先日、西新井から見沼代親水公園へ行くバスに乗車したが、そのきっかけとなったのは、乗りものニュースの記事「激セマ道くねくね道 人混みを行く！ 東京「小型バス大活躍な路線」5選」（2021年2月21日）であった。この記事には狭隘道路を小型バスで走行する5路線が取り上げられていたが、1番目に取り上げられたのがJR中央本線の阿佐ヶ谷駅と京王井の頭線の浜田山駅とを結ぶ杉並区のコミュニティバス「すぎ丸」けやき路線である。今回は、この路線に乗車することにした。
杉並区のコミュニティバス「すぎ丸」には、阿佐ヶ谷駅と浜田山駅を結ぶけやき路線のほかに、浜田山駅南と下高井戸駅入り口を結ぶさくら路線、西荻窪駅と久我山駅を結ぶかえで路線の3路線がある。いずれも杉並区内を南北に走る路線であり、ホームページ等では「すぎ丸（南北バス）」と書かれている。
今回乗車するけやき路線は、2000年に運行を開始した路線で、所要20分、1時間に4本、15分間隔での運行である。乗りやすい路線である。
2021/6/27：杉並区コミュニティバス「すぎ丸」けやき路線：阿佐ヶ谷駅→浜田山駅
2021年6月27日日曜日。17時35分発の浜田山駅行きのバスに乗車すべく、阿佐ヶ谷駅へ向かった。
土日祝日の阿佐ヶ谷駅には、JR中央線の快速列車は停車しない。中央線のホームへは入ることができないようになっていた。
阿佐ヶ谷駅。
浜田山駅行きのバス乗り場は、阿佐ヶ谷駅南口を出てすぐのところにあった。
バスは出発10分前には阿佐ヶ谷駅に到着していた。日野のポンチョである。
運行は京王バス永福町営業所である。
出発5分前にドアが開く。運賃は100円で、前払いである。Suicaで支払った。
出発までの間に客がパラパラと集まり、定刻17時35分に阿佐ヶ谷駅を出発した。人数は8名であるが、小型のバスであるため、席はほぼ埋まっている。
中杉通り沿いの阿佐谷南一丁目、杉並区役所で数名の乗車がある。席は埋まり、立ち客も何名かいる。15名程度であるが、小型バスなので既に窮屈な感が出ている。
突き当たりが、東京メトロ丸ノ内線の南阿佐ヶ谷駅である。右折して青梅街道に入る。
青梅街道を100mほど走った頃だろうか、バスはしばし停車する。右折待ちのようである。この細い道に入るのかと思って待っていると、やはり、対向車線の車がいなくなった頃合いで、この細い道へ入った。
この細い道を突き当たり、公園を前にして左折すると、杉並税務署の停留所である。
杉並税務署を出ると、右折して、左右に新しめのマンションが並ぶ通りを走る。この間に、阿佐ヶ谷住宅東、阿佐ヶ谷住宅南という2つの停留所がある。
この通りを突き当たりまで来ると、鎌倉街道である。左折し、鎌倉街道に入る。
天王橋で善福寺川を渡る。川沿いは遊歩道になっている。川を渡ったところに、善福寺川緑地の停留所がある。
バスは、この後浜田山駅の近くまで鎌倉街道を進む。鎌倉へ向かう街道ということなのだろうが、現在は住宅街の小道といった風である。対向車両とのすれ違いも慎重に行われる。大型のバスでは通れないであろう道である。
杉並第二小学校で何名か降りていき、立ち客がいなくなった。
さらに鎌倉街道を進む。通り沿いに、鎌倉街道、成田西こども園前、児童交通公園入口、浜田山小学校の停留所がある。
途中、五日市街道と交差する。二車線の道路ながら、かなり広く見えてしまう。
井の頭通りとの交差点でバスは右折し、ほんの少し、井の頭通りを走る。
すぐに左折し、また細い道に入る。この通り沿いに浜田山みどりの里という停留所がある。
細い道を進み、突き当たりを右に曲がると浜田山駅である。駅前の通りは商店街となっている。
終点の浜田山駅には17時55分に到着した。
バスは、折り返し、18時発の阿佐ヶ谷駅行きとなった。
浜田山駅前商店街。食堂も多く、賑わっていた。
唐揚げを食べたくなり、こちらのお店に入った。
から好し定食。649円也。美味しく頂いた。
【コミュニティバスの乗車記録】
足立区コミュニティバス「はるかぜ3号」（西新井・舎人線）・国際興業バス「西11系統」：2021/6/13
10,谷汲口駅から揖斐駅へ：揖斐川町ふれあいバス：2019/10/27【2019/10東海】
【京王バスの乗車記録】
20,塩尻から東京へ：京王バス東「新宿～木曽福島線：3904便」：2020/1/12【2020/1東海】
東京から仙台へ：京王バス東「新宿・渋谷～仙台・石巻線 9551便」：2019/12/20
東京から仙台へ：京王バス東「新宿・渋谷～仙台・石巻線 9551便」：2019/11/15
東京から仙台へ：京王バス東「新宿・渋谷～仙台・石巻線 9551便」：2019/11/1
2,仙台から東京へ：京王バス「新宿・渋谷～仙台・石巻線 9502便」：2012/10/29【2012/10インドネシア】