大阪市内の本町から、Osaka Metro中央線と近鉄けいはんな線に乗車して、奈良県の学研奈良登美ヶ丘まで向かう。
Osaka Metro中央線はコスモスクエアと長田の17.9kmを結ぶ路線である。1961年に大阪市営地下鉄中央線として大阪港~弁天町が開業した後、段階的に延伸し、長田まで繋がったのは1986年である。一方の近鉄けいはんな線は、長田から生駒を経て学研奈良登美ヶ丘までの18.8kmを結ぶ路線であり、1986年に東大阪線として長田~生駒が開業、当初から大阪市営地下鉄中央線と相互直通運転を実施している。2006年に生駒~学研奈良登美ヶ丘が延伸、同時に当初の東大阪線の区間と合わせてけいはんな線と改称して現在に至る。
2024/7/13:Osaka Metro中央線・近鉄けいはんな線:普通:本町→学研都市
箕面萱野を16時43分に出た北大阪急行南北線・Osaka Metro御堂筋線の直通列車は、本町に17時13分に到着した。
本町では、17時18分発のOsaka Metro中央線・近鉄けいはんな線直通の学研奈良登美ヶ丘行きに乗り換えた。
乗車した列車はOsaka Metro400系で、たまたま乗車した4号車はクロスシート車であった。
Osaka Metroと近鉄の境界駅である長田には17時32分に到着した。ここから近鉄けいはんな線に入る。車内はだいぶ空いてきた。
長田を出ると、地下なのか地上なのかいまいちわからぬ区間を進む。次の荒本は地下駅で、荒本を出ると効果に上がる。
吉田駅は高架駅である。
車窓から。
吉田の次の新石切を出ると、次の生駒までは5.7kmほどあり、5分ほどかけて走行する。この区間の大半を占めるのが4.7kmの生駒トンネルで、トンネルを出るとすぐに生駒である。
生駒には17時45分に到着した。ここで大半の客が降りて行った。けいはんな線の列車のうち、昼間の半数は生駒止まりである。
生駒から先は2006年の延伸区間である。しばらくは奈良線と並走する。
奈良線の東生駒駅の付近で奈良線と分かれる。
この辺りには、けいはんな線の車両が所属する東花園検車区東生駒車庫がある。
生駒から次の白庭台までも5.1kmと距離が長く、5分ほどで走行する。白庭台は地下駅である。
再び高架に上がる。
学研北生駒に停車する。
学研北生駒を出ると、次が終点の学研奈良登美ヶ丘である。
終点の学研奈良登美ヶ丘駅の手前にも、けいはんな線の登美ヶ丘車庫がある。
終点の学研奈良登美ヶ丘には17時57分に到着した。「学研」とは「関西文化学術研究都市」の略称だという。
今回乗車したOsaka Metro400系であるが、2022年に投入された新車で、外観は宇宙船を意識させる未来的デザインと紹介されている。
ドア。
6両編成で、うち5両はロングシート車である。ハイバックシートが並んでいる。
ドア間は従来車より1名少ない5名掛けである。その代わり、ドア脇にはスペースがある。
運転台付近。
優先席は青色のシートである。
4号車はクロスシートとなっている。1人掛けが前向き・後ろ向きで固定されている。Osaka Metroのウェブページのニュースリリースによると、「クロスシートを配置しワクワク感を提供」とある。ただ、1人掛けが並んでいるだけであり、家族で並んで座ることができるというわけではなく、さらにロングシート車と比べて着席定員も減少しているため、どのあたりが「ワクワク感」なのかはいまいちわからない。もっとも、2人掛けのクロスシートを並べると毎日のラッシュ時に不都合が生じかねず、やむを得ないところもあるのかもしれない。
窓がおそらく既存車両よりも高い位置にあり、かつ、小さい。戸袋窓もないので、ドア間に3席並んでいるクロスシートのうち、楽に窓から景色を眺められるのは真ん中の席だけである。
車内ではOsaka MetroのFree Wi-Fiを使うことができる。
学研奈良登美ヶ丘駅。
駅の向かい側にはリコラス登美ヶ丘という複合施設がある。
大型のイオンモール奈良登美ヶ丘が横にある。
2024/7/13:Osaka Metro御堂筋線・近鉄生駒線:普通:学研都市→生駒
再びホームへ戻る。
けいはんな線の末端の学研奈良登美ヶ丘まで来る列車は、昼間は1時間に4本、朝晩は少し増える。
折り返し、18時13分発のコスモスクエア行きに乗車した。
生駒まで向かう。10分ほどである。
生駒には18時23分に到着した。
2024/7/13:近鉄奈良線:普通:生駒→東花園
本日の宿泊は東大阪市の河内永和駅前なので、ここで近鉄奈良線に乗り換える。
18時26分発の区間準急大阪難波行きに乗る。
ホテル最寄りの河内永和には区間準急は止まらないので、東花園で降りて普通列車に乗り換える。
2024/7/13:近鉄奈良線:普通:東花園→河内永和
東花園で、向かい側に停車していた18時41分発の普通尼崎行きに乗り換えた。
車両は近鉄5820系であった。
車内にはクロスシートが並んでいる。
河内永和には18時50分に到着した。
【2024/7近畿】(目次)
14,Osaka Metro御堂筋線・北大阪急行南北線:2024/7/13【2024/7近畿】
15,Osaka Metro中央線・近鉄けいはんな線:Osaka Metro400系:2024/7/13【2024/7近畿】
16,東大阪:東横INN東大阪:ワイドスペースシングル:2024/7/13【2024/7近畿】
【Osaka Metroの乗車記録】
6,Osaka Metro今里筋線・長堀鶴見緑地線:2023/12/29【2023/12四国】
5,Osaka Metro千日前線・谷町線:2023/12/29【2023/12四国】
Osaka Metro御堂筋線・泉北高速鉄道線:2018/5/26
7,大阪市交通局:南港ポートタウン線・堺筋線:2016/11/13【2016/11大阪】
【近鉄線の乗車記録】
19,伊賀神戸から近鉄四日市へ:近鉄大阪線・名古屋線:23000系「伊勢志摩ライナー」:2024/7/14【2024/7近畿】
17,大阪から伊賀神戸へ:近鉄大阪線:23000系「伊勢志摩ライナー」:デラックスシート:2024/7/14【2024/7近畿】
13,近鉄南大阪線・長野線・道明寺線:2024/7/13【2024/7近畿】
12,近鉄吉野線・南大阪線:観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」:2024/7/13【2024/7近畿】
9,近鉄生駒線・田原本線:2024/7/13【2024/7近畿】
6,近鉄橿原線(新ノ口連絡線)・京都線:30000系「ビスタEX」:2024/7/12【2024/7近畿】
5,近鉄生駒鋼索線(生駒ケーブル):2024/7/12【2024/7近畿】
4,近鉄信貴線・西信貴鋼索線(西信貴ケーブル):2024/7/12【2024/7近畿】
3,近鉄湯の山線・鈴鹿線:2024/7/12【2024/7近畿】
2,名古屋から近鉄四日市へ:近鉄名古屋線:22000系「ACE」:2024/7/12【2024/7近畿】
3,名古屋から大阪へ:近鉄特急「ひのとり57列車」:2023/6/23【2023/6西日本】
6,近鉄志摩線・鳥羽線・山田線:近鉄特急:近鉄12410系:2022/8/27【2022/8近畿】