関東バスは、吉祥寺からお台場方面へ直行する高速バスを、土休日に1日2往復運行している。吉祥寺側では、武蔵野営業所（1往復のみ）、吉祥寺駅、高井戸駅に停車し、お台場側ではグランドニッコー東京台場、ヴィーナスフォート、国際展示場駅前に停車する。
新型コロナウイルス感染症の影響でしばらくの間運休していたようであったが、2021年10月9日に運行を再開した。かつては大江戸温泉物語がお台場側の始発・終点であったが、2021年9月5日の大江戸温泉物語の閉館を受けて、現在は国際展示場駅前が始発・終点となっている。
2021/11/23：関東バス：お台場直行バス：吉祥寺駅北口→国際展示場駅前
2021年11月23日火曜日。吉祥寺駅北口を13時05分に出るお台場行きのバスに乗車した。1日2本運行しているうちの2便目である。
吉祥寺駅では北口の3番乗り場から出発する。
国際展示場駅前行きのバスは、出発数分前に到着した。車両は「多摩230あ131」、日野自動車製、1999年式の初代セレガである。
乗車時に運転士に行き先を告げて、運賃を支払う。お台場までの運賃は880円で、交通系ICカードでの支払いが可能であった。
車内。
さすがに、時代を感じさせる内装である。
シートベルト。
頭上の読書灯、送風口、降車ボタン。
シートポケットには、新型コロナウイルス感染症対策のしおりが入れられていた。
そのほかに、産経新聞社が発行しているお台場地区に関する月刊誌「東京シーサイドストーリー」10月号が入れられていた。
定刻13時05分に吉祥寺駅北口を出発した。客は私だけであった。
前方のディスプレイには、「系統 湾01」と表示されていた。
吉祥寺駅北口を出ると、井の頭通りを進む。先日、新宿駅と武蔵境駅を結ぶ小田急バス宿44系統で走行した通りであり、小田急バス吉祥寺営業所を過ぎると、この道を通る定期路線バスは宿44系統のみとなる。
環八通りに入り、13時17分、高井戸駅に到着した。京王井の頭線の駅である。
13時20分に高井戸駅を出発した。高井戸駅でも乗客はおらず、この便の客は私1人だけであった。
13時25分、高井戸ICから首都高速4号新宿線に入る。
永福料金所付近。
新宿国立劇場付近。
新宿の高層ビル街を間近に見る。西参道付近で右側へ直角に曲がり、参宮橋駅付近で小田急線をまたいで今度は左側へ直角に曲がる。
代々木PA。
山手線や湘南新宿ラインの線路をまたぐ。
まもなく中央・総武線と合流し、しばらく併走する。右側には東京体育館、国立競技場が見える。
信濃町駅付近。
信濃町駅を過ぎるとまもなくトンネルに入り、赤坂の方へ抜ける。
三宅坂JCTで都心環状線に入る。
一の橋JCTを経て、芝公園付近で東京タワーが見える。
浜松町駅付近で、東海道新幹線や東海道本線の線路をまたぐ。
浜崎橋JCTで1号羽田線へ入る。
ゆりかもめ日の出駅付近ではゆりかもめと併走する。
芝浦JCTで11号台場線に入り、レインボーブリッジを渡る。
レインボーブリッジを渡った後、台場出入口で高速を降りた。
13時53分、お台場側の最初の停留所であるグランドニッコー東京台場に到着した。ゆりかもめ台場駅のすぐ近くである。客は私だけであり、降車ボタンを押してはいないが、バスはホテルの敷地内に入った。スロープで2階まで上がり、ホテル入口のバス停に寄る。停車はせず、そのままスロープで地上に降りた。
フジテレビとダイバーシティ東京。
13時58分、ヴィーナスフォートに到着した。ショッピングモールである。ここも敷地内に停留所があり、降車客はいないものの、敷地に入った。
ヴィーナスフォートは、ゆりかもめ青海駅のすぐ近くである。
終点の国際展示場駅前には14時07分に到着した。定刻より23分早い到着であった。
国際展示場駅前にて。
都営バスの3番乗り場のポールに、ひっそりとお台場直行バスの案内があった。
国際展示場駅は、りんかい線の駅である。すぐ近くに、ゆりかもめ有明駅もある。
国際展示場駅には、JR東日本グループの駅蕎麦店である「いろり庵 きらく」が入っていた。ここで昼食にした。
Suica20周年記念の「いかげそのかき揚げそば」を購入した。580円也。
Suicaのペンギン海苔がついてきた。
海苔を載せてみた。
【都内完結の高速バス乗車記録】
新宿から高尾へ：西東京バス「通勤ライナー」：2021/11/12
14,羽田空港から渋谷へ：東京空港交通：2021/11/6【2021/11北海道】
13,羽田空港から豊洲駅へ：東京空港交通：2021/3/20【2021/3北海道】
2,新宿から羽田空港へ：東京空港交通：深夜早朝アクセスバス：2020/2/29【2020/2ヨーロッパ】