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22,グラーツからセントゴットハールドへ:S3・R4712:2020/3/3【2020/2ヨーロッパ】

投稿日:2020年4月3日

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この日は、20時43分にウィーンを出る夜行列車に乗ることにしている。グラーツからそのままウィーンに帰るのでは時間が余るので、遠回りをして戻ることにしていた。

グラーツ中央駅から、ハンガリーのセントゴットハールド(Szentgotthárd)へ向かう列車がある。これに乗ってみることにした。

このセントゴットハールド行きは、グラーツ中央駅から途中のフェーリング(Fehring)までSバーンのS3系統として運行する。eurail.comの記載を見ると、ユーレイルパスではウィーン、インスブルック、ザルツブルクのSバーンに乗車可能と書かれている。グラーツのSバーンについては記載がない。乗車券を別途購入する必要があるのだろうか。駅の窓口で聞いてみると、レイルパスで乗車して良いとのことであった。

 

2020/3/3:S3・R4712:Graz Hbf. → Szentgotthárd

グラーツから、12時08分に出るS3系統セントゴットハールド行きに乗車する。2番線からの出発であった。

車両は2両編成の低床気動車であった。オーストリア連邦鉄道のÖBB 5022形である。シーメンス製で、デジロ(Desiro)というブランド名を持っている。

ドアは各車両の中央部に1つずつある。

車内は2等車のみである。(車内写真は後ほど撮影)

各車両の前と後ろは高床になっている。

中央部分は低床である。

トイレのない方の車両は集団見合い式で、中央部はボックスになっている。

トイレのある車両の低床部分は折りたたみ座席であった。

モニターには停車駅と到着時刻が表示される。

車内に自動券売機がある。

トイレは大型のものが1つある。

 

12時08分、定刻にグラーツ中央駅を出発する。2両編成の車内は混雑しており、グラーツ出発時点では相席になった。

グラーツ中央駅を出ると、Graz Don Bosco、Graz Ostbahnhof-Messe、Graz-Liebenau Murparkと、グラーツを冠する駅が3つ続く。さらに、一駅挟んで、Hart b. Grazという駅がある。この辺りまでがグラーツの都市圏内なのだろうか。

のどかな車窓風景である。

12時49分、グライスドルフ(Gleisdorf)にて。モニターではバスの乗り継ぎも案内されていた。

車窓から。

13時01分、シュトゥデンツェン・フラートニッツ(Studenzen-Fladinitz)駅にて。グラーツ中央行きと交換した。

牧場だろうか。

13時09分、グニービング(Gniebing)駅にて。

13時12分、フェルトバッハ(Feldbach)駅にて。車内もだいぶ空いてきた。

車窓から。

13時17分、レーダーズドルフ(Lödersdorf)駅にて。

車窓から。

フェーリング(Fehring)には13時21分に到着した。

グラーツからフェーリングまでがSバーン3系統であり、ここから列車番号はR4712になる。

列車は、終点セントゴットハールドに到着する直前に国境を越え、オーストリアからハンガリーに入った。近郊用車両による運行ではあるが、この列車も国際列車である。

終点のセントゴットハールド(Szentgotthárd)には13時47分に到着した。

セントゴットハールドにて。

 

【2020/2ヨーロッパ】(目次

21,グラーツ中央駅(Graz Hauptbahnhof):ÖBBラウンジ:2020/3/3【2020/2ヨーロッパ】

22,グラーツからセントゴットハールドへ:S3・R4712:2020/3/3【2020/2ヨーロッパ】【←本記事】

23,セントゴットハールドからソンバトヘイへ:R9113:2020/3/3【2020/2ヨーロッパ】

 

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【国際列車の乗車記録(EU域内)】

17,プラハからウィーンへ:レイルジェット:RJ373:1等ビジネスクラス:2020/3/2【2020/2ヨーロッパ】

15,ドレスデンからプラハへ:EC379:1等車:2020/3/2【2020/2ヨーロッパ】

43,バーゼルからフランクフルトへ:ICE374:2012/3/2【2012/2ドイツ】

40,コペンハーゲンからバーゼルへ:シティナイトラインCNL473「オーロラ」 (1):2012/3/1【2012/2ドイツ】

35,ハンブルクからコペンハーゲンへ:ICE33(渡り鳥コース):2012/3/1【2012/2ドイツ】

 

【国際列車の乗車記録】

22,ハルビンからハバロフスクへ:中露国際列車(1)ハルビン駅:2012/3/31【2012/3中国・ロシア】

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