バスタ新宿を4時に出た東京空港交通のリムジンバスは、4時30分に羽田空港の国際線ターミナルに到着した。羽田空港からは、6時10分発のアシアナ航空177便でソウル・仁川へ向かう。
新型コロナウイルス感染症蔓延中ということもあり、中国行きの一部に欠航便があった。ただ、その他はほぼ通常通りの運行をしているようであった。
出発階に上がり、アシアナ航空のチェックインカウンターへ行く。空港内のベンチでは、横になって夜を明かしている人が多い。
チェックインはすぐに終わった。上級会員用の列は前に1人いるだけであったし、横のエコノミークラスのレーンも7、8人程度の列であった。チェックインの際には、中国に14日以内に滞在したか、クルーズ船に乗船していたか、ということを聞かれた。ソウル経由でフランクフルトまで、2枚の搭乗券をもらった。
早々に荷物検査、出国審査を済ませて制限エリア内に入る。
2020/2/29:羽田空港:国際線ターミナル:ANAラウンジ(110番ゲート付近)
110番搭乗口の近くにANAラウンジがある。
早速行ってみたが、受付で「もう少々お待ち下さい」と言われる。時計を見るとまだ4時50分であった。オープンは5時である。一旦下に降りて、ベンチで休む。
5時にラウンジに出直す。
飲み物はサーバーが使用中止となり、ペットボトル入りのジュースとミネラルウォーター、缶入りのビール、お茶が提供されていた。
食事のコーナーも、おにぎり、サンドイッチ、パン、サラダはすべて個別に包装されていた。こちらは係員が何人かいたので写真を撮るのが憚られ、撮らなかった。麺コーナーは通常通り開いているようであった。
軽く食べる。
2020/2/29:アシアナ航空177便:東京(羽田)→ソウル(仁川):A321-200(HL8071)
5時40分にラウンジを出て、107B搭乗口へ向かう。アシアナ航空177便ソウル・仁川国際空港行きは、既に搭乗が始まっていた。
搭乗券。
機材は、A321-200型機である。アシアナ航空の近距離路線ではしばしば見かける機体である。スターアライアンス塗装であった。
この時期だからか、それとも時間帯が良くないのか、機内は空いていた。
客室乗務員はマスク、手袋着用であった。
座席は、予めフロントゾーンと呼ばれるゾーンを指定しておいた。各機材の前数列がこのゾーンであり、ここを指定する場合には、日本発の韓国線であれば1,000円の座席指定料金が必要である。もっとも、エコノミークラスに上位の運賃で搭乗している客とアシアナ航空のダイヤモンド会員以上は、空席がある場合に限って無料で指定することができるようになっている。
座席背面。個人用テレビがついている。(離陸後に撮影)
定刻10分前の6時に、飛行機が動き出した。D滑走路まで延々と地上を走行する。D滑走路から離陸したのは、飛行機が動き出してから20分ほど経過した6時20分であった。
離陸後、機内食が配られる。仙台便でもおなじみのボックスとホットミールである。ホットミールの中身は牛丼であった。ボックスの方はこれまでの仙台便とは異なり、黒ごま豆腐、ワッフルと水が入っていた。美味しくいただいた。
食後にコーヒーとお茶のサービスがある。お茶をもらったが、意図的なのか温度設定を誤ったのか、ぬるめであった。
食後は着陸まで寝た。着陸のアナウンスがあり、リクライニングを元に戻したことは記憶しているが、その後は着陸まで意識がなかった。
本日の飛行ルート。
ソウル・仁川国際空港の9番搭乗口には8時34分に到着した。定刻が8時50分であるから、16分の早着であった。
【2020/2ヨーロッパ】(目次)
2,新宿から羽田空港へ:東京空港交通:深夜早朝アクセスバス:2020/2/29【2020/2ヨーロッパ】
3,羽田からソウル(仁川)へ:アシアナ航空177便:2020/2/29【2020/2ヨーロッパ】【←本記事】
4,ソウル(仁川)からフランクフルトへ:アシアナ航空541便:2020/2/29【2020/2ヨーロッパ】
【過去のアシアナ航空177便の搭乗記録】
4,羽田からソウル(仁川)へ:アシアナ航空177便:2012/3/28【2012/3中国・ロシア】
【羽田~ソウル(金浦)便の搭乗記録】
3,羽田からソウル(金浦)へ:アシアナ航空1075便:2012/10/30【2012/10インドネシア】