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6,いすみ鉄道:2010/5/22【2010/5関東】

投稿日:2019年6月21日

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いすみ鉄道は、千葉県の大原を起点として、内陸部の上総中野までの26.8kmを結ぶ路線である。国鉄木原線として1934年に全線開通し、1988年にいすみ鉄道が引き継いで今に至る。大原ではJR外房線と接続し、上総中野では小湊鐵道と接続する。

いすみ鉄道の大原駅は、JR大原駅の隣にある。

いすみ鉄道の大原駅には売店が入っており、お土産物も充実していた。

「勝浦タンタンメン丼の素」と書かれたレトルト食品が売られていた。値段は500円で、この手のレトルト食品としてはやや高めであるが、面白そうなので買った。また、「いすみ鉄道ムーミン列車応援ソング」とやらCDも1000円で売られていたので買う。

その売店で、五井までの連絡乗車券も購入できた。1,600円也。この「房総横断記念乗車券」は、いすみ鉄道と小湊鉄道の乗車券を別々に購入するよりも470円ほど安く、さらに途中下車もできるとのことである。

大原駅改札口。

 

2010/5/22:いすみ鉄道いすみ線:普通:大原→上総中野

次の上総中野行きの列車は、9時42分発である。ムーミンのステッカーが貼られた黄色い気動車である。

列車に乗車する。車内はロングシートである。写真は後ほど撮影。

ムーミンも乗っている。

必要はないが、一応とった。

出発前に、運転手が車内の前部に立ち、「1日乗車券をお買い求めの方はいませんか?」「五井方面に乗り継がれる方はいませんか?」と聞いて廻る。五井方面への連絡乗車券を求める客がいることを確認すると、無線でその旨を連絡している。大多喜駅で準備するらしい。

10人程度の客を乗せた気動車は、ぶるぶると振動を立てて、定刻に大原を出発した。ゆっくりとでもなく、かといって速くもない、ちょうど良いスピードで走る。窓からの風が心地よい。ただ、運転手は気を利かせたのか、次の西大原に到着したときに「車内に冷房を入れるので、窓を閉めてください」と案内した。乗客が手分けをして窓を閉める。

車窓から。

乗客を見ると、明らかに旅行客と見える格好の人もいるが、一方で地元客とおぼしきグループが割引乗車券を持っている。いすみ鉄道は様々なタイプの割引乗車券を発売しているので、地元客にも使い勝手がよいのだろう。

ほとんどが無人駅であるが、国吉駅には係員がいた。駅舎もちょっとしゃれている。

停車駅を知らせるテープのアナウンスでは、この列車の燃料にはバイオディーゼル燃料が混ぜられている旨、その燃料は大多喜の家庭の天ぷら油などから作られている旨が案内される。

大多喜城が見えると大多喜に到着する。

大多喜駅は有人駅で、駅構内に車庫がある。いすみ鉄道の中心駅のようである。ここで4分程度停車する。その間に駅員が乗り込んできて切符を販売する。

本多忠勝像。上総大多喜藩初代藩主。

大多喜で乗務員交代をして、10時14分に上総中野へ向けて出発する。

10時35分、終点の上総中野に到着した。ちょうど、小湊鉄道の車両も同時に入線してきた。

上総中野駅。

 

【2010/5関東】(目次

5,鎌取から大原へ:JR外房線:2010/5/22【2010/5関東】

6,いすみ鉄道:2010/5/22【2010/5関東】【←本記事】

7,小湊鐵道:2010/5/22【2010/5関東】

 

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