2024年6月2日日曜日。京都で2泊した後、東京へは、北陸新幹線を回って帰ることにしていた。ただ、それだけだと数時間で東京に着いてしまうので、北陸新幹線の延伸に伴い北陸本線から第三セクター転換されたハピラインふくい、IRいしかわ鉄道にも乗車することにした。
まずは、京都から敦賀まで湖西線経由で向かう。この区間、昼間は特急サンダーバードが1時間に1～2本、新快速が1時間に1本設定されている。急ぐわけではないから新快速でも良いかと思ったが、敦賀での新快速とハピラインふくいの列車の接続が悪く、京都からの新快速が敦賀に到着する数分前に、ハピラインふくいの列車が敦賀を出発するというダイヤになっている。今回は、特急に乗車することにした。
2024/6/2：特急サンダーバード17号：京都→敦賀
ホテルを10時頃にチェックアウトして、京都駅には10時15分頃に到着した。
特急サンダーバードは、関西と北陸を湖西線・北陸本線経由で結ぶ列車であり、かつては大阪と富山、金沢を結んでいたが、2024年3月の北陸新幹線開通以降は、大阪と敦賀のわずか136.9kmを結ぶ特急列車となった。1日25往復の運行で、敦賀では金沢・富山方面への北陸新幹線つるぎ号に最短8分で接続する。
敦賀発着となった3月のダイヤ改正で、特急サンダーバードは全車指定席となった。今回は京都を11時10分に出るサンダーバード17号の指定券を購入した。当日の購入であったが、座席表を見る限り、空席は多かった。
乗車券は、東京都区内から東京都区内までの片道乗車券を使うが、重複乗車となる京都～山科の乗車券は別途購入した。
11時10分発の特急サンダーバード17号は、定刻に京都駅に到着した。12両編成での運行で、車内は空いていた。
9号車に乗車する。
車内。
座席。
テーブル。
インアームテーブル。
頭上には読書灯がある。
各座席の網ポケットには、敦賀駅での特急から新幹線への乗り換え案内が入れられていた。
デッキ。
洋式トイレ。
男性用トイレ。
洗面台。
11時10分に京都を出発した。次の停車駅は終点の敦賀である。
山科から湖西線に入り、大津京のあたりからは進行方向右側には琵琶湖が広がる。列車は、このまま路線名の通り琵琶湖の西岸を進む。今にも雨が降りそうな天気で、しばらくするとザッと降った。
雨はいつの間にか止み、今度は青空になった。
近江塩津から北陸本線に入る。
敦賀に近づくと、左側から小浜線が合流する。
北陸本線の元の線路から離れる。
右側には新幹線の車両基地がある。
再び左側を見ると、在来線の車両基地がある。
奥の方に従来からの在来線の敦賀駅が見える、
終点の敦賀には12時03分に到着した。
特急サンダーバードと特急しらさぎは、敦賀では元からある北陸本線のホームではなく、北陸新幹線のホームの下の階に新設されたホームに到着する。この特急専用ホームは2面4線で、31番線と32番線は降車専用ホーム、33番線が特急サンダーバード、34番線が特急しらさぎの出発ホームとなっている。
北陸新幹線の新大阪までの全線開通は2046年と言われており、これからおよそ20年は、敦賀で特急と新幹線の乗り継ぎが行われることになる。
特急サンダーバード17号は、14分の乗り換え時間で、12時17分発の北陸新幹線つるぎ18号金沢行きに接続する。新幹線の方に向かう客も多かったが、一方でハピラインふくいの方へ向かう客も一定数いた。
【2024/5北陸】（目次）
2,京都：ホテルアンテルーム京都：シングルルーム：2024/5/31【2024/5北陸】
3,京都から敦賀へ：JR湖西線：特急サンダーバード17号：2024/6/2【2024/5西日本】【←本記事】
4,敦賀から金沢へ：ハピラインふくい・IRいしかわ鉄道：2024/6/2【2024/5北陸】
【JR西日本の特急列車の乗車記録】
11,米子から倉敷へ：JR伯備線：特急やくも16号：381系：2023/6/24【2023/6西日本】
6,岡山から出雲市へ：JR伯備線：特急やくも17号：381系：グリーン車：2023/6/23【2023/6西日本】
20,新大阪から新宮へ：特急くろしお11号：パンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」：2021/12/26【2021/12西日本】
10,鳥取から益田へ：JR山陰本線：特急スーパーおき3号：2021/12/25【2021/12西日本】
8,新大阪から鳥取へ：特急スーパーはくと11号：2021/12/24【2021/12西日本】
7,天橋立から新大阪へ：特急はしだて4号・特急こうのとり18号：2021/12/24【2021/12西日本】
13,福井から大阪へ：特急雷鳥4号：2009/9/7【2009/9西日本】