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10,新庄から東京へ:JR山形新幹線:つばさ160号:E3系1000番台:2023/12/23【2023/12東北】

投稿日:2024年1月18日

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新庄から東京へは山形新幹線で戻る。乗車2日前に、新庄19時57分発のつばさ160号の指定席を、えきねっとの「トクだ値10%OFF」で予約、新幹線eチケット使用で11,510円であった。

山形新幹線は東京と山形県の山形・新庄を結ぶ新幹線で、山形まで開業したのが1992年、新庄まで開業したのが1999年である。福島~新庄間は在来線である奥羽本線を走行する。一般に新幹線と在来線とは軌間が異なるが、福島~新庄間の奥羽本線は新幹線と同様の軌間である標準軌1435mmを採用している。

山形新幹線の車両は、現在、最高速度時速275kmのE3系が使われている。ただ、2024年3月のダイヤ改正で時速300kmで走行可能なE8系が投入され、いずれはE8系がE3系を置き換えることになっている。

 

2023/12/23:JR山形新幹線:つばさ160号:新庄→東京

新庄駅。

駅舎内には、新庄まつりの山車が展示されている。

 

「きてけろ君」。2013年の山形デスティネーションキャンペーンの際に作成された、山形県の形状を人の横顔に見立てて作成されたマスコットキャラクターだという。麦わら帽子にはさくらんぼの飾り付けがある。

 

新庄駅には、最上広域交流センター「ゆめりあ」が併設されている。

 

19時半過ぎに、19時57分発のつばさ160号の準備が整った旨の案内が流れた。

 

山形新幹線は、新庄駅では1番線、2番線で発着をする。2番線には19時30分着のつばさ145号が、1番線にはこれから乗車する19時57分発のつばさ160号が停車していた。

 

つばさ160号はE3系1000番台(L53編成)による運行であった。2005年に製造された車両である。

 

行先表示器。

 

ドア。

 

現在、つばさ号は全車指定席であるが、新庄方の16号車、17号車は、もともと自由席として使用されていた車両で、シートピッチが910mmである。

座席。

 

12号車から15号車は、当初から指定席として使用されていた車両で、シートピッチは980mmである。

座席。

座席には、リクライニングと座面スライドのボタンがある。

リクライニングと座面スライドをそれぞれ展開してみる。

 

背面テーブルは大型である。テーブルの色が異なるものが混在していたが、壊れたなどの理由で後から取り替えられたのかもしれない。

 

座席間の肘置きは大きめである。

 

各座席にフットレストがある。

 

最新の新幹線と比べると、窓は大きめである。

 

デッキとの仕切りドアの上に案内表示器がある。今となっては小さく感じる。

 

12号車には車いす対応の座席がある。

 

無料のWi-Fiが設置されている。

 

デッキ。

洋式トイレ。

男性用トイレ。

洗面所。

 

グリーン車の11号車と指定席の12号車には車いす対応の座席がある。11号車と12号車の間のデッキに、車いす対応のトイレが設置されている。最近の列車の車いす対応トイレは丸みを帯びた空間であるが、この車両が製造された当時はまだ長方形である。

 

公衆電話は既に撤去済である。

一部はAED置き場となっている。

 

くず物入れ。

荷物置き場。

 

19時57分発のつばさ160号東京行きは、本日の東京行きの最終列車である。定刻に新庄を出発した。新庄を出ると、大石田、村山、さくらんぼ東根、天童、山形の順に停車する。客は少なく、12号車の客は、山形まで私だけであった。

 

今回は、新庄駅のNEWDAYSで、有限会社新杵屋の米沢駅弁「三味牛肉どまん中」を購入した。醤油味の牛肉煮と牛そぼろを山形県産のお米「どまんなか」に敷き詰めた「牛肉どまん中」は有名駅弁であるが、こちらの「三味牛肉どまん中」は、醤油味の他に塩味、味噌味も楽しめる駅弁である。値段は、通常の「牛肉どまん中」と比較して150円高く、1,500円である。

左上が味噌、左下がしお、右上がおかず、右下がしょうゆ味である。美味しくいただいた。

 

20時43分に山形を出発した。山形では一定数の乗車があったが、車内は依然として空いている。その後、かみのやま温泉、赤湯、米沢と停車した。各駅でパラパラと乗車はあったが、空いている状態に変わりはない。

米沢を出ると、板谷峠で奥羽山脈を越える。この区間は曲線区間も多く、速度はゆっくりである。峠越えが終わり、庭坂を過ぎると再び速度が速くなる。

 

福島では高架を上がり、新幹線ホームの14番線に入線する。現在、福島駅の新幹線ホームで山形新幹線(奥羽本線)に繋がっているのは14番線のみであり、つばさ号は上下列車共に14番線で発着する。

福島には21時52分に到着した。ここで4分停車する。多くのつばさ号は、福島で仙台始発のやまびこ号と連結するが、つばさ160号は、やまびこ号と連結せずに東京まで単独で運行する。

E3系の車体幅は在来線にあわせられているため、東北新幹線内では列車とホームの間に隙間ができる。そのため、停車中はステップが展開する。

 

隣の15番線からは、21時55分発のやまびこ73号盛岡行きが出発した。

 

福島駅を出ると、東北新幹線の下り線を跨いで上り線に入る。山形新幹線が14番線でしか発着できないことを含め、この福島駅の構造が東北新幹線のダイヤ作成上の難点であり、ひとたび遅延が生じた際の回復の障害となっていることから、現在、山形新幹線(奥羽本線)から東北新幹線の上り線に直接繋がる線路を新たに建設中で、2026年末の完成を予定しているという。

つばさ160号は、郡山、宇都宮、大宮、上野の順に停車し、終点の東京には23時28分に到着した。

 

【2023/12東北】(目次

9,余目から新庄へ:JR陸羽西線(代行バス):2023/12/23【2023/12東北】

10,新庄から東京へ:JR山形新幹線:つばさ160号:E3系1000番台:2023/12/23【2023/12東北】【←本記事】

<2023/12東北・完>

 

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