日本の船 2025/12長崎 記録

8,福江から博多へ:野母商船 フェリー「太古」:ツイン:2025/12/22【2025/12長崎】

投稿日:2026年1月16日

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長崎市に本社を有する野母商船は、博多と五島列島を結ぶフェリー「太古」を、1日1往復運行している。博多発は夜行便、五島発は昼行便である。

今回乗船する五島発便は、福江を10時10分に出発し、中通島の青方港、小値賀島の小値賀港、宇久島の宇久平港を経由した後、博多へ向かう。博多港に到着するのは17時50分である。なお、逆の博多発便は、博多を23時45分に出発し、早朝から宇久、小値賀、青方、さらに奈留島の奈留港を経由した後、福江には8時15分に到着する。

予約・決済は公式ウェブサイトで1ヶ月前から行うことができる。福江から博多までの運賃は4,930円で、これでカーペットの「スタンダード」に乗船でき、グリーン和室、グリーン寝台、ツイン、ファミリー、スイートの客室を使用する場合は、追加で指定客室料金を支払うという仕組みになっている。その中で、ツイン、ファミリー、スイートは個室で、いずれも窓付きである。今回は、2,600円の指定客室料金を支払い、ツインを購入した。スイートも8,800円だったので少し迷ったが、そもそも空席がなかった。1室だけなので、争奪戦なのだろう。ちなみに、個室料金は、博多発の夜行便の方が高く、五島発の昼便の2倍の運賃となっている。

 

2025/12/22:野母商船:フェリー「太古」:福江→博多

2025年12月22日月曜日。今回は福江港を10時10分に出発する博多行きに乗船する。前述の通り、ツインの個室を予約していた。

カンパーナホテルを9時半に出て、徒歩で福江港旅客ターミナルに向かう。5分程度で到着する。

 

停泊している「フェリーひさか」は、久賀島へ向かう木口汽船のフェリーである。

 

福江港旅客ターミナルに入る。

 

昨日が欠航だったので不安もあったが、幸いにも昨晩の博多発の便は運航しており、折り返しの博多行きも予定通りとのことで安心する。窓口で、乗船券を発券する。

乗船券と個室券の2枚が発券された。

 

福江港からは、長崎市内へフェリーとジェットフォイルが1日3本ずつ運航しているほか、五島列島の島々への便も設定されている。

 

ターミナル内にはお土産店が並んでいる。

 

博多行きフェリー「太古」の乗船口は2階の4番である。

 

出航10分前の10時に乗船開始となった。

長い通路を通って船へ向かう。

 

本日乗船するフェリー「太古」は、2014年に就航し、総トン数1598トン、全長94m、全幅14.4m、旅客定員は350名である。

 

1階の後部デッキから乗船する。

 

1階の中央部にインフォメーションがある。

 

各寄港地の観光案内が置かれているコーナーがある。

 

時刻表。

 

「スタンダード」はカーペット敷きで、1階に設置されている。

 

1階には、ドリンク、カップ麺、アイスクリーム、お菓子の自動販売機がある。船内にはレストランはなく、飲食物はこの自動販売機で売っているもののみである。

 

シャワー室も設置されている。

 

1階の前方にはキッズスペースがある。

子供が好きそうな飲み物が売られた自動販売機もある。

 

ゲームセンター。

 

グリーン和室、グリーン寝台、ツイン、ファミリー、スイートは2階にある。中央部の階段で2階へ向かう。

 

2階の階段付近は、高級ホテルのような雰囲気がある。

プロムナード。

 

進行方向前側にはラウンジがある。ここから外に出ることもできる。

外から全面展望が楽しめる。

 

この船は、若松大橋、生月大橋の2つの橋を潜る。それぞれの橋を潜る時間が掲示されていた。

 

後部デッキから外に出てみる。(後程撮影)

 

今回の部屋は2階にあるツインの215号室である。ツインは16部屋あり、いずれも窓付きである。

中に入る。

マットレスとシーツ、毛布、枕が2セット置かれている。マットレスを2つ並べて敷くと、部屋が埋まる。それくらいの大きさである。

各部屋にはテレビがあり、航路図を見ることもできる。

船内用のスリッパやティッシュボックス、ごみ箱が棚に置かれている。

 

昼間なので、マットレスをたたんだ状態でシーツを被せ、座布団のようにした。

 

 

10時10分、福江港を出航した。

 

外から全面展望できるのは良い。

 

福江港の2階乗船口前にある店では、のり弁当が売られており、昼食用に購入しておいた。上には、五島市の浜口水産が作ったかまぼこ5種と紅生姜がのっている。

上から見るとかまぼこだけに見えるが、下にはきちんと海苔と御飯がある。美味しくいただいた。

 

船室のテレビでは航路図が表示されている。福江を出てからしばらくは島々の中を進んでいく。

 

五島旅客船のOCEANとすれ違う。福江島、奈留島、若松島を結ぶ航路である。

 

前方の島に向かって進んでいく。

 

船は、若松島と中通島の間の水路を進む。いずれも、長崎県南松浦郡新上五島町に属する。

 

前方に見えるのは、中通島と若松島を結ぶ若松大橋である。

 

左右に島を見つつ進む。

 

11時05分、若松大橋を潜る。

 

航路図からも、島の間を進んでいるのがわかる。

 

若松島と中通島の間の水路を通りぬけた後、中通島の青方港に向けて進む。

 

後部デッキから見た航跡。

 

青方港に入る直前に、物々しい建物が見えるが、これは上五島国家石油備蓄基地である。

 

青方港に向けて進む。

 

中通島の青方港には11時50分に到着した。ここで20分停泊する。

新上五島町では、佐世保市に本社を有する西肥バスが路線を有している。

 

12時10分、青方港を出航する。

 

中通島の青方港を出ると、次は小値賀島に向けて進む。

 

小値賀島は、長崎県北松浦郡小値賀町に属する。

 

小値賀島の小値賀港には13時に到着した。

 

小値賀港ではボーディングブリッジが接続された。

 

小値賀港付近。

 

10分ほど停泊の後、13時10分に小値賀港を出発して、次は宇久島へ向かう。

 

宇久島は長崎県佐世保市に属する。

 

宇久平港。

 

フェリー「太古」は、船尾にランプウェイがあるため、港の手前で大きく旋回して、バックするような格好で港に到着する。宇久平港には13時45分に到着した。

 

港の近くにある建物は宇久行政センターである。港の付近が街の中心部のようであった。

 

フェリーからは何台かトラックが出て行った。

 

宇久平港を13時55分に出発した。ここからは博多まで直行する。宇久を出ると、「時化により大きく揺れることがございます」との船内アナウンスがあった。

 

14時45分頃、前方デッキから外に出てみると、風がとても強い。この写真の位置から前に進めないくらいの強さである。

前方に見えるのは、生月島と平戸島を結ぶ生月大橋である。

14時50分、生月大橋を潜る。

 

平戸島は、反対側で平戸大橋を介して九州本土と繋がっている。

 

福江港で購入した堂崎マドレーヌをいただく。

さらに、船内の自動販売機でアイスクリームを購入した。

 

生月大橋を過ぎてから、急に大きく揺れ出す。天気が良いのと波の大きさは関係がなく、時間が経つにつれ、まっすぐ歩くことが難しいくらいの揺れになった。

 

起きていてもすることがなく、眠くなってきたので、横になることにした。この個室には、前述の通り、マットレス、シーツ、枕が用意されている。それをセットするのも一苦労であったが、何とかベッドを作り、横になる。背中越しに直に揺れを感じる。これが良くなかったのか、それとも直前におやつを食べたのが良くなかったのか、あるいは単に時間の問題だったのか、16時半過ぎ、急に船酔いを発症した。横になって具合悪くなったのかもしれないが、では再び起き上がれるかというと、そういうわけでもないので、そのまま目を瞑る。

 

一眠りして、気がつくと17時半であった。外はすっかり日が暮れている。船は既に博多湾に入っており、揺れは収まっていた。寝たことで、気持ちの悪さもだいぶ収まっていた。

 

博多港には17時50分に到着した。博多では2階の後部から下船となる。

 

フェリー「太古」は、博多ふ頭第2ターミナルに到着する。

以前、博多から西戸崎に向かう渡船に乗船した際には、隣の第1ターミナルを使い、そちらは新しめの建物で、中にはレストランや売店もあり賑わっていたが、第2ターミナルの方は九州郵船の壱岐・対馬行きフェリーと、野母商船の五島行きフェリーが発着するのみで、この時間帯はひっそりとしていた。

 

2025/12/22:西鉄バス:47系統:博多ふ頭→博多駅前

博多ふ頭からは、博多駅や天神駅方面へ西鉄バスが運行している。

下船後すぐにバス乗り場に行けば、18時02分発の博多駅方面のバスに乗ることができたが、写真を撮ったりトイレに行ったりしていたため、その後の18時16分発博多駅前経由那珂川営業所行きに乗車した。

博多駅前には18時40分に到着した。

 

ちなみに、東海道・山陽新幹線の最終の東京行きは博多を19時に出るので、滞りなく進めば乗り継ぐことは可能である。

 

【2025/12長崎】(目次

7,五島・福江:カンパーナホテル:デラックスツイン:2025/12/21【2025/12長崎】

8,福江から博多へ:野母商船 フェリー「太古」:ツイン:2025/12/22【2025/12長崎】【←本記事】

9,福岡から羽田へ:日本航空332便:2025/12/22【2025/12長崎】

 

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【フェリー乗船記録】

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