Osaka Metro中央線は、夢洲駅と長田駅の21.1kmを結ぶOsaka Metroの路線である。つい先日まではコスモスクエアと長田を結ぶ路線であったが、大阪・関西万博の開催に先立ち、2025年1月19日にコスモスクエア~夢洲間の3.2kmが延伸開業して、現在に至る。夢洲駅は万博会場の最寄り駅である。
2025//2/26:Osaka Metro中央線:普通:九条→夢洲
近鉄・阪神の大阪難波駅から阪神なんば線で6分、九条まで来て、地上に上がる。
阪神なんば線九条駅を出ると、目の前に、Osaka Metro中央線の九条駅がある。九条駅では、阪神が地下駅、地下鉄が地上駅である。
九条から、16時52分発のOsaka Metro中央線夢洲行きに乗車して、夢洲まで向かう。
九条から夢洲までは5駅である。
九条駅ホーム。
阪神高速16号大阪港線の高架が並走する。
朝潮橋駅を出ると、天保山運河を渡る。
大阪港駅を出ると、向こう側に天保山大観覧車が見える。
海底トンネルである大阪港咲洲トンネルに入り、コスモスクエアには17時03分に到着した。ここでほとんどの客が降りた。
コスモスクエアから夢洲までの3.2kmが今回の延伸区間であり、この区間の所要時間は4分である。列車は夢咲トンネルを進み、夢洲へ向かう。
夢洲には17時07分に到着した。
今回乗車したのは30000A系であった。この車両は、万博開催期間の輸送力を確保するために投入された車両で、関西万博終了後は谷町線へ転用されるという。
車内。
ロングシート。ドアと座席の間には1人が立つことのできる程度の隙間がある。
優先席。
ナノイーX搭載車両のシールが貼られていた。
ドアと車いすスペース。
ドア上には、一方には案内用液晶モニターが、もう一方にはドア開閉の案内がある。
今回乗車した車両は近畿車両で2022年に製造されたものであった。
【→Osaka Metro中央線用の400系の乗車記録はこちら】
夢洲駅駅名標。
夢洲駅ホーム。
夢洲駅の改札内は、大阪・関西万博に備えて、非常に広い空間となっている。
トイレは、赤が女性用、青が男性用で、そのほか、黄色がオールジェンダートイレ、緑が多機能トイレ、紫がベビーケアルームとなっている。それぞれについて、使用可能な個室の数が分かるような案内がある。
通路の片方には、大型のサイネージがある。
改札口には、10台以上の改札機が並んでいる。
九条から夢洲までの運賃は380円であった。この区間の距離は10kmで、Osaka Metroの普通運賃の計算方法だと「7キロメートルをこえる13キロメートル以下」の「3区」の運賃290円が適用されるが、コスモスクエア~夢洲間に乗車する場合は90円の加算運賃もあわせて支払う必要がある。ちなみに、この加算運賃が原因なのか、Osaka Metroと大阪シティバスの1日乗車券「エンジョイエコカード」では、コスモスクエア~夢洲間が対象外となっている。
改札外から改札口を見る。
駅の外に出る。
夢洲駅付近は大阪・関西万博の工事関係者で賑わっていた。4月13日の開幕に向けて、最後の追い込みという時期だろうか。ヘルメットを持った人もいるし、海外の人も多い。
駅の目の前に万博会場の東ゲートがある。
駅の付近を歩いてみる。
2025//2/26:Osaka Metro中央線:普通:夢洲→本町
2025//2/26:Osaka Metro四ツ橋線:普通:本町→なんば
17時23分発の学研奈良登美ヶ丘行きで本町まで向かう。列車は工事関係者で混雑していた。本町で四つ橋線に乗り換えて、なんばには17時49分に到着した。
【2025/2関西】(目次)
4,鳥羽から大阪へ:近鉄鳥羽線・山田線・大阪線:近鉄特急:2025/2/26【2025/2関西】
5,Osaka Metro中央線:Osaka Metro30000A系:夢洲駅:2025/2/26【2025/2関西】【←本記事】
6,なんばから関西空港へ:日本交通「関西国際空港リムジンバス」:2025/2/26【2025/2関西】
【Osaka Metroの乗車記録】
15,Osaka Metro中央線・近鉄けいはんな線:Osaka Metro400系:2024/7/13【2024/7近畿】
14,Osaka Metro御堂筋線・北大阪急行南北線:2024/7/13【2024/7近畿】
6,Osaka Metro今里筋線・長堀鶴見緑地線:2023/12/29【2023/12四国】
5,Osaka Metro千日前線・谷町線:2023/12/29【2023/12四国】
Osaka Metro御堂筋線・泉北高速鉄道線:2018/5/26
7,大阪市交通局:南港ポートタウン線・堺筋線:2016/11/13【2016/11大阪】