日本のバス バス 記録 2023/3沖縄

11,那覇から名護へ:沖縄バス「77番 名護東線」:2023/3/11【2023/3沖縄】

投稿日:2023年5月4日

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2023年3月11日土曜日。那覇での計画は、ゆいレールの延伸区間に乗車することくらいしか考えておらず、その他、詳細な計画は一切立てていなかった。とは言っても、ホテルにとどまることは考えておらず、この日は11時過ぎにホテルを出た。

まずは那覇バスターミナルへ行く。ゆいレールの旭橋駅前を越えてすぐのところにある。バスターミナル自体は以前からあったが、新しい建物ができたのは2018年である。

中にも車道側にもバス乗り場がある。

 

2023/3/11:沖縄バス:77番 名護東線:那覇バスターミナル→名護十字路

5番乗り場で、すぐの11時17分に沖縄バスの「77番 名護東線」名護バスターミナル行きがあるのを見つけた。

 

名護は沖縄本島北部に位置する市で、那覇から名護へ行くのであれば、沖縄バス・那覇バス・琉球バス交通・東陽バスが運行している111番・117番か、やんばる急行バスの高速バスに乗るのが一般的であろう。ただ、高速を通らずに下道を行く便もあり、1つは、那覇から嘉手納を経て、沖縄本島西部のリゾートホテルを経由して名護へ向かう「20番・120番 名護西線」、もう1つは、那覇から普天間、コザ、金武、辺野古を経由して名護へ向かう「77番 名護東線」である。両路線共に2時間以上の長大路線であるが、名護東線の方が所要時間は少し長い。

私は、15年ほどに名護東線に乗車したことがある。このときは、名護を朝に出て、辺戸岬と今帰仁城を見て、夕方、名護バスターミナルに戻ってきた。那覇のホテルを予約していたが、那覇行きの高速バスは既に最終が出た後で、すぐに出発する名護東線に乗った。名護から那覇まで3時間近くかかったはずである。当時は携帯電話を持っておらず、地図も手元になかったので、いつ到着するかを調べることもできず、夜だったこともあり、ただただ長い路線だなと思った。

そのようなことを思い出し、今回改めて乗車することにした。

 

15年ほど前に乗ったときは観光バスタイプの車両であったが、今回乗車した11時17分発の名護バスターミナル行きは、路線バスタイプの車両であった。(後ほど撮影)

 

バスは11時17分に那覇バスターミナルを出発した。パレット久茂地の前にある県庁北口停留所を出ると、バスは国道58号に出る。

 

那覇市内の国道58号は車線も片側4車線ある広い通りで、交通量も多い。

このあたり、各停留所には、駅名標のようなものがある。沖縄の地名は一見難しいものが多い。安謝橋は言われればまだ分かるが、次の勢理客は知らないと「じっちゃく」とは読めない。

 

安謝橋を出て、安謝川を渡ると、バスは那覇市から浦添市に入る。勢理客の次の第一仲西あたりからは、左にキャンプ・キンザーが広がる。

第一仲西の次は仲西である。沖縄でバスに乗ると「第一○○」「第二○○」という停留所を時折目にする。

 

城間を過ぎるとキャンプ・キンザーが終わり、普通の幹線道といった感じになる。コンクリート造りの経年の建物が目立つ。

ブルーシール本店前という停留所がある。左側にブルーシールの建物があった。

 

バスは牧港川を渡り、浦添市から宜野湾市に入った。

大山というバス停がある。下の方に海が見えた。

 

ここまで58号を直進してきたが、伊佐の交差点で右折して普天間方へ向かう。

広い空き地になっているところや、工事中の箇所もあった。

 

普天間には12時02分に到着した。定刻8分遅れである。バス停の屋根が独特であるが、近隣にある普天間宮を模しているのだろうか。

 

普天間を出ると、バスは北中城村に入る。

キャンプ・フォスターの脇を走る。

 

武宇留原、瑞慶覧と難読地名が続く。前者は「ぶうるばる」、後者は「ずけらん」らしい。

比嘉西原を出ると、沖縄市に入る。プラザハウス前という停留所は、プラザハウスというショッピングセンターの前にある。

 

中の町。

沿線で、時々「那覇-コザ 基幹急行 停車バス停」と書かれたシールの貼られたバス停があった。これは、那覇~コザ間を急行運転する「でいごライナー」の停車停留所を示すものである。この急行便は、平日のみ、朝晩を中心に設定されている。

 

この辺りは高層の新しめの建物が並んでいるが、細い道を入っていくと古めの建物も多い。栄えている感じはある。

 

コザには12時27分に到着した。定刻12時12分であるから、15分遅れである。渋滞もなく、乗降も多くなく、順調に流れているように見えたが、遅れが拡大している。

 

江州の手前で、沖縄市からうるま市に入った。

 

12時48分に安慶名に到着した。

 

この付近では、車窓左側にキャンプ・マクトリアスがある。

 

進むにつれて、郊外といった感じになっていく。

 

13時18分に屋嘉を通過する。19分遅れである。

進行方向右側には海が見える。この辺りには、屋嘉ビーチというビーチが続いている。

 

のどかな風景となった。

 

すぐ右側に海が見えた。

 

うるま市から金武町に入る。金武ICを通過する。ここには高速バスの停留所があるが、このバスは停車しない。

 

引き続き、海沿いを走る。

 

キャンプ・ハンセンの脇を通過する。

 

金武入口という停留所がある。このあたりから、金武(きん)町の中心地に入るということだろうか。

 

金武には13時31分に到着した。定刻12時59分であるところ、30分まで遅れが拡大した。速度も遅いわけではなく、順調に走っているように見えるので、やや不思議な感がある。ダイヤに余裕がないのだろう。

 

金武町から宜野座村に入り、道の駅ぎのざを通過する。

少し海から離れていたが、この辺りで再び海が見えた。

 

宜野座ICを通過する。金武ICと同様、ここにも高速バスの停留所がある。

 

この路線は宜野座ICには停車しないが、すぐ先に中央公民館前という停留所がある。この辺りが宜野座村の中心地なのだろうか。宜野座小学校、宜野座高校と続く。

 

所々、海の近くを走る。

 

宜野座村から名護市に入り、13時57分に辺野古に到着した。定刻13時27分であるところ、30分遅れである。ここで3名降りて、車内は私だけになった。

 

キャンプ・シュワブ。

 

キャンプ・シュワブを過ぎると、しばらくバス停がない区間となる。このあたりだっただろうか、車内のアナウンスで、本路線が補助金交付路線であることが案内された。

 

世冨慶IC付近。

 

世冨慶を過ぎると、名護市内に入ってきたという感じになる。東江、名護城入口を経て、名護十字路には14時17分に到着した。30分遅れであった。今回はここで降りることにした。運賃は那覇バスターミナルから1,880円であった。

 

複数の市町村を通過し、綺麗な海も見ることができて、乗り応えのある路線であった。全線を通して、アップダウンが多かったのは印象的であった。

 

名護十字路付近。あまり人気はない。

 

名護市営市場という公営市場があった。中では名護港で水揚げされた魚介類も売られていた。食堂や、弁当を売っている店もあった。時間があればここで昼食にしてもよかったが、次の予定を決めていたので、今回は中を見て、トイレを借りるだけにした。

 

【2023/3沖縄】(目次

10,那覇1日目の夜:ステーキハウス88 辻本店:2023/3/10【2023/3沖縄】

11,那覇から名護へ:沖縄バス「77番 名護東線」:2023/3/11【2023/3沖縄】【←本記事】

12,本部から那覇へ:第一マリンサービス「ジンベエ・マリン(タクマ3)」:2023/3/11【2023/3沖縄】

 

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【2006年の那覇バスターミナルの写真】

 

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