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21,新宮から名古屋へ:特急南紀8号:2021/12/26【2021/12西日本】

投稿日:2022年3月3日

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新大阪からの特急くろしお11号は、新宮に16時42分に到着した。新宮からは、紀勢本線の特急南紀8号で名古屋へ向かい、そこから東海道新幹線で東京に戻ることにした。

今回、ここまではJR西日本の「どこでもきっぷ」を使ってきたが、新宮から先はJR東海なので、別に乗車券を購入していた。新宮から東京都区内までは、乗車券で9,650円である。

特急南紀の特急券は、新幹線の特急券と同時に購入すると乗継割引が適用される。新宮から名古屋までの指定席特急券は1,890円であった。

名古屋から東京までの指定席特急券は5,120円であった。

 

新宮駅。

 

駅構内にはクリスマスツリーが飾られていた。その横には、かつて特急くろしおの車内に装備されていたものだろうか、パンダのシートがあった。

頭上には、「つづれ織壁画「熊野詣新絵巻」」が飾られていた。

 

新宮駅の向かいに、徐福寿司という寿司店があった。さんま寿司が有名らしい。夕食に購入をした。900円也。

 

2021/12/26:特急南紀8号:新宮→名古屋

特急南紀号は、名古屋と新宮・紀伊勝浦を関西本線、伊勢鉄道線、紀勢本線経由で運行する特急列車で、1日4往復の運行である。名古屋から新宮までは231.1kmで、特急南紀号は3時間半弱でこの区間を走行する。

車両はキハ85系が使われる。キハ85系は1988年から1992年にかけて製造された気動車で、最高速度は時速120kmと、速度性能に優れている。かつてはグリーン車も連結されていたが、コロナウイルス感染症の影響を受け、2020年以降、特急南紀号では、通期は指定席1両、自由席1両の2両で運行されている。

 

特急南紀8号名古屋行きは、3番線から17時31分に出発する。

地下道を通って3番線へ向かう。

 

2番線には、17時55分発の普通多気行きが停車していた。

多気行きの車内は、意外にもクロスシートではなくロングシートであった。

 

特急南紀8号は紀伊勝浦始発で、新宮駅には17時29分に到着した。この日は日曜日だからか3両での運行であった。

新宮では、JR西日本の乗務員からJR東海の乗務員に交代をする。

 

車内。

通路と座席部分には段差があり、座席が一段高いところにある。

座席。

背面テーブルが備わっている。

フットレストがある。

 

2号車には車いす対応の座席があり、この部分は通路と同じ高さのところに座席がある。

 

2号車のデッキは、車いす対応の設備が備わっており、広めにとられている。

洗面所。

トイレ。

 

1号車のデッキ。

こちらは和式トイレであった。

洗面所。

 

ヘッドマーク。

 

私の席はD席で、山側であった。また、私の座る席の区画だけ、ディーゼルの煤煙のせいだろうか、窓が汚れている。もう外も暗いので、山も海も関係ないし、窓が汚くても、写真を撮るわけではないので構わない。

特急南紀8号名古屋行きは、定刻17時31分に新宮を出発した。

キハ85系は高速性能に優れた車両であるが、高速走行時の揺れは大きい。ときおり、強引に左右に揺さぶられる。力強さがある走りであるが、乗り心地は良いとは言えない。

紀伊長島までは太平洋に沿って走る区間が比較的多い。昼間であれば絶景が望めることであろう。既に暗いので、よく分からない。

 

熊野市には17時49分に到着した。

 

新宮で購入したさんま寿司を開けた。

大変美味しくいただいた。

 

尾鷲には18時17分に到着し、その後、紀伊長島には18時39分に到着した。

 

紀伊長島を出ると内陸部へ入る。多気までは山の中を走行したようであるが、道路が横に走っているようで、街灯の明かりもあるし、所々、住宅の灯りも見える。

三瀬谷には19時13分に到着した。5分遅れである。先行列車が鹿と衝突したための遅延とのことであった。

多気にも5分遅れを引きずり19時35分に到着した。鳥羽方面の参宮線はここで乗り換えである。

 

松阪にも5分遅れを引きずり19時42分に到着した。名松線と近鉄線との乗換駅である。乗り換え時間が迫っているのか、列車から降りた後ホームを走っている客が多い。

 

津には6分遅れの19時59分に到着した。19時56分発の普通亀山行きが接続をとっていた。

特急南紀号は、ここから伊勢鉄道伊勢線に入る。伊勢鉄道は、紀勢本線の津と関西本線の河原田駅を結ぶ22.3kmを結ぶ第三セクターの路線である。この区間をJR線で向かうと亀山経由となり遠回りとなるため、伊勢鉄道は津方面と名古屋方面の短絡線の役割を果たしている。特急南紀号のほか、名古屋と鳥羽とを結ぶ快速みえ号も伊勢鉄道を経由する。

伊勢鉄道線内では、鈴鹿に停車する。鈴鹿には6分遅れの20時12分に到着した。雪が降っており、ホーム上にもうっすらと雪が積もっていた。

伊勢鉄道の終点の河原田駅では、停車をせずに関西本線に入る。伊勢鉄道のホームは築堤にあり、関西本線のホームは左下に見える。河原田駅を通過し、名古屋寄りで関西本線と合流する。

 

四日市には9分遅れの20時23分に到着した。雪がだいぶ強くなってきた。線路が白くなっている。

 

桑名には10分遅れの20時36分に到着した。

 

終点の名古屋には7分遅れの20時56分に到着した。

 

2021/12/26:JR東海道新幹線:のぞみ252号:名古屋→東京

東海道新幹線のホームに行くと、こちらも、雪の影響でだいぶ遅れが出ていた。私は21時12分発のぞみ254号の指定券を持っていたが、21時を回ったところで、まだ20時49分発のぞみ252号東京行きが名古屋駅に到着していなかった。

 

ホームの駅弁店はまだ営業をしており、駅弁を買って列車を待った。まもなく、20時49分のぞみ号252号東京行きが14番線に入線した。自由席に空席があったので、この列車に乗ることにした。3列席のA席に座った。空席は多く、結局、横2席には誰も来なかった。

乗車後すぐに出発するわけではなく、車輪の雪落としのためにさらに数分停車した。その間に、隣の15番線に後発ののぞみ号が入線した。

のぞみ252号東京行きは、23分遅れの21時12分に名古屋を出発した。出発すれば、新横浜まで無停車であり、名古屋以降では徐行区間はないので、本来の走りを見せる。

 

名古屋駅で購入した弁当「みそかつ入り幕の内」。

 

車内放送で、22時44分に東京を出る東北新幹線の最終なすの281号那須塩原行で小山より先に行く客の行き先、人数の確認をしたい旨の放送が流れる。その後、車掌が車内を回った。

小田原を通過したところで、23分遅れとの案内があった。名古屋発車時点での遅れを保ったまま来たようである。

新横浜には23分遅れを維持して22時29分に到着した。こちらが出発するタイミングで、名古屋をすぐ後に出たのぞみが隣のホームに到着した。綱渡り的な運用である。

新横浜を出ると、次は品川に停車する。品川には22時44分に到着した。

品川を出ると、なすの281号には接続しない旨、小山、宇都宮へは23時発の上越新幹線たにがわ477号に乗車して大宮で普通列車に乗り換えるように、詳細はJR東日本の窓口で聞くようにとの放送が入った。

終点の東京には23分遅れの22時47分に到着した。

 

【2021/12西日本】(目次

20,新大阪から新宮へ:特急くろしお11号:パンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」:2021/12/26【2021/12西日本】

21,新宮から名古屋へ:特急南紀8号:2021/12/26【2021/12西日本】【←本記事】

<完>

 

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7,静岡から三島へ:JR東海道本線:ホームライナー沼津2号:2020/1/11【2020/1東海】

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