2021年3月20日土曜日。この日は函館へ向かい、函館の路面電車と道南いさりび鉄道に乗車した後、函館空港から飛行機で東京へ戻る。
札幌から函館へは、6時52分発の特急北斗4号で向かう。事前に、えきねっとの「トクだ値」で、乗車券・特急券を4割引で購入していた。札幌から函館まで5,660円であった。
これまでも札幌から函館までを通しで乗車したことはあるが、いずれも夜間に急行はまなすでの乗車であり、昼間に通しで乗車するのはこれが初めてである。
2021/3/20:JR函館本線・千歳線・室蘭本線・函館本線:特急北斗4号:札幌→函館
6時40分過ぎにホテルを出て、札幌駅へ向かう。
まだ人は少ない。
券売機で、えきねっとで購入していた「トクだ値」の乗車券・特急券を受け取る。
6時52分発の特急北斗4号は、6番線からの出発であった。
車両はキハ261系1000番台の5両編成である。JR北海道では、この3月のダイヤ改正より特急列車の減便、減車を行った。北斗4号はこれまで7両編成であったが、2両減車しての5両編成による運行となった。1号車がグリーン車、2号車・3号車が指定席、4号車・5号車が自由席である。
早速乗車する。
内側から見ると、ドアは黄緑色に塗られている。
2号車の乗車は半分強であった。多くもなく少なくもなく、といった感じである。
座席は、可動式枕を備えたグレードアップ座席であった。可動式枕を備えた普通車の座席は、現在では新幹線や特急列車で多く採用されているが、最初はJR北海道の特急列車だったのではないかと思う。
座席にはコンセントは設置されていない。その代わりだろうか、デッキにはモバイル専用のコンセントが設置されていた。
2号車には車いす対応のトイレがある。
その奥には男性用トイレも設置されている。
定刻6時52分、特急北斗4号はディーゼル音をうならせながら札幌駅を出発した。
次の停車駅は新札幌である。7時01分に到着した。ホームには多くの客がいるが、この列車に乗ってくる客は少ない。大型のスーツケースを持った客もいるが、この後に来る快速エアポートを待っていたのかもしれない。
新札幌を出ると、南千歳、苫小牧、登別、東室蘭、伊達紋別、洞爺、長万部と、主要駅に停車していく。ほどよい揺れが眠気を誘い、しっかりと寝てしまう。気がついたときには、列車は内浦湾に沿って進んでいた。
八雲を出て森に近づいた付近で、しっかりと目が覚める。
森には9時54分に到着した。
森を出ると、次の停車駅は大沼公園である。
大沼公園を出ると、10時22分に新函館北斗に到着した。北海道新幹線との乗換駅である。ここで乗客の半数程度が降りていった。
新函館北斗を出ると、五稜郭、終点函館の順に停車をする。
函館駅にさしかかろうとするところで、減車で余剰となったのであろう特急車両が見えた。
函館には定刻10時38分に到着した。
【2021/3北海道】(目次)
5,札幌:JRイン札幌:シングルルーム:2021/3/19【2021/3北海道】
6.札幌から函館へ:特急北斗4号:2021/3/20【2021/3北海道】【←本記事】
【JR北海道の特急列車の乗車記録】
12,稚内から札幌へ:特急サロベツ:2010/2/15【2010/2北海道】
【これまでの千歳線・室蘭本線・函館本線の乗車記録】
4,青森から札幌へ:急行はまなす:2010/2/13【2010/2北海道】
15,東室蘭から青森へ:急行はまなす:2009/3/11【2009/3北海道】
7,長万部から札幌へ:JR室蘭本線・千歳線:2009/3/10【2009/3北海道】
3,青森から札幌へ:急行はまなす:2007/3/13【2007/3北海道】
7,室蘭から苫小牧へ:JR室蘭本線:2006/7/30【2006/7北海道】
5,函館から東室蘭へ:JR函館本線・室蘭本線:2006/7/29【2006/7北海道】