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8,松浦鉄道西九州線:MR-600形:2022/12/24【2022/12九州】

投稿日:2023年1月27日

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松浦鉄道は、長崎県の佐世保と佐賀県の有田とを結ぶ路線である。佐世保から見て有田は東に位置し、JR佐世保線経由だと20.6km、普通列車でも30分程度の区間であるが、松浦鉄道は、北松浦半島沿いの佐々町、平戸市、松浦市、伊万里市を経由して大回りで有田へ向かう。総距離は93.8kmである。全線開通したのは1945年で、当時は国鉄松浦線であった。1988年に第三セクターに転換、松浦鉄道西九州線となり、現在に至る。

運転系統は途中の伊万里で分かれており、佐世保~伊万里間は直通列車が1時間に1本程度あるほか、佐世保~佐々の区間列車も運行されている。伊万里~有田間も昼間は1時間に1本の運行で、朝晩は2本の時間帯もある。

 

2022/12/24:松浦鉄道西九州線:普通:佐世保→伊万里

長崎から大村線経由の快速シーサイドライナーに乗車し、13時04分に佐世保に到着した。次の列車は13時23分発の伊万里行きである。接続は良いが、佐世保で食事をとる時間はない。駅のコンビニでおにぎりを買った後、松浦鉄道の乗り場へ向かった。

 

階段・エスカレーターを上ったところにホームがあり、自動券売機がある。

 

列車が止まっている側と反対側には松浦鉄道の窓口がある。さらにその先に進むとJR九州との乗り換え改札がある。

 

この窓口で1日乗車券を購入した。2,500円である。佐世保から有田まで全線乗り通すと2,600円であるから、全線乗車するのであれば1日乗車券を購入するのが良い。

 

松浦鉄道のホームは2つあり、13時23分発の伊万里行きは2番線からの出発であった。

 

伊万里行きの車両はMR-600形1両編成であった。2007年から導入された、松浦鉄道の主力車両である。

松浦鉄道のマスコットキャラクター「マックスくん」が迎えてくれる。

 

佐世保中央方面を撮影。

 

MR-600形の車内は、4人掛けボックス、1人掛け転換クロスシートとロングシートで構成されている。既に座席はある程度埋まっており、ロングシートの部分に座った。なお、終点の伊万里までは2時間以上であるが、車内にトイレはない。

車内(後ほど撮影)

4人掛けボックスシート。

転換クロスシート。

 

クロスシート、ボックスシートには、窓側に小さなテーブルがある。

 

運転台付近。ICカードの端末があるが、松浦鉄道ではSuicaなどの交通系ICカードの使用も可能だという。

 

乗車した列車は松浦市とのコラボレーション車両であった。松浦市はアジの水揚げ量日本一を誇り、近年は「アジフライの聖地」プロジェクトを実施しているという。車内には「松浦アジフライ憲章」が貼られていたり、「日本一の本気のアジわい。」などと記されたポスターが吊されていたりした。

吊り輪にもアジフライがある。

 

佐世保の次の佐世保中央で座席がほとんど埋まり、立つ客も出始めた。佐世保中央を出ると、次の中佐世保間までは僅か200mであり、この区間は駅間が日本一短い区間としても知られている。佐世保中央駅を出てすぐに中佐世保駅到着の案内が流れる。列車は国道35号を越えると中佐世保駅に到着した。

この「日本一短い駅間」ができた経緯であるが、まず1961年に中佐世保駅が開業し、1990年に、そこから佐世保寄り僅か200mのところに佐世保中央駅が開業した。乗りものニュースの「隣の駅までわずか200m! 「日本一短い駅間」なぜ生まれた? 国道も関係」(2017年11月17日)という記事によると、佐世保中央駅付近には日本一長いアーケード街として知られる「さるくシティ4○3」があるが、中佐世保駅からこの商店街へ向かうには大きな国道を渡る必要があり、商店街直結の駅を作って欲しいとの地元の声を受けて、佐世保中央駅を新設したのだという。

中佐世保から佐世保中央までは1分弱であった。

 

北佐世保駅で、佐世保行きの列車と行き違いをした。

 

真申でも佐世保行きの列車と行き違いをした。「真申」と書いて「まさる」と読む。佐世保行きの列車は1編成のみの在籍であるMR-500形であった。

 

14時07分に佐々に到着した。佐々では降車客が多かった。佐世保から佐々までは時間帯によっては20分に1本の間隔で列車があるが、ここから伊万里までは1時間に1本程度となる。佐々駅には車両基地があり、ここで乗務員交代が行われた。

 

この辺りでも少し雪が残っている。

 

高岩駅。待合スペースにはMR-400形のイラストが描かれている。

 

ほとんどが無人駅のようであるが、駅舎がある駅もある。写真は江迎鹿町駅。

 

14時44分にたびら平戸口に到着した。到着前のアナウンスでは、日本最西端の駅である旨の案内が入れられていた。2003年に沖縄都市モノレールが開業したことによって日本最西端の駅は那覇空港駅となったが、普通鉄軌道方式で全国の各駅とレールで繋がっている駅としては、たびら平戸口駅が今も日本最西端の駅である。

 

たびら平戸口駅で客がほとんど降り、車内は、ここから乗ってきた1名を含めて3名となった。ただ、乗り続けているもう1名も鉄道旅行といった風であり、地元客は1名のみだったかもしれない。

 

たびら平戸口を出ると、車窓からはときおり海が見える。

 

東田平駅。駅名に「東」がつく駅としては日本で一番西にある駅だという。

 

東田平を出ると、平戸市から松浦市に入る。松浦市に入って一番最初の駅は西木場駅である。「木場」と書いて「こば」と読む。

ネコがアジを抱えたかわいらしいイラストがある。

 

御厨駅。静岡県の東海道本線にも同名の駅がある。

 

松浦に近づくと街が現れる。

 

松浦には15時12分に到着し、3分ほど停車した。

 

たびら平戸口から松浦までは客は少なかったが、松浦以降は再びポツポツと乗車がある。

伊万里に近づくと雪が目立つようになってきた。

 

終点の伊万里には15時53分に到着した。

 

2022/12/24:松浦鉄道西九州線:普通:伊万里→有田

向かい側から、すぐの15時56分に有田行きが出発する。

 

列車には武雄市のヘッドマークが掲げられていた。

 

車内でも主に武雄市のポスターが吊されていた。

 

伊万里からは10名ほどの乗車であった。伊万里駅は頭端式の構造で、佐世保行きも有田行きも同じ方向に出発する。出発後まもなくして佐世保行きの線路と分かれる。

 

列車は有田川に沿って走る。

 

大木駅。ホームには雪がうっすらと残っている。

 

蔵宿駅。駅の中に喫茶店があるようである。

 

黒川駅。「黒川」と書いて「くろごう」と読む。溶けた雪でホームが濡れていた。

 

終点の有田には16時20分に到着した。JR佐世保線との接続駅である。佐世保線に乗れば佐世保から有田まで30分程度であるが、北松浦半島をぐるっと回り、約3時間かけて有田まできたわけである。

降りる際に、運転手から「精算済票」をもらった。

 

有田駅はJR貨物の駅でもある。

 

有田駅。

駅舎内には有田銘品館があるが、既に閉まっていた。

駅のみどりの窓口も閉まっており、無人駅の状態であった。

 

有田駅前。

 

2022/12/24:松浦鉄道:普通:有田→伊万里

この後、乗り残していた伊万里~山本間のJR筑肥線に乗車すべく、松浦鉄道で伊万里まで戻ることにした。

折り返し、16時30分発の伊万里行きに乗車した。

 

伊万里には16時55分に到着した。

 

伊万里駅には駅舎があるが、駅舎を通らなくても外に出ることはできる。

 

駅舎に入る。

入口には、松浦鉄道の鉄道むすめ「西浦ありさ」の幟があった。

 

駅舎内には、西肥バスの切符売り場、喫茶店、お土産店がある。

 

JR伊万里駅は道路を渡って向かい側である。伊万里駅では松浦鉄道とJR筑肥線とは線路が繋がっていない。

駅の2階に上がるとJR駅への通路がある。

 

写真左側が松浦鉄道、右側がJRの伊万里駅である。

 

【2022/12九州】(目次

7,長崎から佐世保へ:JR大村線:区間快速シーサイドライナー:YC1系:2022/12/24【2022/12九州】

8,松浦鉄道西九州線:2022/12/24【2022/12九州】【←本記事】

9,伊万里から山本を経て佐賀へ:JR筑肥線(伊万里~山本)・JR唐津線:キハ125形:2022/12/24【2022/12九州】

 

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