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37,バンドンからスラバヤへ:アルゴ・ウィリス(Argo Wilis)6列車(2):2011/9/20【2011/9インドネシア】

投稿日:2019年7月15日

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前から続く

バンジャル(Banjar)を10時42分に発車する。

隣客は、厨房のスタッフからナシゴレンを購入している。人が食べているのを見ると食べたくなる。今日は腹の調子がよい。私も、次にスタッフが巡回してきた時に、ナシゴレンを頼む。このナシゴレンだが、サンバルを入れて炒めたようで、辛みが効いている。ただ、激辛ではなく、ほどよい辛みであった。Rp20,000也。

 

お腹が一杯になると眠くなる。気がついたら寝ていた。

12時24分、クロヤ(Kroya)に到着する。ここから南幹線をスラバヤまで走る。12時28分に出発する。

クトアルジョ(Kutoarjo)には15分遅れで13時24分に到着する。ここで欧米系の客がまとめて降りる。

 

出発後に線路を見ると、いつの間にか複線になっている。ちょうどこのとき、バンドン行きのアルゴ・ウィリスとすれ違う。

 

ジョグジャカルタ(Yogyakarta)には14時15分に到着した。隣客はここで降りる。ここで降りる客は多く、ポーターが停車前から乗ってくる。もっとも、物売り同様車内まで入ってはいけないのか、デッキのところで待機している。

ジョグジャカルタでは6分ほど停車する。ホームに降りる。実は、この駅には2006年3月にも来たことがある。家族旅行でインドネシアに来た際、現地のツアーでボロブドゥールやプランバナンを見たのだが、客が我々しかおらず、時間が余ったので駅に寄ってもらったのである。何となく懐かしい気分になる。ただ、入場券を買ってホームに上がるのと、列車からホームに降りるのでは、やはり感覚が違う。列車から駅に降り立つ方がよっぽと気分が良い。

 

ジョグジャカルタを14時21分に出発する。この後、隣に客が来ることはなかった。

車窓から。

 

厨房のスタッフが、今度はパイ包みのスープを持って巡回する。これを持って巡回していることも何度かあったので、Mee RebusやNasi Gorengと並ぶ定番商品なのだろう。小腹が減ったので、早速注文。パイの下にはクリーム状のあっさりとしたスープが入っていた。美味しい。これは後で分かったのだが、厨房車の冷蔵庫に保存しており、厨房で暖めて客に出しているようである。ただ、作りたてのように美味しい。これはRp12000。"Zupa-zupa"という名の食べ物であった。ちなみに、スタッフにはよく食べる外国人だと思われたのだろう、4回目なので顔も完璧に覚えられた。

それにしても、厨房のスタッフ、車内を何往復しているのだろうか。しょっちゅう目にする。それも、料理を持って行ったり来たりしているので、相当体力を使うだろうと思われる。バンドンからスラバヤまでほとんど休み無しで働いているようであった。

厨房のスタッフの他に、車内販売のスタッフも時々車内を巡回する。カートを使って、お菓子などを売る。ジョグジャカルタの駅を過ぎると、レパートリーが1つ増えた。地元のお菓子を売っているのだろう。

 

ソロ・バラパン(Solo balapan)には15時10分に到着し、15時15分に出発した。

車窓から。

 

マディウン(Madiun)には16時37分に到着し、16時42分に出発した。

マディウンには車両メーカーであるINKA社の工場がある。

車窓から。

 

17時30分頃になると次第に暗くなり始める。17時50分にケルトソノ(Kertosono)に停車したときには、真っ暗になりかけであった。

その後、18時06分にジョンバン(Jombang)に到着する。見た感じ、乗降客はいない。スラバヤはもう近い。

 

スラバヤ到着前に、やっと街の明かりが見えるようになるが、暗い。19時に終点のスラバヤ・グブン駅に到着した。途中で最大30分近く遅延したが、終点のスラバヤ到着は4分遅れであった。

食堂車のスタッフも見送りに出ている。もう顔なじみになったスタッフとお互いに挨拶を交わし、列車を降りる。

列車は客を降ろすと、あわただしく車庫に向けて出発していった。

乗って良かった。景色を見ていたら飽きなかった。

ちなみに、バンドンからスラバヤまでの料金だが、Rp235,000である。日本円にして約2,300円である。なお、乗車日によって適用される運賃が異なり、私の乗車した日は一番安い日であった。ちなみに、料金の高い日だと、Rp400,000を越えていた。

 

ARGO WILIS

停車駅 - 予定時刻(実際の時刻)

Bandung   7時00分(7時00分発)

Cipeundeuy 8時38分着・45分発(8時57分着・9時04分発)

Tasikmalaya 9時26分着・31分発(9時45分着・50分発)

Banjar 10時14分着・19分発(10時42分着・46分発)

Kroya 11時57分着・12時01分発(12時24分着・28分発)

Kutoarjo 13時09分着・14分発(13時24分着・27分発)

Yogyakarta 14時03分着・08分発(14時15分着・21分発)

Solobalapan 14時55分着・15時00分発(15時10分着・15分発)

Madiun 16時20分着・25分発(16時37分着・42分発)

Kertosono 17時37分着・42分発(17時50分着・52分発)

Jombang 17時57分着・17時59分発(18時06分着・08分発)

Surabaya Gubeng 18時56分着(19時00分着)

 

【2011/9インドネシア】(目次

36,バンドンからスラバヤへ:アルゴ・ウィリス(Argo Wilis)6列車(1):2011/9/20【2011/9インドネシア】

37,バンドンからスラバヤへ:アルゴ・ウィリス(Argo Wilis)6列車(2):2011/9/20【2011/9インドネシア】【←本記事】

38,スラバヤ:ファミリーゲストハウス(Family Guest House):Standard Double:2011/9/20【2011/9インドネシア】

 

【インドネシアのその他の優等列車の乗車記録】

30,ジャカルタからバンドンへ:アルゴ・パラヒャンガン(Argo Parahyangan):2011/9/18【2011/9インドネシア】

 

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