2020年12月5日土曜日。仙台から東京へ戻る。
今回は、常磐自動車道で東京へ向かうことにした。もっとも、常磐道経由で仙台から東京まで直行するバスはないので、どこかでバスを乗り継ぐ必要がある。通常ダイヤであれば原ノ町かいわきが挙げられるが、原ノ町から東京へ行くバスは新型コロナウイルス感染症流行の影響で現在運休中である。必然的に、いわきを選ぶことになる。
仙台からいわきへは、現在、JRバス東北と新常磐交通が共同で1日7本のバスを運行している。これを利用することにした。ちなみに、この路線が常磐道を経由するようになったのは、割と最近の2018年のことである。それ以前は、東北自動車道・磐越自動車道経由であった。
2020/12/5:新常磐交通:仙台・いわき線:仙台駅東口→いわき駅
今回は、14時30分に仙台駅東口を出発するいわき行きのバスに乗車した。
乗車直前に、仙台駅東口にあるJRバス東北の乗車券売り場で、いわき駅までの乗車券を購入した。いわき行きのバスは予約制で、全席指定席である。
乗車券。いわきまでは2,750円である。クレジットカードでの購入が可能であった。
いわき行きは74番乗り場からの出発である。14時30分発の担当は新常磐交通で、トイレ付き車両による運行であった。
乗車時に、乗車券にスタンプが押された。乗車券の回収は降車時とのことであった。
車内。
シートピッチも十分である。
10名ほど乗車して、定刻14時30分に出発した。
仙台駅を出発し、宮城球場へ続く道を進む。仙石線榴ヶ岡駅の手前で右折し、メルパルク仙台の前を通り、次の交差点を左折して新寺通に入る。このあたりに1年前まで住んでいたマンションがあるので、懐かしく感じる。
新寺通を東進し、地下鉄東西線卸町駅付近を通過する。
六丁の目駅を通過して1kmほど進むと、仙台東部道路の仙台東ICがある。ここから高速に入る。14時48分であった。
名取、仙台空港、岩沼と通過して、亘理で常磐自動車道に入る。
福島県に入り、15時35分、南相馬市の南相馬鹿島SAに到着した。ここで10分間の休憩となった。
相馬野馬追。
乗車したバス。「いわき200か311」。
席を立つ客が少なく、客も戻ってきていたからか、バスは、15時42分に南相馬鹿島SAを出発した。
所々に、放射線量を示す電光表示器があった。浪江付近の2.2μSv/hが一番高かったように記憶している。
16時08分、常磐富岡インター到着のアナウンスが流れる。自動放送の後、運転手も案内をするが、降車ボタンは押されない。しばらくして、運転手が、「降車客がおりませんので、そのまま本線を通過します」と言う。ここは料金所の外にバス停があるらしい。
楢葉付近では交通量が多く、速度が落ちた。
16時22分に 広野インター到着のアナウンスが流れる。ここも降車客がおらず、そのまま本線を通過した。
16時30分、いわき市に入った。
16時48分、いわき中央ICで常磐道を降りる。降りてすぐの所にいわき好間の停留所があり、ここではじめて降車ボタンが押された。
いわき好間からは下道をいわき駅に向けて走る。途中、いわき中央インター、好間一小は降車客がおらず通過した。
いわき駅には17時02分に到着した。定刻が17時24分であるから、20分以上の早着であった。バスの終点は上荒川であるが、全員がいわき駅で下車した。
【常磐自動車道経由の高速バスの乗車記録】
いわきから東京へ:東武バスセントラル「いわき号」:2020/12/5
2,仙台から成田空港へ:成田空港交通「ポーラスター号」:2012/2/24【2012/2ドイツ】
3,福島から成田空港へ:千葉交通「福島・郡山~成田空港線」:2010/3/5【2010/3台湾】
7,つくばから東京へ:ジェイアールバス関東「つくば号」:2005/11/26【2005/11関東】