アムステルダムからのIC(インターシティ)147列車は、17時43分にハノーファー中央駅に到着した。ハノーファーはニーダーザクセン州の州都である。
ハノーファーからフランクフルトへはICEで向かう。ハノーファーまで来ればフランクフルトへは何とでもなると思い、特に調べてはいない。
駅のコンコースには売店が並んでいた。
その中の一つにチョコレート店があった。ちょうど良いので、そこでお土産をまとめて購入した。
2020/3/4:ICE1675:Hannover Hbf → Kassel Wilhelmshöhe
駅の出発案内を見ると、18時01分にフランクフルト行きのICE1675列車があった。お土産を買っていたので、もう18時である。4番線に行き、停車中の列車に乗車した。
ICE1675列車は、車体傾斜式車両であるICE Tの411形7両編成による運行で、21号車から24号車が2等車、25号車が欠番で26号車が食堂車、27号車が2等と1等の合造車、28号車が1等車であった。
1等車は他のICEと同じく横1+2の3列で座席が並んでいた。混雑しており、私は27号車のドア近くの席に座った。停車中は外からの冷気が吹き込み、寒かった。
座席に置かれていた時刻表を見ていて、カッセルで後から来るICE377列車に乗り換えた方がフランクフルトに25分早く到着することに気がついた。乗車しているICEは、カッセルを出ると、ギーセンを経由してフランクフルトへ向かう。それに対して、後発のICEは、フルダ、ハーナウを経由してフランクフルトへ向かう。
列車は、大学で有名なゲッティンゲン(Göttingen)に停車した後、カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ(Kassel Wilhelmshöhe)に19時01分に到着した。
ここで列車を降りた。
2020/3/4:ICE377:Kassel Wilhelmshöhe → Frankfurt (Main) Hbf
カッセルで19時14分発のICE377列車バーゼルSBB行きに乗り換える。ホームは寒かったが、駅構内まで行くには中途半端な時間である。ホームで列車を待った。
19時14分発のICE377列車は定刻に到着した。車両はICE 1で、一番前と最後尾が動力車、中間の12両が客車という編成であった。1等車も4両連結されていた。列車はベルリン東駅始発で、混雑していたが空席はあった。
1等車は開放客室とコンパートメントがあり、開放客室には横1+2の3列の座席が並んでいた。
座席には編成表、停車駅と乗り換え案内を記したパンフレットが置かれていた。
車掌の検札が終わった後、食堂車に行った。
メニューを見ると温かい料理もあった。”Kartoffeleintopf”を注文した。ソーセージとジャガイモのスープである。9.90ユーロであった。クレジットカードで支払う。
5分程度で届けられた。横にパンが付いていた。
1等車に戻り、パソコンを開いていると、客室乗務員がお菓子を配って廻った。このサービスは初めてである。
袋を開けると、赤と白のタブレット状のものが入っている。ミントがきつめのチョコレートであった。
フランクフルト中央駅(Frankfurt(Main) Hbf)には20時44分に到着した。意外と降りる客は少なく、このまま乗り続ける客が多かった。
【2020/2ヨーロッパ】(目次)
30,アムステルダムからハノーファーへ:IC147:1等車:2020/3/4【2020/2ヨーロッパ】
31,ハノーファーからフランクフルトへ:ICE1675・ICE377:1等車:2020/3/4【2020/2ヨーロッパ】【←本記事】
32,フランクフルト:ホテルモノポール(Hotel Monopol):Small single room:2020/3/4【2020/2ヨーロッパ】
【ICEの乗車記録】
28,デュッセルドルフからアムステルダムへ:ICE220:1等車:2020/3/4【2020/2ヨーロッパ】
8,フランクフルトからミュンヘンへ:ICE527:1等車:2020/3/1【2020/2ヨーロッパ】
57,ケルンからフランクフルトへ:ICE819:2012/3/4【2012/2ドイツ】
43,バーゼルからフランクフルトへ:ICE374:2012/3/2【2012/2ドイツ】
35,ハンブルクからコペンハーゲンへ:ICE33(渡り鳥コース):2012/3/1【2012/2ドイツ】
34,ベルリンからハンブルクへ:ICE1616:2012/3/1【2012/2ドイツ】