【前から続く】
2024年12月23日月曜日。
7時30分、レストランの朝食営業が開始した旨の船内放送で起きる。すでにフェリーは宮城県沖を航行中であった。
部屋の窓から外を見る。
朝食を食べにレストラン「サントリーニ」へ向かう。
メニューは、一般的なホテルの朝食バイキングと同様である。
和食、洋食それぞれ揃っている。
シアターラウンジ「ミコノス」の予定も確認する。この日は、13時半から邦画「波紋」、16時から中国映画「あんたがここにいてほしい」が上映されるとのことである。
外に出る。良い天気である。
10時前に仙台港に入港する。この時に気が付いたが、船室のテレビでは操舵室のカメラを見ることもできた。
仙台港周辺。
仙台港では10時から12時50分まで停泊する。名古屋までの客も手続きをすれば一時下船が可能であるが、今回はそのまま船内にとどまる。室内着に着替えてベッドに入る。
12時、レストランの昼食営業が開始した旨の船内放送で、二度寝から目覚める。
昼食もバイキング形式で、4種類のカレーがメインであった。
きしめんもある。
デザートのゼリーまで、美味しくいただいた。
仙台港の出航は12時50分である。デッキで出航を待つ。
仙台港フェリーターミナル。
12時50分、名古屋に向けて仙台港を出航する。名古屋まではここから18時間である。
タグボートがフェリーを引っ張って、船首を進行方向に向ける。
多くの船が停泊している。
船首が沖の方を向くと、タグボートとのロープが外され、タグボートがロープを回収する。
ロープを外した後、タグボートはしばらくフェリーに寄り添って進む。
沖に向けて湾内を進む。
部屋に戻る。タグボードの基地が湾の入り口の方にあるのだろうか、10分以上並走する。
出航から30分ほどするとだいぶ陸地から離れる。持ってきた本を読みつつ過ごす。船内にはWi-Fiはなく、携帯は陸に近いところでは繋がるが、陸から離れると、特に陸側ではない船室からはほとんど繋がらない。
14時30分頃、船内放送で、昨晩名古屋を出た姉妹船「きそ」とすれ違う旨の案内があり、外に出る。お互いに警笛を交換する。
6階の展望通路「プロムナード」では、くつろぐ人が多い。
15時半過ぎ、福島沖を進む。
16時半頃、少しずつ日が暮れていく。
航跡。
18時頃。茨城県沖を進む。
18時、レストランの夕食営業が開始した旨の船内放送で、レストランへ向かう。昨晩とはメニューが異なり、本日は和食が中心のようである。
美味しくいただいた。
果物類。
ケーキとアイス。
売店ではセイコーマートのメロンソフトが売られていたので購入した。260円也。さすがに船内でキャッシュレスは難しいのか、売店は現金のみである。
シアターラウンジ「ミコノス」では、21時から「シャイロックの子供たち」が上映される。原作は池井戸潤氏とのことで、面白そうなので見にいった。映画は約2時間、本日は満足した。
この日も展望大浴場に行く。この時間帯は房総半島を回っているところで、今までより揺れは大きい。フェリーに乗り慣れていないので、これがどの程度の揺れかはわからぬが、大浴場の水面は大きく波打っていた。
0時過ぎにベッドに入る。
【2024/12北海道】(目次)
9,苫小牧駅から苫小牧港(西港)へ:道南バス「24 フェリー線」:2024/12/22【2024/12北海道】
10,苫小牧から名古屋へ:太平洋フェリー「いしかり」:(1)特等室:2024/12/22【2024/12北海道】
11,苫小牧から名古屋へ:太平洋フェリー「いしかり」:(2)苫小牧→:2024/12/22【2024/12北海道】
12,苫小牧から名古屋へ:太平洋フェリー「いしかり」:(3)→仙台→:2024/12/23【2024/12北海道】【←本記事】
13,苫小牧から名古屋へ:太平洋フェリー「いしかり」:(4)→名古屋:2024/12/24【2024/12北海道】
【フェリー乗船記録】
(中・長距離)
15,北九州(門司)から東京へ:オーシャン東九フェリー「フェリーしまんと」:(1)2人個室:北九州→:2023/7/15【2023/7九州】
5,鹿児島から那覇へ:マリックスライン「クイーンコーラルクロス」:(1)1等室:2023/3/9【2023/3沖縄】
10,苫小牧から八戸へ:シルバーフェリー「フェリーはちのへ」:2007/3/14【2007/3北海道】
23,苫小牧から八戸へ:シルバーフェリー「べが」:2006/8/2【2006/7北海道】
(短距離)
9,和歌山から徳島へ:南海フェリー「フェリーあい」:2023/12/29【2023/12四国】
5,JR西日本宮島フェリー:宮島連絡船:2023/9/8【2023/9九州】
16,島原から熊本へ:熊本フェリー「オーシャンアロー」:2022/12/25【2022/12九州】
17,桜島フェリー「第十六櫻島丸」「第二桜島丸」:2022/9/11【2022/9九州】
12,志布志駅から鹿児島中央駅へ:鹿児島交通:鴨池・垂水フェリー:2022/9/10【2022/9九州】
4,金谷から久里浜へ:東京湾フェリー「かなや丸」:2020/10/3【2020/10千葉・神奈川】
10,メラクからバカウニへ:スンダ海峡フェリー:2017/3/10【2017/3インドネシア】
23,スラバヤからデンパサールへ(2):バリ海峡フェリー・バス:2013/3/23【2013/3インドネシア】
35,ハンブルクからコペンハーゲンへ:ICE33(渡り鳥コース):2012/3/1【2012/2ドイツ】
30,ワシントン州フェリー(Washington State Ferries):2011/8/17【2011/8アメリカ合衆国】
25,宇野から高松へ:四国フェリー「第一しょうどしま丸」:2009/9/9【2009/9西日本】