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5,仙台から山形へ:JR仙山線:2023/12/23【2023/12東北】

投稿日:2024年1月9日

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2023年12月23日土曜日。この日は、仙台から仙山線で山形、奥羽本線で米沢、米坂線で坂町、羽越本線で余目、陸羽西線で新庄と進み、新庄からは山形新幹線で東京へ戻る。

まず乗車する仙山線は、線名の通り仙台と山形を結ぶ、奥羽山脈を横断する路線で、1937年に全線開通した。なお、仙山線の区間を厳密に見ると、宮城県の仙台と山形県の羽前千歳を結ぶ58kmの路線ということになるが、羽前千歳を経由する列車は全て奥羽本線に乗り入れて山形駅まで行く。

仙台と山形を結ぶ列車は1時間に1本程度の運行である。この区間だけを見ると、宮城交通と山交バスが運行する高速バス「仙台・山形線」が平日は1日70往復以上、平日朝ラッシュ時の山形発を見ると4分間隔で運行している時間帯もあり、バスの方が優勢な感がある。 

対して、仙山線は、仙台から愛子までの区間列車がさらに1時間に2本程度設定されており、仙台~愛子間ではおよそ20分間隔での運行となっている。また、仙台と、観光地でもある山寺を結ぶのは仙山線のみである。

 

2023/12/23:JR仙山線:快速:仙台→山形

2023年12月23日土曜日。青春18きっぷの2回目に印を入れてもらい、仙台を9時12分に出発する仙山線快速山形行きに乗車した。

車両はE721系4両編成であった。席はそこそこ埋まっており、山形まで乗り通す客も多かった。

 

9時12分発の快速山形行きは、仙台を出ると、愛子までの各駅と作並、山寺、羽前千歳、北山形に停車する。かつてはもっと停車駅の少ない快速列車もあったと記憶しているが、現在では停車駅が統一されている。

仙台を出ると、少しの間東北本線と併走する。上には東北新幹線の高架がある。

一旦右にそれて高架に上がり、東北新幹線の線路をくぐり、東北本線の線路を跨ぐ。

地上に降り、北四番丁通りと交差する。

仙台東照宮の最寄り駅である東照宮、仙台市地下鉄南北線との接続駅である北仙台と各駅に停車する。この先、愛子までは住宅が多いところを走り、また大学も複数あるので、各駅での乗降は多い。

 

愛子を過ぎると、列車は快速運転となる。山の中に入っていき、住宅は、この列車は通過する陸前白沢、熊ヶ根の駅の周りに点在する程度となる。

 

作並には9時51分に到着した。作並温泉の最寄り駅である。

 

作並を出ると、山寺まで無停車である。途中に、奥新川、面白山高原の2駅があるが、この両駅は山深いところに位置し、利用客も著しく少ないため、普通列車でも早朝・深夜帯には通過する列車があり、さらに冬期は夜間の普通列車も一部通過する。(写真は山形駅に掲示されていた案内)

奥羽山脈を横断して、宮城県仙台市から山形県山形市へ入る。

 

車窓が開けると、10時13分、山寺に到着する。立石寺の最寄り駅である。

 

時刻表上の停車駅ではないが、楯山に停車した。ここで、快速仙台行きと行き違いをする。

 

羽前千歳には10時26分に到着した。羽前千歳駅のホームは1面2線の構造で、1番線が奥羽本線、2番線が仙山線である。1番線には10時28分発の普通新庄行きが停車しており、乗り継ぎができる。

羽前千歳から先は、奥羽本線を走り山形へ向かう。隣に見える線路は、奥羽本線、山形新幹線の列車が使用するもので、軌間は新幹線と同じ1435mm(標準軌)である。対して、こちら側の仙山線の列車が走る線路は、JRの在来線共通の1067mm(狭軌)である。

 

左沢線との接続駅である北山形には10時31分に到着した。

 

次いで、終点の山形には定刻10時35分に到着した。

 

【2023/12東北】(目次

4,仙台:OF HOTEL:スタンダードダブル:2023/12/22【2023/12東北】

5,仙台から山形へ:JR仙山線:2023/12/23【2023/12東北】【←本記事】

6,山形から米沢へ:JR奥羽本線:701系5500番台:2023/12/23【2023/12東北】

 

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