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12,JR山陰本線仙崎支線:2021/12/25【2021/12西日本】

投稿日:2022年2月10日

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益田を13時11分に出た山陰本線の普通長門市行きは、倒竹撤去の影響で、長門市駅に15分遅れの15時17分に到着した。

長門市は山陰本線と美祢線の接続駅である。山陰本線に関しては、長門市から、仙崎まで2.2kmの支線が分岐している。次はこの支線に乗車することにした。

仙崎支線は、1930年に美祢線の貨物支線として誕生した。1933年の山陰本線全線開通の際に、山陰本線に編入されてその支線となり、まもなく旅客営業も開始した。現在、この支線を走る列車は、1日6往復のみである。長門市発の始発は6時24分と朝早いが、終電も17時45分とかなり早い。今回、私は、長門市から、16時16分発の山陰本線普通仙崎行きに乗り、この支線を往復する。終電の一つ前の列車である。

 

2021/12/25:山陰本線仙崎支線:普通:長門市→仙崎

長門市駅。

 

山陰本線仙崎支線の列車には、支線内のみを走る列車と、美祢線から直通する列車がある。16時16分発仙崎行きは、美祢線の厚狭からの列車であり、長門市に15時48分に到着し、28分停車した後に仙崎に向けて出発する。

車両は、JR西日本のローカル線ではよく見かけるキハ120形気動車である。

ドアは閉まっており、ボタンでドアを開けて乗車する。

車内はロングシートであった。

 

列車は、定刻16時16分に長門市を出発した。長門市を出て山陰本線を益田方に数百メートル進むと分岐があり、左側に分かれる。支線に入った後はゆるゆると直線を進む。仙崎駅のすぐ手前で右側に緩いカーブがある。このカーブが終わると、仙崎駅に到着する。

長門市から2.2km、出発から4分後の16時20分に仙崎に到着した。仙崎駅は1面1線の駅である。

 

仙崎駅のホームの壁には海の絵が描かれていた。

 

すぐ先に行き止まりがある。

 

折り返しの美祢線直通厚狭行きは16時27分発である。慌ただしく駅の外に出て、駅の写真を撮った。同じような行動をしている人が数名いた。

駅舎は鉄筋コンクリート造りであるが、屋根は瓦葺き、壁も木で覆われており、どこか懐かしい雰囲気である。

 

駅舎内にはギャラリーがある。「太平洋戦争の記憶「引揚げ港 仙崎」」「作詞家 大津あきら回顧展「漁場抒情」」と書かれた紙が貼られていた。

 

仙崎は、詩人金子みすゞの故郷としても有名である。駅の近くには金子みすゞ記念館がある。待合室の壁には、金子みすゞのモザイクアートがある。

 

改札口。無人駅である。

 

2021/12/25:山陰本線仙崎支線:普通:仙崎→長門市

仙崎までの列車は、折り返し、16時27分発の美祢線直通厚狭行きとなる。仙崎から長門市までは山陰本線の支線であるが、ワンマンカーの自動放送では、「美祢線厚狭行きワンマンカー」と案内された。仙崎支線と美祢線は実質的に一体のものとして運用されているようである。

厚狭行きの列車は、定刻16時27分に仙崎を出発した。

帰りは、後ろの運転台の横に立ち、後ろからの景色を見て過ごした。

仙崎駅を出てから山陰本線の本線と合流するまでは3分程度である。

合流すると、すぐに長門市駅に到着する。

 

長門市には16時31分に到着した。この列車は、長門市で3分の停車の後、美祢線を厚狭まで向かう。

 

【2021/12西日本】(目次

11,益田から長門市へ:JR山陰本線:キハ40形:2021/12/25【2021/12西日本】

12,JR山陰本線仙崎支線:2021/12/25【2021/12西日本】【←本記事】

13,長門市から下関へ:JR山陰本線:キハ40形・キハ47形:2021/12/25【2021/12西日本】

 

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