルパスが返却された。レイルパスには本日のスタンプも押されていた。

 

時折通勤列車とすれ違う。

 

8時過ぎ、スピーカーからケルン到着の車内放送が流れた。

大きな車両基地がある。

フリックスバス(FlixBus)という格安バス会社があるのは知っていたが、この会社は鉄道会社も運営しているらしい。

車両基地を見ながらゆっくりと進む。

8時15分、ケルン中央駅(Köln Hbf)に到着した。

 

ケルンを出ると、進行方向右手にケルン大聖堂が見える。

すぐにライン川を渡る。

 

終点のデュッセルドルフ中央駅(Düsseldorf Hbf)には8時42分に到着した。定刻であった。車掌がドアのところに立って見送ってくれた。

列車の前寄りには自動車を搭載した車両が連結されていた。後になって分かったが、デュッセルドルフ中央駅のさらに先には車を下ろすためのスロープがあった。

後ろまで客車を見て歩く。前寄り4両がウィーンからの客車で、後寄り4両がインスブルックからの客車であった。深夜、ニュルンベルク中央駅でハンブルク行きを切り離し、インスブルックからの車両を連結したようであった。

 

向かいのホームから、乗車列車を駅名標を入れて撮影した。

 

【2020/2ヨーロッパ】(目次

26,ショプロンからウィーナー・ノイシュタットへ:R7156:2020/3/3【2020/2ヨーロッパ】

27,ウィーンからデュッセルドルフへ:ナイトジェット:NJ40490:2020/3/3【2020/2ヨーロッパ】【←本記事】

28,デュッセルドルフからアムステルダムへ:ICE220:1等車:2020/3/4【2020/2ヨーロッパ】

 

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【過去の寝台列車の乗車記録】

24,ハルビンからハバロフスクへ:中露国際列車(1)ハルビン駅:2012/3/31【2012/3中国・ロシア】

40,コペンハーゲンからバーゼルへ:シティナイトラインCNL473「オーロラ」 (1):2012/3/1【2012/2ドイツ】

14,スレンバンからトゥンパへ:Senandung Wau:2010/8/14【2010/8シンガポール・マレーシア】

18,新大阪から新津へ:急行きたぐに:2008/7/9【2008/7九州】

11,弘前から青森へ:寝台特急日本海3号:2006/2/19【2006/2北東北】

9,秋田から弘前へ:寝台特急あけぼの:2006/2/19【2006/2北東北】

 

【国際列車の乗車記録(EU域内)】

26,ショプロンからウィーナー・ノイシュタットへ:R7156:2020/3/3【2020/2ヨーロッパ】

25,ショプロンからドイチュクロイツへ:REX7640:2020/3/3【2020/2ヨーロッパ】

22,グラーツからセントゴットハールドへ:S3・R4712:2020/3/3【2020/2ヨーロッパ】

17,プラハからウィーンへ:レイルジェット:RJ373:1等ビジネスクラス:2020/3/2【2020/2ヨーロッパ】

15,ドレスデンからプラハへ:EC379:1等車:2020/3/2【2020/2ヨーロッパ】

43,バーゼルからフランクフルトへ:ICE374:2012/3/2【2012/2ドイツ】

40,コペンハーゲンからバーゼルへ:シティナイトラインCNL473「オーロラ」 (1):2012/3/1【2012/2ドイツ】

35,ハンブルクからコペンハーゲンへ:ICE33(渡り鳥コース):2012/3/1【2012/2ドイツ】

 

【国際列車の乗車記録】

22,ハルビンからハバロフスクへ:中露国際列車(1)ハルビン駅:2012/3/31【2012/3中国・ロシア】

13,シアトルからバンクーバーへ:アムトラック・カスケーズ(Amtrak Cascades)510列車(1):2011/8/14【2011/8アメリカ合衆国】

28,ワカバルからシンガポールへ:Ekspres Sinaran Timur:2010/8/17【2010/8シンガポール・マレーシア】

12,シンガポールからスレンバンへ:Ekspres Sinaran Selatan:1等車:2010/8/14【2010/8シンガポール・マレーシア】

 

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