エル・カバナホテルに着いたのは18時30分であった。まだ夜は早い。バンドン近郊では夜遅くまで列車が走っているので、ちょっと乗ろうかと思う。
バンドン駅までは徒歩5分程度、未舗装の道を歩いていく。
2019/2/3:Local Bandung Raya:376:Bandung→Kiaracondong
バンドン近郊の列車はローカル・バンドン・ラヤ(Local Bandung Raya)と言い、基本的にはパダラランとチカレンカ(Cicalengka)の間を走っている。列車によっては、プルワカルタまで足を伸ばしたり、あるいは反対にCibatuまで足を伸ばすものもある。
19時18分発のチカレンカ行きの列車に乗ることにする。とりあえずキアラチョンドン(Kiaracondong)まで購入する。キアラチョンドンは、バンドン第2の駅で、主にEkonomi主体の長距離列車のバンドンの拠点駅である。キアラチョンドンまではRp5,000也。
ホームに入ると、スラバヤ行きの夜行列車トゥランガ(Turangga)が停車している。
まもなく、パダラランからのチカレンカ行きが到着する。全車Ekonomiで、1960年代の車両を8両連ねている。
乗車券には座席番号は書かれていない。自由席である。適当な車両から乗車する。
車内は、長距離のEkonomiと同じで、6人掛けと4人掛けのボックスで構成されている。列車は比較的空いている。
キアラチョンドンには19時30分に到着する。ここでこの列車は19時54分まで停車する。キアラチョンドン駅であるが、ホームはやはり立派である。しかし、予想外に改札の付近が小さな作りである。他にメインの改札口があるのか分からぬが、これで人を捌ききれるのかと思う。
2019/2/3:Local Bandung Raya:376:Kiaracondong→Cimekar
さて、すぐにバンドンへ折り返す列車はない。むしろ、先ほどの列車でもう一駅先のCimekarまで行くと、ちょうど都合良くバンドン方向への折り返し列車がある。そこまで行くことにする。乗車券を購入する。Rp5,000也。
キアラチョンドン駅ホームにて。
先ほどの列車に再び乗る。
19時54分にキアラチョンドンを出発し、20時03分にCimekarに到着する。
Cimekar駅駅舎。
駅前に続く一本道は暗く、両側に民家がある。
2019/2/3:Local Bandung Raya:359:Cimekar→ Bandung
20時16分のプルワカルタ行きでバンドンへ戻る。乗車券を購入する。Rp7,000也。
Cimekar駅にて。
バンドン方面プルワカルタ行きの列車が入線する。
車内。空いており、乗客は思い思いの姿勢で寛いでいる。
バンドンには20時43分に到着した。
いったんホテルに戻り、ベッドに倒れると、気がついたら23時であった。まだ夕食を食べていない。慌てて外に出る。ホテルの脇の通りにはまだ開いている屋台も多い。サテーの屋台があったので、ここに入る。
鶏肉のサテーを5本、山羊のサテーを5本とご飯を注文する。値段はRp20,000程度だったか。
その後、コンビニに行き、デザートや飲み物を購入しホテルに戻る。
【2019/2インドネシア】(目次)
12,バンドン:エル・カバナホテル(El Cavana Hotel):Executive King Bed:2019/2/3【2019/2インドネシア】
13,ローカル・バンドン・ラヤ(Local Bandung Raya):2019/2/3【2019/2インドネシア】【←本記事】
14,バンドンからジャカルタへ:臨時アルゴ・パラヒャンガン(Argo Parahyangan Tambahan)7051列車:2019/2/4【2019/2インドネシア】
【過去のバンドン近郊列車の乗車記録】
35,パダラランからバンドンへ:KRD Ekonomi 930列車:2011/9/19【2011/9インドネシア】
34,バンドンからパダラランへ:KRD PATAS 787列車:2011/9/19【2011/9インドネシア】