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8,和歌山市から和歌山港へ:南海和歌山港線:7100系「めでたいでんしゃ かしら」:2023/12/29【2023/12四国】

投稿日:2024年1月30日

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大阪の難波を14時20分に出発した南海本線の特急サザンは、終点の和歌山市に15時19分に到着した。徳島へは、和歌山市から和歌山港線に乗り換えて和歌山港まで行き、そこで南海フェリーに乗り継ぐことになる。特急サザンや急行の一部列車は難波から和歌山港まで直通するが、この時間帯は和歌山市で乗り換えとなる。

南海和歌山港線は、和歌山市と和歌山港を結ぶ2.8kmの路線で、途中に駅はない。かつては沿線住民の利用を考慮して、久保町駅、築地橋駅、築港町駅の3駅があり、さらに和歌山港からさらに1駅、水軒まで線路が延びていたが、和歌山港~水軒間は2002年に廃止となり、前述の中間3駅も2005年に廃止されている。現在は、フェリーへの乗り継ぎ客のための路線という位置づけのようで、ダイヤもフェリーの時刻を意識した設定となっている。そのため、昼間は2時間以上列車が来ない時間帯もある。

 

2023/12/29:南海和歌山港線:普通:和歌山市→和歌山港

今回は、和歌山市を15時40分に出発する普通和歌山港行きに乗車した。

この列車は線内完結の列車で、車両はワンマン仕様の7100系2両編成「めでたいでんしゃ かしら」であった。「めでたいでんしゃ」は和歌山市と加太を結ぶ南海加太線の観光促進のためのラッピング車両であり、「かしら」はその第4弾で2021年に登場したという。加太線と和歌山港線は車両を共用しているようである。

ヘッドマークは正月仕様であった。

 

行先幕。

 

側面。

 

ドア。

 

車内。

 

つり革も魚や音符の形になっている。

 

天井からはコウモリだろうか、何かがぶら下がっていた。

連結部には暖簾がある。

 

乗車した7100系は近畿車輛で1973年(昭和48年)に製造されたもので、登場から50年が経過している。

 

列車は、定刻15時40分に和歌山市を出発した。客は多くない。パラパラと乗っている感じであった。皆、荷物を持っており、徳島行きのフェリーに乗り継ぐという風の客であった。

和歌山港線は、紀ノ川に沿って進む。

川と反対側には、住宅も広がっている。

まもなく終点の和歌山港である。。

 

和歌山市駅を出て4分、15時44分に和歌山港に到着した。

 

和歌山港駅。

 

出発案内。

 

改札口は下の階にある。

 

こちらにもクレジットカードのタッチ決済対応の自動改札機が設置されている。今回、私は、南海電鉄と南海フェリーの乗り継ぎ客向けの割引切符のうち、クレジットカードのタッチ決済を利用した「スマート好きっぷ」を使っている。この割引切符は、南海電鉄のタッチ決済が利用可能な各駅と徳島とを移動する際、同じクレジットカードのタッチ決済で南海電車と南海フェリーを乗り継ぐと、自動的に2,500円の割引料金が適用されるというもので、事前に乗車券等を購入する必要がないという利点がある。

 

【2023/12四国】(目次

7,難波から和歌山市へ:南海本線:特急サザン29号:指定席(10000系):2023/12/29【2023/12四国】

8,和歌山市から和歌山港へ:南海和歌山港線:7100系「めでたいでんしゃ かしら」:2023/12/29【2023/12四国】【←本記事】

9,和歌山から徳島へ:南海フェリー「フェリーあい」:2023/12/29【2023/12四国】

 

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