2010年代は、旅行の際、アシアナ航空のマイレージプログラム「アシアナクラブ」でマイルを貯めていた。上級会員へのハードルが他社と比較して著しく低かったことが主たる理由であるが、当時は仙台に住んでおり、海外に行く際は仙台~ソウル便のあるアシアナ航空を使うことも多かった。
そのアシアナクラブのマイレージには有効期限があり、2025年末にその一部が失効することになった。アシアナ航空は、2024年12月に大韓航空の子会社となり、まもなく大韓航空と統合されるとの報道もされていた(その後、2026年5月13日に、2026年12月17日に統合されることが決定した)ため、アシアナ航空で久々のインドネシアに行こうと思い、2025年末に慌てて特典航空券の発券を試みた。
アシアナ航空のウェブサイトでマイレージの特典航空券の空席を確認してみる。1区間ずつ検索をしてみるが、アシアナ航空は特典航空券用の席数が少ないのか、直近はもちろん、かなり後の方まで検索しても、うまい具合に空席がみつからない。また、いずれにせよ、東京からソウル経由でジャカルタというルートはウェブサイトでは予約ができないため、電話でも確認をしてみるが、結果はウェブサイトの検索結果と同じであった。
最初はエコノミークラスで行こうと思っていたが、アシアナ航空のみで向かう場合は往復55,000マイルが必要で、さらに諸税等38,590円がかかるという。アシアナ航空は、上級会員へのハードルは低い反面、特典航空券の必要マイル数は多めの設定である。ただ、同区間のビジネスクラスの必要マイル数は、エコノミークラスにわずか15,000マイルを上乗せした70,000マイルで、諸税等はエコノミークラスと同額である。これであれば、ビジネスクラスのほうが良い。
改めてウェブサイトで1区間ずつ検索して、10月27日の成田9時発ソウル行き、ソウル15時40分発ジャカルタ行き、10月31日のジャカルタ22時発ソウル行き、11月1日のソウル9時発成田行きでそれぞれビジネスクラスの空席をみつけ、そのうえで電話でこれらを予約した。
予約から約10ヶ月が経ち、インドネシアで何をしようかということになる。私が最後に行ったのが2019年8月であるが、それ以降のインドネシアの鉄道事情をみると、2023年にジャカルタからバンドンまでの高速列車が開通したことは大きく報じられているが、その他にも大小さまざまの変更点がある。
ジャカルタ近辺では、2019年12月にジャカルタLRT、2023年8月にジャボデベックLRTが開業した。また、ジャカルタのKRLコミューターライン(KRL Commuter Line)では、2025年に中国中車製とインドネシアのINKA製の新型車両が導入された。ジャワ島中部のジョグジャカルタでは2019年に新空港が開港し、その後2021年に市内から空港へのアクセス列車が運行を開始したほか、その近隣のソロでも2019年に空港アクセス鉄道が開業した。また、実は旅行前に気が付かなかったのであるが、2021年には、スラバヤ近郊でも旅客列車の運行が新規で開始された区間があった、スマトラ島の方に目を向けると、パダンとメダンでも新規で営業運行を開始した区間がある。
加えて、従来からの長距離列車においては、一部列車に限定されるものの、2022年には「パノラミック」(Panoramic)、2023年には「コンパートメントスイート」(Compartment suite)という上位クラスが設定されたほか、全体的に車両の更新が図られている。
追い切れていないだけで、その他にも変更点があることだろう。
結局、次のような旅程になった。27日にジャカルタに到着した後、28日はジャカルタとスラバヤを結ぶインドネシアの看板特急「アングレック」(Anggrek)の「コンパートメントスイート」に乗車してスラバヤまで向かう。値段はRp2,169,500(19,805円)で、従来からの一般的なリクライニングシートである1等「エグゼクティブ」(Eksektif)の約3倍の値段であった。この日はスラバヤに宿泊し、29日は、ジャカルタからソロへ移動し、ソロの空港線に乗車、その後通勤列車でジョグジャカルタに移動し、ジョグジャカルタから新空港へのアクセス列車に乗車して、ジョグジャカルタからジャカルタまで飛行機で向かう。30日はジャカルタからバンドンまで高速列車に乗車しようと思うが、空席は多そうなので、現地で決めることにした。31日はジャカルタの未乗路線に少し乗ることにする。
2026年10月現在、インドネシア入国にあたっては、電子フォーム「All Indonesia」に事前登録してQRを取得しておく必要がある。内容は、これまで入国カードや税関申告書に記載していた事項である。これに加えて、現在は、観光の場合でも日本人はビザの取得が必要である。空港でもアライバルビザが取得できるほか、「All Indonesia」でQRを取得した後、そのまま入国管理局の「e-VOA」の申請に進むこともできる。料金はいずれもRp500,000で、今回、私は「e-VOA」を申請した。クレジットカードで決済、4,742円であった。
2026年10月26日月曜日(成田空港泊)
2,成田空港:ナインアワーズ成田空港:2026/10/26【2026/10インドネシア】
2026年10月27日火曜日(ジャカルタ泊)
2026年10月28日水曜日(スラバヤ泊)
2026年10月29日木曜日(ジャカルタ泊)
2026年10月30日金曜日(ジャカルタ泊)
2026年10月31日土曜日(機内泊)
2026年11月1日日曜日
【過去のインドネシアの旅行記録】