鉄道 記録 中国の鉄道 ロシアの鉄道 夜行列車 国際列車 2012/3中国・ロシア

22,ハルビンからハバロフスクへ:中露国際列車(1)ハルビン駅:2012/3/31【2012/3中国・ロシア】

投稿日:2019年7月27日

【スポンサーリンク】



いよいよ国際列車に乗るときが来た。先日普快に乗ったときも興奮したが、それ以上に興奮する。列車に乗る前にこんなに興奮するのも久々である。

ハバロフスク行きの国際列車は、ハルビン駅を21時27分に出発する。

乗車券を確認する。表紙の下に、2枚の紙がホチキス止めされている。表記は中国語、ロシア語とドイツ語の3カ国語表記である。表紙をめくって1枚目には「臥」の文字があるから、寝台券だろうか。2枚目は「客票」とあるから乗車券か。ドイツ語も中国語も分からないので、実際のところはよく分からない。ただ、1枚目に書かれている中国元259元と、2枚目に書かれている中国元1116元を合計すると、1375元になり、これは表紙に書かれている中国元であった。ちなみに、値段は中国元とスイスフランで書かれている。中露国際列車は運賃をスイスフランで定めており、それを自国の通貨に直して販売しているらしい。その関係で、切符の言語表記にも、ドイツ語が使われているわけである。

ちなみに、私は、この列車のチケットを24,000円(+切符デリバリー手数料4,000円)で購入している。1元を15円とすると、1375元は20,625円である。7375円が手数料ということになる。高いとは思うが、日本で予約して確実に手に入れようとすれば、これくらいは仕方がないのだろう。一方で、別の見方をしてみると、日本で言うB寝台に2泊3日乗って24,000円なのであるから、物価の違いはあっても、そこそこ安いと見ることができよう。

切符には座席も記載されており、2等、20号車の3番ベッドと書かれている。

 

切符とパスポートを、コートのチャック付き胸ポケットにしまい、20時10分にホテルを出て駅に向かう。

駅の入口の前に大きな電光表示器があり、列車名、到着時刻、出発時刻、候車室が表示されている。ハバロフスクに行く列車は、ハルビンでは「K7023次 綏芬河」と表示される。綏芬河(スイフンガ)まではK7023次快速列車に連結されるからである。ハバロフスクやウラジオストクという文字はどこにもない。

この列車の待合室は候車室第2入口のことであった。哈爾浜駅には候車室第1入口と候車室第2入口があり、さらに軟座待合室など特別待合室もある。列車や乗車クラスによって候車庁(待合室)が変わる。候車室第2入口はホテルのほとんど向かいに位置する。

候車室第2入口に入り、荷物検査を受ける。人が非常に多い。自分の荷物を持って行かれないよう、しっかりと見る。

その後、階段を上がって、通路沿いに進む。

待合室がここでさらに4つに分かれる。電光掲示板で確認すると、K7023次は第1候車室での改札であった。

待合室の中は、人でごった返していた。熱気でむんむんする。中には、これでもかというくらい大量の荷物を持った人もいる。

待合室に入る前の通路には売店があり、カップ麺やら水やらお菓子やら、長距離列車に乗る際の必需品が売られている。

あまりにも暑かったので、ここでアイスクリームを購入して食べる。

中国では、列車の出発時刻直前までホームに入ることができない。この待合室で待つことになる。時間になるとゲートが開き、改札を受けてホームに向かうことになる。ちょうど北京行きのT18次の改札が一段落ついたところであった。20時50分頃から満州里行きの改札が始まる。駅員の「マンチューリー、マンチューリー」の声が響く。

ところで、私の乗る列車は、哈爾浜~綏芬河は先述の通りK7023次として、中国国鉄の快速列車に連結されて運行する。その先、綏芬河からグロデコボはNo402、グロデコボからウスリースクはNo660、ウスリースクからハバロフスクまではロシア国鉄のオケアン号に連結され、その列車番号であるNo5を名乗ることになる。

地図を見ると、ハバロフスクは哈爾浜から見てちょうど北東約710kmに位置する。案外近い。新幹線であれば3時間程度の距離である。ただ、綏芬河~グロデコボで中露国境を越えるこの列車は、まず東に向かい、綏芬河を経てグロデコボへ、そこから南東に向かってウスリースクに出て、ウスリースクから北上してハバロフスクに向かうという経路をとる。哈爾浜から綏芬河までは約400kmである。綏芬河からグロデコボの距離は26km。グロデコボからウスリースクまでは100km程度だろうか。ウスリースクからハバロフスクは約600kmである。かなりの遠回りで走ることになる。途中で長時間停車をすることもあり、この区間を32時間かけて運行する。ハバロフスク到着は、哈爾浜出発翌々日の午前8時半である。

 

【スポンサーリンク】


 

【ハルビンからハバロフスクへ:中露国際列車乗車記録】

22,ハルビンからハバロフスクへ:中露国際列車(1)ハルビン駅:2012/3/31【2012/3中国・ロシア】【←本記事】

23,ハルビンからハバロフスクへ:中露国際列車(2)ハルビン~綏芬河:2012/3/31【2012/3中国・ロシア】

24,ハルビンからハバロフスクへ:中露国際列車(3)綏芬河~グロデコボ:2012/4/1【2012/3中国・ロシア】

25,ハルビンからハバロフスクへ:中露国際列車(4)グロデコボ駅:2012/4/1【2012/3中国・ロシア】

26,ハルビンからハバロフスクへ:中露国際列車(5)グロデコボ~ウスリースク:2012/4/1【2012/3中国・ロシア】

27,ハルビンからハバロフスクへ:中露国際列車(6)ウスリースク~ハバロフスク:2012/4/1【2012/3中国・ロシア】

 

【スポンサーリンク】



-鉄道, 記録, 中国の鉄道, ロシアの鉄道, 夜行列車, 国際列車, 2012/3中国・ロシア

Copyright© ピーナッツの旅行記録 , 2022 All Rights Reserved Powered by STINGER.