【前から続く】
今回の私の船室は進行方向右側であった。客室の窓からは鹿児島新港のターミナルが見える。貨物の積み込みが続いており、フォークリフトが忙しそうに動いていた。
鹿児島港の出航時刻は18時であるが、食堂の営業は出航前の17時半に開始した。夕食は17時半から19時までである。早速向かう。
食堂(後ほど撮影)。営業時間以外はフリースペースとして活用されている。
椅子は床に固定されている。
自動券売機で食券を購入する。メニューは充実していた。価格帯も、高くは感じない。鹿児島の鶏飯、沖縄の沖縄そばといった地元のメニューもある。おでん定食も気になった。
夕食は黒豚とんかつ定食にした。1,200円也。揚げたて熱々のものを提供してくれた。味噌汁と漬け物が添えられている。美味しくいただいた。
出航5分前の17時55分にデッキに出た。特等・1等船室用の通路を後方へ進むと、そのままデッキへ出ることができる。
デッキには3階と4階のいずれからも出ることができ、デッキにも階段がある。
デッキに出ると、ちょうどランプウェイが格納されるところであった。
前方を見ると、ターミナルの向こうに桜島が見えた。
定刻18時に鹿児島新港を出港した。ファンネルから黒い煙が上がる。
ゆっくりと港から離れていく。
北ふ頭の方を望遠すると、桜島フェリーが見えた。だいぶ遠い。
数分進んだだけで岸が相当に遠くなった。
錦江湾を進む。
案内所の横には売店がある。案内所の係員が売店のレジも兼ねている。売店では、飲み物、おつまみ、お菓子が充実していたが、おにぎりやお弁当、パン、インスタント食品といった主食もの、アメニティ、酔い止めなど、さしあたり必要なものは一通り揃っている感じであった。乗船記念のグッズもあった。全体的に、値段は地上とほぼ同じ感じである。ただ、お弁当は個数が限られているようであった。
一応、夜食用に、インスタントのカップスープ「鹿児島奄美風 鶏飯スープ」を購入した。200円也。スプーンは1本10円であった。
ついでに、さつまいもキャラメル、ボンタンアメ、兵六餅のセットを購入した。189円也。
飲み物は、自動販売機でさんぴん花茶を購入した。1本160円である。
案内所の前では、次の港の入港予定時刻が表示されていた。奄美大島の名瀬港には、翌朝4時50分入港予定とのことである。
18時半過ぎ、一気に暗くなった。
錦江湾の真ん中を進む。
20時、佐多岬の脇を通過する。
デッキに出てみる。何も見えない。天気が良かったら星が綺麗に見えそうであるが、この日は無理だった。
シャワールームは、1等の個室と通路を挟んで反対側にある。男性用が2つ、女性用が1つ、いずれも個室となっている。(昼に撮影)
シャワールーム内。
脱衣所の部分には棚がある。
ドライヤーと鏡が設置されている。
シャワールームにはボディーソープ、シャンプー、リンスが備え付けられていた。いずれもロクシタンであった。
21時02分、大隅諸島を進む。
静かである。
夜は早い。21時半に消灯の放送が流れた。1等の個室内は関係ないが、2等室はこの時間で消灯らしい。案内所も売店も21時半で閉まる。
翌朝の奄美大島着は5時前である。私もそろそろ寝ることにした。
【2023/3沖縄】(目次)
5,鹿児島から那覇へ:マリックスライン「クイーンコーラルクロス」:(1)1等室:2023/3/9【2023/3沖縄】
6,鹿児島から那覇へ:マリックスライン「クイーンコーラルクロス」:(2)鹿児島→:2023/3/9【2023/3沖縄】【←本記事】
7,鹿児島から那覇へ:マリックスライン「クイーンコーラルクロス」:(3)→奄美大島→徳之島→沖永良部島→:2023/3/10【2023/3沖縄】
8,鹿児島から那覇へ:マリックスライン「クイーンコーラルクロス」:(4)→与論島→本部→那覇:2023/3/10【2023/3沖縄】
【フェリー乗船記録】
(中距離)
10,苫小牧から八戸へ:シルバーフェリー「フェリーはちのへ」:2007/3/14【2007/3北海道】
23,苫小牧から八戸へ:シルバーフェリー「べが」:2006/8/2【2006/7北海道】
(短距離)
16,島原から熊本へ:熊本フェリー「オーシャンアロー」:2022/12/25【2022/12九州】
17,桜島フェリー「第十六櫻島丸」「第二桜島丸」:2022/9/11【2022/9九州】
12,志布志駅から鹿児島中央駅へ:鹿児島交通:鴨池・垂水フェリー:2022/9/10【2022/9九州】
4,金谷から久里浜へ:東京湾フェリー「かなや丸」:2020/10/3【2020/10千葉・神奈川】
10,メラクからバカウニへ:スンダ海峡フェリー:2017/3/10【2017/3インドネシア】
23,スラバヤからデンパサールへ(2):バリ海峡フェリー・バス:2013/3/23【2013/3インドネシア】
35,ハンブルクからコペンハーゲンへ:ICE33(渡り鳥コース):2012/3/1【2012/2ドイツ】
30,ワシントン州フェリー(Washington State Ferries):2011/8/17【2011/8アメリカ合衆国】
25,宇野から高松へ:四国フェリー「第一しょうどしま丸」:2009/9/9【2009/9西日本】