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長野電鉄3000系:2021/8/7

投稿日:2021年9月7日

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長野電鉄3000系は2020年より長野電鉄で運用されている車両で、現在5編成在籍している。3000系は、かつては東京メトロ日比谷線及びその乗り入れ先で使われていた営団03系であり、東京メトロ13000系の導入に伴い廃車となった車両の一部が長野電鉄に譲渡された。東京メトロ時代は8両編成での運転であったところ、長野電鉄では3両編成での運行となっている。

ちなみに、現在、長野電鉄で普通列車に用いられる車両は、3000系の他に3500系と8500系がある。8500系は、東急田園都市線で運用されていた元東急8500系であり、長野電鉄では2005年に運行を開始した。3500系は、営団地下鉄日比谷線で運用されていた元営団3000系であり、長野電鉄では1992年に運行を開始した。

今回乗車する3000系は、前述の通り東京メトロ日比谷線で運用されていた元営団03系であるが、3500系の老朽化に伴う置き換え用として導入されたものである。日比谷線の車両が新旧2代揃って長野電鉄で運用されていること、長野電鉄でも3500系(営団3000系)を3000系(営団03系)で置き換えようとしていることは、なかなか興味深く感じる。

行先表示器は前面も側面もフルカラーLEDとなっている。長野電鉄に譲渡された際に改造されたようである。

長野電鉄の社紋が貼られている。

長野電鉄では3000系である。

 

車内。東京メトロの頃とほとんど変わっていないように見える。

シートのモケットも東京メトロ時代と同じであろう。

車端部。

車いすスペース。

千鳥配置の電光表示器もそのまま使用されている。

 

ドア。

 

フルカラーLED化された行先表示器の他で、一見して分かる東京メトロ時代との違いは、ドアボタンが追加されたことである。ドアボタンはすべてのドアに設置されているわけではなく、各車両左右1カ所ずつである。両先頭車は運転台のすぐ後ろのドア、中間車は真ん中のドアである。

駅には、ドアボタンの案内が貼られていた。(須坂駅にて)

 

乗車したこの車両は、1990年に製造され、2020年に東京メトロの関連企業であるメトロ車両で改造がなされた。改造に当たっては、信州中野と湯田中の間に存在する40パーミルの急勾配に対応できるようにするため、抑速ブレーキが装備されたという。8500系には抑速ブレーキが搭載されていないため、信州中野~湯田中間の普通列車は3500系か3000系のいずれかで運用されることになる。

 

新型コロナウイルス感染症が蔓延中なので、窓には「車内窓開けのお願い」の紙が貼られていた。

 

夜の湯田中駅と3000系。

湯田中駅改札口から。

 

東京メトロ時代の営団03系。(2013年2月に撮影)

 

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