国府津を16時03分に出発した御殿場線は、沼津に17時42分に到着した。本日の目的地は豊橋であるため、ここからは東海道本線で西へ向かう。
2022/3/25:JR東海道本線:ホームライナー浜松3号:沼津→浜松
沼津から浜松までは18時31分発のホームライナー浜松3号で向かうことにした。沼津から浜松までの距離は130.9kmで、ホームライナー浜松3号は、数あるラッシュ時の通勤ライナーの中でも長距離を走る列車である。
1・2番線ホーム上にあるライナー券券売機で、浜松までの乗車整理券を購入した。330円である。車内は自由席であり、整理券には座席番号の記載はない。
ホームライナー浜松3号は、特急用車両である373系による運行である。373系は、1995年から1996年にかけて登場した車両で、現在は身延線の特急ふじかわ、飯田線の特急伊那路での運用が中心である。登場当初は、東京~静岡間の特急東海、東京~大垣間の快速ムーンライトながら、東京~静岡間の普通列車での運用もあり、東京駅で見ることもできた。
ホームライナー浜松3号は、3両1組を2編成繋げた6両編成での運行であった。
側面の行先幕は「ホームライナー浜松」の表示であった。
車内(一部は浜松到着後に撮影)。客室とデッキとの間に仕切りドアがないのが、この車両の特徴である。
座席。肉厚で座り心地は良い。
枕カバーにライナー券を入れるポケットがついている。ライナー券を購入して乗車した場合は、自分の席の目の前にある、前の席の枕カバーのポケットにライナー券を入れる。そうすると、検札が省略となる。
テーブルは肘掛けに収納されている。インアームテーブルである。
普通席でも各座席にフットレストがあるのは、JR東海の特急用車両に共通である。
前から1両目と4両目にはトイレと洗面所が設置されている。
車いす対応トイレ。
おむつ交換台が設置されている。
反対側には男性用トイレがある。
特急用車両であるから、洗面所もある。
ドア脇にはくず物入れがある。
18時27分、1番線に熱海始発の普通浜松行きが到着した。この列車は沼津で16分停車する。ホームライナー浜松3号に乗り換える客も多い。
ホームライナー浜松3号は、定刻18時31分に沼津を出発した。2人掛けに1人ずつ座っているところが多く、中に2席とも埋まっているところがあった。
沼津を出ると、富士、清水、静岡、藤枝、島田、菊川、掛川、袋井、磐田に停車する。さすがに富士で降りる客はほとんどいなかったが、清水まで来ると降車する客がいる。一方、途中から乗車してくる客も多いのは、長距離を走るホームライナーならではである。各駅を出発すると、車掌が車内を巡回する。車内でライナー券を購入している客も多い。
沼津駅のベルマートキオスクで、何か沼津らしいものがあるかと探して、「ぬまっちゃ」という緑茶を購入していた。愛鷹山麓で育てられた沼津産茶葉を100%使用したお茶とのことである。飲みやすく美味しかった。
終点の浜松には20時10分に到着した。沼津から1時間39分、快適な移動であった。
2022/3/25:JR東海道本線:普通:浜松→豊橋
浜松では、対面乗り換えで20時13分発の普通豊橋行きに乗り換えた。
豊橋行きは6両編成であったが、ほどよく座席が埋まっており、浜松を出発した時点ではドア脇に立っていた。終点の豊橋には20時46分に到着した。
【2022/3東日本・東海】(目次)
12,JR御殿場線:2022/3/25【2022/3東日本・東海】
13,沼津から浜松へ:JR東海道本線:ホームライナー浜松3号:2022/3/25【2022/3東日本・東海】【←本記事】
14,名鉄豊川線:2022/3/25【2022/3東日本・東海】
【JR東海の特急用車両の乗車記録】
21,新宮から名古屋へ:特急南紀8号:2021/12/26【2021/12西日本】
長野から松本へ:JR篠ノ井線:特急しなの6号:2021/9/20
塩尻から長野へ:JR篠ノ井線:特急しなの11号:グリーン車:2021/9/11
【JRホームライナーの乗車記録】
JR東海道本線:湘南ライナー9号:グリーン車:215系:2020/11/6
JR東海道本線:ホームライナー小田原23号:グリーン車:185系:2020/11/2
7,静岡から三島へ:JR東海道本線:ホームライナー沼津2号:2020/1/11【2020/1東海】
東京から藤沢へ:JR東海道本線:湘南ライナー1号:2019/8/20