ハバロフスク駅から、今度は6系統の路面電車に乗る。
乗車券。
車内。
6系統は、1系統とは反対の方向に進む。この系統は空いていた。ハバロフスク駅から終点までの距離は短かった。
終点で降りる。
客を降ろした後、車両はループ線で進行方向を変える。
再び同じ車両に乗車する。
ハバロフスク駅まで戻る。
ハバロフスク駅から、今度は5系統に乗る。最初の数区間は1系統と同じであるが、数区間をすぎると右にカーブする。この路線は長かった。
途中でうつらうつらしつつも、乗り続ける。乗り心地は悪いが、眠気を誘う。ほとんどの客が降りた停留所で私も降りたが、終点はその一つ先だったようである。
降りた停留所にて。
折り返してハバロフスク駅まで戻る。
車内。
車窓から。
12時半頃に始めた乗りつぶしだが、時間はもう17時になっていた。ホテルに戻ることにする。駅前に4系統のバスが止まっていて、バスに貼られている停車地を見ると、「コムソモール広場」と書いてあるのが分かる。やっとこの地名は読めるようになった。ただ、車掌に聞くと、反対方向に行くバスだという。反対側に渡ってバスを待つが、なかなか来ない。寒い。
目の前を緑色の制服の警察官が通る。どこかで見た顔だと思い見ていると、あちらも気がついたようである。昨晩一緒の客室で寝た警察官であった。お互い言葉は通じないが、にやっと笑いあう。こちらが乗り歩いている間、あちらはお仕事をしていたのだろう。お疲れ様である。
結局バスが来ないので、ひっきりなしに出発している1番のバスに乗った。後で、このバスに乗り続けていればホテルの近くに行くことを知るが、このときはまだ知らなかった。もっとも、頻繁に運行しているバスなら、分からないところに行っても反対側のバス停からすぐに戻ってくることができるだろうと思って乗ったわけである。
バスにも車掌が乗っており、その車掌に15ルーブルを払うと切符をくれる。
バズに乗っていると、ほんの数分で右手にHK(エヌカー)シティが見える。その次のバス停で降り、エヌカーシティに行ってみる。
降りたバス停の側にあった店には、「迎春」「大感謝祭」と書かれたのぼりがあったが、ちらっと覗いた限りでは日本関係の店ではないようであった。
エヌカーシティ。
このデパートはガイドブックにも載っている。わりと最近できたという。1階にマーケットがあったので、そこで水を買う。水は炭酸入りと炭酸なしの物がある。店員に英語で炭酸無しのミネラルウォーターを欲しいというと、大体意図は通じたようで、「ガス・ニェット」と言いつついくつか示してくれたので、2リットル入りボトルの中で一番安いやつをかごに入れる。惣菜も色々売っていたので、明日の夕食はここで買っても良いなと思う。ちなみに、日本食を売るコーナーや、日本のレトルト食品を売るコーナーもあった。レトルト食品は、日本で買うのと同じか、あるいはそれ以上の値段であった。
エヌカーシティの前から、1系統のトロリーバスに乗って大聖堂広場へ向かい、ホテルに戻った。1系統のトロリーバスは空港とコムソモール広場を結んでいる。最終日はこれにお世話になることになるだろう。
【2012/3中国・ロシア】(目次)
27,ハバロフスクの路面電車(1):2012/4/2【2012/3中国・ロシア】
28,ハバロフスクの路面電車(2):2012/4/2【2012/3中国・ロシア】【←本記事】
29,ハバロフスク:日本料理店「ユニハブ」:2012/4/2【2012/3中国・ロシア】
【日本の路面電車の乗車記録】
14,岡山電気軌道東山本線:2009/10/5【2009/10西日本】
5,富山ライトレール富山港線:2009/9/5【2009/9西日本】
【諸外国の路面電車の乗車記録】
42,バーゼルの路面電車:2012/3/2【2012/2ドイツ】
33,ベルリン:トラムM2系統・M10系統:2012/2/29【2012/2ドイツ】
24,ベルリン:トラムM2系統:2012/2/27【2012/2ドイツ】
17,ベルリン:トラムM10系統:2012/2/27【2012/2ドイツ】
37,ロサンゼルス:メトロ・ブルーライン:2011/8/19【2011/8アメリカ合衆国】
11,シアトル:サウスレイクユニオンストリートカー(South Lake Union Streetcar):2011/8/13【2011/8アメリカ合衆国】
9,シアトル:リンクライトレール(Link light rail):2011/8/13【2011/8アメリカ合衆国】