シンガポール行きのANA111便は10時20分に搭乗開始とのアナウンスがある。10時20分にラウンジを出て、41番搭乗口に向かう。
2013/10/31:ANA111便(NH111):成田→シンガポール:B787-8(JA801A)
本日の飛行機はB787-8であった。前回は767だったので今回もそうだろうと思ってきちんと調べていなかったのだが、10月27日から787での運航になったらしい。しかも、初号機である。
41番搭乗口から搭乗する。
搭乗券。
ドア付近の開放感が他の機材と異なる。787は違うなと感じさせる。
前方のビジネスクラスを経て、エコノミーの区画に入る。2+4+2の座席配置である。エコノミーでこの座席配置をしている航空会社は、世界的に見ても日本航空とANAだけであり、ANAも国内線及び近時導入した長距離国際線用機材では、しれっと3+3+3の配置を採用している。しかし、2+4+2の配置で特段余裕があるというようには感じられないので、3+3+3の配置だと、かなり詰め込み仕様になるような気がする。
機内。(一部は巡航中に撮影)
虹色。
非常口案内は"EXIT"ではなくお馴染みのマーク。
禁煙マークは座席の背面にある。
安全のしおり。
窓にはカーテンがなく、ボタンで操作する。5段階で明るさを調節できるようになっており、一番暗くすると、濃紺に見える。
トイレにも新型機らしさがあった。便座にはウォッシュレット機能が付いている。さらに、水を流すボタンを押すと、水が流れると同時に便器のふたが閉まるようになっている。トイレは飛行機にしては広く、窓が付いていた。
10時35分にドアクローズとなる。空席が多い。隣は空席だったため、2席使うことができた。
10時40分に出発する。エンジンの始動音が他の飛行機とは違うなと感じる。どことなく、機械的な音である。
10時50分、出発ラッシュに巻き込まれることなく、すんなりと離陸した。40000フィートまで上昇する。
シートベルトサインが消えると、おつまみと飲み物のサービスがある。
その後、しばし寝入ったようで、起きると、既に沖縄本島付近を飛んでいた。出発から2時間が経過している。食事はまだなのかと思っていると、通りかかった客室乗務員に「食事はどうされますか」と聞かれる。どうやら、他の人はもう終えているらしい。今まで何度も飛行機に乗っているが、食事の時間に気が付かなかったのは初めてであった。洋食をもらう。チキンのクリーム煮、ペンネパスタ添え。特段の印象はなかったが、美味しく食べられた。
乗っているときの騒音は、新しいだけあって、やはり静かである。ただ、主翼は、見て分かるほどにしなっている。
客室乗務員はたびたび巡回して、お茶やジュースのサービスをしてくれる。
シンガポール時間にして16時05分、客室乗務員から、あと5分ほどで降下をはじめるとのアナウンスがある。16時10分過ぎに高度を降ろし始める。
16時30分頃にシートベルトサイン点灯し、16時45分に着陸した。着陸間際に、窓からマリーナ・ベイサンズが見える。3つの高層ビルの上に船が乗っているというデザインの建物である。数年前、はじめて見たときは、見間違えではないかと思った。地震がない国ならではの建物であると思う。
着陸後、E22番搭乗口まで走行する。窓が曇る。
E22番搭乗口には16時50分に到着した。40分の早着であった。
【2013/10インドネシア】(目次)
4,成田空港:第1ターミナル:ANAラウンジ(第4サテライト):2013/10/31【2013/10インドネシア】
5,成田からシンガポールへ:ANA111便:2013/10/31【2013/10インドネシア】【←本記事】
6,シンガポール・チャンギ空港:第2ターミナル:クリスフライヤーゴールドラウンジ:2013/10/31【2013/10インドネシア】
【成田→シンガポール便の過去の搭乗記録】
5,成田からシンガポールへ:ANA111便:2013/3/18【2013/3インドネシア】
4,成田からシンガポールへ:シンガポール航空637便:2012/2/25【2012/2ドイツ】
6,成田からシンガポールへ:ユナイテッド航空803便:2011/9/11【2011/9インドネシア】
5,成田からシンガポールへ:ユナイテッド航空803便:2011/4/19【2011/4インドネシア】
8,成田からシンガポールへ:ユナイテッド航空803便:2010/8/13【2010/8シンガポール・マレーシア】