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しなの鉄道:115系:2021/9/4

投稿日:2021年9月21日

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しなの鉄道は、1997年の北陸新幹線の開業に伴いJR東日本から経営分離された長野県内の並行在来線を運行する、長野県の第三セクターである。現在は、軽井沢~篠ノ井間のしなの鉄道線と、長野~妙高高原間の北しなの線を運行している。

しなの鉄道の車両であるが、1997年のしなの鉄道線開業時にJR東日本から115系3両編成11本と169系3両編成3本が譲渡され、その後2013年の169系廃止のタイミングで115系2両編成7本、北陸新幹線金沢延伸に伴う北しなの線開業のタイミングで115系3両編成5本がJR東日本から譲渡された。2020年より、115系の置き換えのためにSR1系の投入が開始されたが、2021年段階では115系が依然として主力といってよいだろう。

【→SR1系で運行のしなのサンセット号の乗車記録はこちら

ここ何年も115系に乗車していなかったので、せっかく長野に来たついでに、乗車しておくことにした。

 

2021年9月4日土曜日。

長野駅の在来線切符売り場の横にしなの鉄道の窓口がある。この窓口の営業時間は、8時~13時30分と15時~16時40分である。

この窓口で、「軽井沢・長野フリーきっぷ」というフリー乗車券を購入した。この乗車券は、JR信越本線の長野~篠ノ井間としなの鉄道線の篠ノ井~軽井沢間が乗り放題の乗車券で、値段は2,320円である。長野から軽井沢までの片道は1,670円であるから、往復で十分に元を取ることができる。

 

2021/9/4:しなの鉄道線:普通:長野→軽井沢

まずは13時13分発のしなの鉄道線普通軽井沢行きに乗車して、軽井沢へ向かった。

しなの鉄道では、現在、湘南色、初代長野色、台鉄色、長野色の、4種類のラッピング編成が走っている。狙っていたわけではないが、今回乗車したのは初代長野色であった。

 

長野を出発した際は、高校生や買い物客が一定数乗車しており、ロングシートの部分に座った。篠ノ井でしなの鉄道線に入り、屋代を過ぎると、車内は空いてきて、戸倉でボックスシートに移動した。

車内。

ボックスシート。窓側に小さなテーブルがある。

ドア付近はロングシートである。

 

運転室後ろに緑色の大きな箱がある。保安装置ATS-Pの設備だという話を聞いたことがある。

 

ドア上にはモニターがあった。次駅案内用ではなく、広告放映用である。

 

軽井沢には14時44分に到着した。

 

しなの鉄道軽井沢駅。この建物は、新幹線開業時に取り壊された後に駅舎記念館として再築された軽井沢駅旧駅舎であり、2017年にしなの鉄道軽井沢駅の駅舎として現役復帰した。

駅舎内。

 

2021/9/4:しなの鉄道線:快速:軽井沢→長野

軽井沢からの戻りは、15時08分発の快速長野行きに乗車した。先ほどの長野から乗車してきた列車の折り返しであるが、今度は種別が快速である。

この列車は、軽井沢を出ると、中軽井沢、信濃追分、御代田、小諸、田中、大屋、上田、坂城、戸倉、屋代、篠ノ井、川中島、長野の順に停車する。普通列車では長野まで22駅、1時間40分程度のところ、この快速列車は13駅のみの停車、1時間17分で走る。戸倉まではワンマン運転、戸倉から長野までは車掌が乗務する。

坂城駅の軽井沢方では、しなの鉄道で2013年まで運用に入っていた169系が静態保存されている。

坂城駅。

篠ノ井までは定刻で運行したが、篠ノ井より先のJR信越本線内で踏切障害が発生したとのことで、篠ノ井駅でしばらく停車した。

行先幕を改めて撮影した。戸倉から先は車掌が乗務するので、「ワンマン」の文字がなくなっていた。

列車は、篠ノ井を13分遅れの16時27分に出発した。次の川中島では遅れが16分まで拡大した。終点の長野には、17分遅れの16時42分に到着した。

 

2021/9/4:しなの鉄道線:普通:篠ノ井→小諸

「長野・軽井沢フリーきっぷ」の元は取れているので、これで帰宅しようかとも思ったが、せっかくなので、この後も乗車した。結局、この日はしなの鉄道線を軽井沢まで2往復した。

篠ノ井から、18時15分発の小諸行きに乗車した。列車は終始空いていた。

上田と小諸の間に、田中という駅がある。台湾鉄路管理局の縦貫線にも「田中」という駅がある。しなの鉄道は、2018年3月26日に台湾鉄路管理局と「友好協定」を結び、さらに日台両国の田中駅について「姉妹駅協定」を締結している。

 

小諸には19時15分に到着した。

ドア付近。

ドア上には路線図がある。

しなの鉄道のロゴ。

 

2021/9/4:しなの鉄道線:普通:小諸→軽井沢

隣のホームから、19時23分発の軽井沢行きに乗車した。

車両(軽井沢にて撮影)。

車内。これまで乗車した車両と異なり、座席の色は青色であった。

優先席。

 

ドアと座席は透明なアクリル板で仕切られており、そこに花の柄が入れられていた。

この列車も終始空いていた。軽井沢には19時48分に到着した。

 

2021/9/4:しなの鉄道線:普通:軽井沢→小諸

2021/9/4:しなの鉄道線:普通:小諸→長野

折り返し20時02分発の小諸行きに乗車して、小諸に向かった。小諸には20時25分に到着し、隣のホームから20時28分に出発する長野行きに乗り換えた。長野には21時31分に到着した。どちらも115系であった。

 

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台鉄自強号色の編成。しなの鉄道と台湾鉄路管理局との友好協定による交流事業の一環として、2018年に運行を開始した。台湾鉄路管理局のEMU100型自強号の塗装を再現したという。(2021年8月13日撮影)

【→EMU100型自強号の乗車記録はこちら

 

長野色の編成。(2021年9月19日撮影)

 

【しなの鉄道の乗車記録】

長野から上田へ:しなの鉄道:しなのサンセット4号:SR1系:2021/8/13

3,東京から上田へ:JR高崎線・信越本線・しなの鉄道:2007/5/14【2007/5甲信越】

【115系の乗車記録】

12,米子から岡山へ:JR伯備線:2009/10/4【2009/10西日本】

3,新潟から直江津へ:JR越後線・弥彦線:115系:2009/9/5【2009/9西日本】

7,姨捨駅(長野県・JR篠ノ井線):2006/12/2【2006/12信越】

4,高崎から直江津へ:JR上越線・北越急行線:2006/12/2【2006/12信越】

 

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