2010年9月7日火曜日。この日は台東へ移動する。
6時に起床する。同行者と合流して、6時20分にチェックアウトをする。台中駅に行き、駅のセブンイレブンで朝飯を仕入れる。
2010/9/7:縦貫線・屏東線・南廻線:莒光81次:台中→台東
本日は、まず、6時40分発の莒光81次台東行きに乗り、一気に台東まで行く。
莒光81次は、定刻に台中に入線した。豊原始発の列車で、台中では乗降が多かった。
莒光号の車両。
ドアは手動であり、内装もやや古めの車両であった。座席の座り心地は良かった。
トイレはいわゆる和式。
台中出発時点で、大半の座席が埋まる。この中の大部分は途中で降りていくのだろうと思っていたが、実際には大半が台東まで乗り通す人であった。
朝食をとってから、しばしうとうとする。
莒光号は停車駅が多い。台中を出ると、高雄までの間の停車駅は、彰化、員林、田中、二水、斗六、斗南、大林、民雄、嘉義、新營、隆田、善化、永康、台南、岡山、新左營である。各駅で少しずつ乗降がある。
高雄には9時57分に到着した。ここで13分停車する。到着してまもなく電気が消灯し、非常灯が灯る。電化区間は屏東までだが、ここで電気機関車からディーゼル機関車に交換する。そのため電気が切られたのだろう。
ホームに降りて、機関車の付け替え作業を見学する。
電気機関車が離れていく。
すぐに、待機していた電源車とディーゼル機関車が連結される。連結作業を見物している人は、我々2人くらいであった。
連結すると、もう出発時間が近い。車掌が、車内に戻るように言う。
10時10分、定刻に高雄を出発する。高雄から台東までは約3時間である。途中停車駅は鳳山、九曲堂、屏東、潮州、南州、林邊、枋寮、大武、金崙、太麻里、知本、康樂である。
屏東を出ると、ローカル線の雰囲気が濃くなる。
車内販売が回ってくる。弁当を購入した。80元也。温められていて、美味しい。
枋寮には11時25分に到着した。ここで、豊原行きの莒光90次と列車交換する。あちらが遅れてきたため、7分ほど停車する。
枋寮駅。
定刻を3分遅れて11時31分に枋寮を出発する。
枋寮を出ると、海が近くなる。この路線の風景は大変よろしい。この区間は3月にも乗っているのだが、そのときは快晴で、また、普快車に乗っていたので、開け放された窓からは海が非常に綺麗に見えた。今回はあまり天気は良くないが、それはそれでまた良い。なお、海が見える時間は少なく、山の中やトンネル内を走る時間が多い。
大武、金崙を経て、太麻里付近まで来ると、山の中という感じはなくなってくる。
知本は、知本温泉の最寄り駅である。ただ、この列車から降りる客は少ない。
台東の1つ手前の康樂で莒光94次高雄行きと列車交換する。
終点の台東には定刻13時09分に到着した。到着してすぐに電気が切られ、非常灯のみになる。列車から出て前の方へ行くと、もうディーゼル機関車が切り離されていた。
座席が良かったので、快適な6時間であった。
【2010/9台湾】(目次)
13,台中から台東へ:莒光81次:2010/9/7【2010/9台湾】【←本記事】
14,台東:金龍商務旅館:2010/9/7【2010/9台湾】
【屏東線・南廻線のその他の乗車記録】
20,枋寮から台東へ:南廻線:普快355次:2010/3/8【2010/3台湾】
19,高雄から枋寮へ:屏東線:区間141次:2010/3/8【2010/3台湾】
【過去の莒光号の乗車記録】
28,康樂から高雄へ:南廻線・屏東線:莒光94次:2010/3/10【2010/3台湾】
23,花蓮から蘇澳へ:北廻線・宜蘭線:莒光58次:2010/3/9【2010/3台湾】