日本のバス バス 記録 2023/3沖縄

14,東陽バス「191番 城間線(一日橋経由)」:730バス:2023/3/12【2023/3沖縄】

投稿日:2023年5月10日

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2023年3月12日日曜日。この日は、まず「730バス」に乗車することにした。

沖縄県は、1972年に米軍統治下から日本へ復帰したが、その時点では、車両は米国と同じ右側通行のままであり、本土と同様に左側通行になったのは1978年7月30日であった。この右側通行から左側通行への変更は、その施行日から「730(ナナサンマル)」と呼ばれている。右側通行から左側通行に切り替わるとなると、当然、バスの乗車口も右側から左側にしなければならない。そこで、沖縄でバスを運行する会社は、7月30日に一斉に新車を投入したという。このとき投入された車両が、「730(ナナサンマル)バス」と言われるものである。

1978年から既に40年以上経過しているが、沖縄バスと東陽バスは、「730バス」を現在でも1台ずつ保有し、定期運行をしている。運行ダイヤは過去に乗車した人のブログ等が参考になったが、念のため、前日に、失礼を承知で東陽バス馬天営業所に電話をしたところ、すぐに教えていただけた。やはり日曜日のみの運行、南城市の馬天(ばてん)営業所と浦添市の城間(ぐすくま)を結ぶ191番・城間(一日橋経由)線で、馬天営業所を7時、9時30分、12時15分に出発する便に充当予定とのことであった。

那覇市中心部から馬天営業所はやや離れており、直通するバスは多くないが、一方の城間は国道58号沿いで、那覇バスターミナルからは、昨日乗車した名護東線を含め、多くの便が出ている。今回は、那覇バスターミナルから城間へ向かい、そこでこの「730バス」を捕まえることにした。時刻表によれば、191番は循環系統で、馬天営業所を9時30分に出たバスは、城間を10時26分に通過して、再び馬天営業所へ戻る。

 

2023/3/12:沖縄バス:52番・与勝線:那覇バスターミナル→城間

那覇バスターミナルの5番乗り場から、9時50分に出発する沖縄バス52番「与勝線」屋慶名バスターミナル行きに乗車した。バスは国道58号沿いを進み、浦添市の城間には10時10分過ぎに到着した。運賃は400円であった。

降りたバス停には191番の時刻は書かれていない。とすると、向かい側のバス停からの出発であろう。

キャンプ・キンザーを左に見つつバスの進行方向へ進み、少し歩いたところにある横断歩道で反対側に渡った。

 

信号を渡ったところに、なかなかインパクトのある不動産の広告があった。

 

2023/3/12:東陽バス:191番・城間線(一日橋経由):城間→馬天営業所

反対側の城間バス停で、191番の時刻表が記されているのを見つけ、安心する。10時26分発である。

 

定刻を3分過ぎた10時29分に、馬天営業所行きのバスが到着した。予定通り「730バス」であった。1978年製造、日野RE101という形式の車両である。

側面の行先表示はサボである。「冷房車」の表記も味がある。

 

乗車していた客は3名で、いずれも地元客といった感じであった。

車内の内装も懐かしさを感じる。幼少期に乗車した岩手県交通のバスを思い出したが、この車両はそれよりも古いかもしれない。車内はしっかりと整備されている感じであった。

後部の形状も、最近のバスとは異なる。丸っこい感じがかわいらしい。

 

降車ボタン。

 

案内表示器は最新のものであった。(後ほど撮影)

 

バスは国道58号をすぐに右折し、細い道に入る。

 

浦添市役所前を通った後、那覇市に入り、10時50分過ぎにゆいレールの儀保駅を通過した。

 

儀保駅から首里駅付近にかけてはゆいレールの高架下を走る。首里駅の手前で右折し、那覇インターを過ぎると、少しだけ南風原町を走る。再び那覇市に戻り、那覇市民体育館、路線名にもある一日橋を通過する。

 

その後、再び南風原町に入る。与那覇を通過すると与那原町に入る。

当添の辺りからは、ちらちらと海が見える。本島の東側である。

 

バスは南城市に入り、馬天入口を通過した。この付近では、客は私だけであった。

 

終点の馬天営業所には11時半過ぎに到着した。城間から700円であった。

運転士が大変親切な方で、車内の写真を撮るよう勧めてくださったほか、写真を撮りやすい位置にバスを移動させてくれた。

 

前面の方向幕。

 

1978年製造の日野RE101、「沖22か906」。

 

帰りも、このバスで儀保駅まで向かうことにした。12時15分発であるから、40分ほど時間がある。

それまで、付近を少し歩くことにした。

 

馬天営業所から5分ほど海の方へ向けて歩くと、国道331号に出て、新開の停留所まで来る。ここは先ほどバスで通った道であり、191番のバスはこの辺りを少し遠回りする形で馬天営業所に向かったが、直線経路だと近い。

新開の停留所には、南城市役所と那覇バスターミナルを結ぶバスも停車する。この路線は1時間に1、2本の便が設定されており、ちょうど、11時54分に那覇バスターミナル方面行きの沖縄バスが通過していった。

このバス停からも191番のバスに乗車できるが、時間があるので、ローソンで飲み物を購入した後、来た道を馬天営業所まで戻った。

 

2023/3/12:東陽バス:191番・城間線(一日橋経由):馬天営業所→儀保

東陽バス馬天営業所。のどかな雰囲気である。

 

出発時刻の12時15分になると、バスが到着した。運転士も先ほどと同じ方であった。

 

儀保には13時02分に到着した。馬天営業所から儀保までは530円であった。

 

【2023/3沖縄】(目次

13,那覇2日目の夜:海さん市 ほか:2023/3/11【2023/3沖縄】

14,東陽バス「191番 城間線(一日橋経由)」:730バス:2023/3/12【2023/3沖縄】【←本記事】

15,沖縄都市モノレール「ゆいレール」:(1)てだこ浦西へ:FIBAバスケットボール ワールドカップ2023ラッピング号:2023/3/12【2023/3沖縄】

 

【沖縄のバス乗車記録】

11,那覇から名護へ:沖縄バス「77番 名護東線」:2023/3/11【2023/3沖縄】

6,那覇から美ら海水族館へ:やんばる急行バス・予約便:2017/1/22【2017/1沖縄】

 

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